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人生を永くする科学『ストレスが強い国の方が長生き』になるという話

 こんにちは(o・ω・o)虫圭です。
 はじめまして。お馴染みの方は毎度ご贔屓頂き有り難うございます。

 またまた、私が楽しみにしている 池 辰彦 さんのnoteからインスパイアされましてnoteを投稿します。

 インスピレーションを喚起する素敵なnote
⇒【何のために学ぶのか?|池 辰彦

 
▪️テーマ

『ストレスが強い国の方が長生き』

 
 


▪️ストレスをポジティブに認識すると長生きする

 日本はストレス大国と呼ばれています。
 note読者の方にも、「日々強いストレスを感じて生活している……」という方もいるのではないでしょうか。

 ですが日本人はとても長命です。
 世界長寿ランキングでは1位のシンガポールに次いで日本が2位です。

 一方、強いストレスを受けている人は死亡リスクが43%も上がるという研究結果もあります。

 この結果を、みなさんはどう感じますか?

「やっぱりストレスは身体に悪いんじゃないか」

 そう感じますか?

 そもそも『ストレス』とは何でしょうか?

ストレス(英: stress)とは、生活上のプレッシャーおよび、それを感じたときの感覚である]。オックスフォード英語辞典では、苦痛や苦悩を意味する。
ストレスdistressが短くなった単語とされる。
精神的なものだけでなく、寒さ熱さなど生体的なストレスも含む。ストレスが健康に影響を与える研究が行われてきた。様々なストレス管理の方法がある。
しかし、近年の2012年の研究では、ストレスが健康に影響を与えると認識している群の死亡率が43%高まることが見いだされている。逆に認識していない群はそうではない。そのようなストレスに対する認識の影響の研究が進展している。

Wikipediaより

 Wikipediaにすら載っている通り、『ストレスが健康に影響がないと思っている人は、死亡率に影響が出ていない』とのこと。

 本当にストレスは悪いものなのでしょうか?

 人間はストレスを感じると、

コルチゾール⇒行動を起こすために作られるホルモン。出すぎると良くない。うつなどの原因になる
・DHA⇒免疫を向上させる
ホルモン

 という二つのホルモンが分泌されます。
 つまり、

 DHAの分泌量がコルチゾールを上回ると、ストレスの悪影響は強くない

 ということです。

 強度のストレスを受けていて、「ストレスは身体に悪い」と思っている場合は死亡リスクが43%上昇することが解っていますが、ストレスをポジティブに捉える人は逆に寿命がのびるということも解っています。

 例えば、『歳をとり、老いる』ことをポジティブに考えている人は寿命が7年伸びるそうです。

 また別の研究では、対人関係への考え方を聞き取り調査し、「他人を信用しない」と答えた人と、「信用する」と答えた人を長期追跡研究をした結果、人から裏切られることを恐れ「信用しない」と答えた人はその後の生存率が40%だった
 
 という結果でした。

『ストレス』自体は幸福なものではないかもしれませんが、捉え方次第で人生の幸福度を上げる要因になるということですね。


 冒頭に話した日本人は強度のストレスを受けていてなお長寿。ですが、ということは、現代に生きる私たちはストレスを前向きに捉えている。ということでしょうか?

 これは私見ですが、私はそうではないと考えます。
 何故なら、今100歳を迎えているような長寿な人たちは、戦中戦後を生き抜いた人たちだからです。
 困窮する環境のなか、それでも生きるために努力してきた人たちだからこそ、ストレスをバネにして、いわゆる『反骨精神』で困難に立ち向かっていたのではないでしょうか。

 であれば、現代の私たちはどうでしょう。
 医学や科学が進歩し、ずいぶんと生きやすくなりましたが(特に日本は)、ストレスを前向きに捉えれているでしょうか?

 アメリカでは、85%もの人が『ストレスは健康に悪いものだ』という認識を持っているそうです。

 インタラクティブなモチベーションになる素敵なnote
⇒【何のために学ぶのか?|池 辰彦

 こちらのnoteにも書かれているように、日本の子供たちの精神的幸福度はワースト2位です。

 日本に住む私たち大人はどうでしょう。

 あなたはどうですか?
 
 
 


▪️ストレスパラドックス

 という面白い思考論があります。

ストレスパラドックス」とは、「ストレスの多さは悩みと幸福感の両方に関わっている」ということです。 このパラドックスの結びつきは非常に複雑ですが、これを理解する1つの方法は、「ストレス」「悩み」「人生の意義」の間の関係性を見ることです。
⇒【ケリー・マクゴニガル ストレスとうまくつき合う法

 文章だと少し分かりづらいかもしれませんが、
『ストレスを感じていて幸福感を持っている人』と、
『ストレスを感じていない人』
 両者はどちらが幸福なのか。という内容です。

 比べるとこうなるそう↓

 ストレス(悩み)を感じている+幸福感を持っている人
・ストレスを前向きに捉えている
・ストレスから学びを得ている(成長している)
・ストレスとは、新しいこと・難しいことに挑戦している証拠


 ストレスを感じていない人
・ストレスは感じていないが、怒りや屈辱を感じている
・挑戦をしない(望むもの、挑む対象がない)
・ストレスの対象がない(大事にしているもの、価値観がない)
・資金があっても、大事なものがない

 つまり、ストレスを感じているということは、自分の大事なものを認識できている。身体が感じている。
 という思考です。

 ストレスを正面から受け止め、なぜストレスを感じるのかを考えると、自分の守りたいもの、大事なもの(価値観)、望むものが解る。
 そう考えると、ストレスを真面目に考えることこそ、現代に必要なの考え方なのかもしれませんね。

 
 
 
 
 今回はここまでです(o・ω・o)
 
 せっかく寿命の話をしたので、次回は

【寿命を延ばす方法】

 について、エビデンスのある話をしたいと思います。

 
 ここまで読んでいただき誠にありがとうございます。
 また発信できる価値のある知識を修得、実践していきますので、ぜひフォロー&🖤&Twitterにシェアしてください。

 皆さんへの貢献をモチベーションにしていますので。

 それではまた(o・ω・o)ノシ

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