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楠浦と「発明塾」の過去発明紹介(7)~「ナノテクStart-Up」時代(その1)
ようやく、2004年まで来ました。以下経歴にある通り、2004年にナノテクStart-Upを立ち上げており、2005年から、CTO 兼 事業責任者をしておりました。その間、大型の資金調達2回を行っており、そのうちの1回については、僕自身で、A4で100ページ以上の目論見書を作成しています。
その
「100ページ以上の目論見書」
の根拠になったのは、主に
「特許情報分析」
と、それに基づく
「ものづくり」の現場を「YouTube」で知る~動画検索(建設機械、車、ギター、光学フィルム、手術ロボット)
こんにちは、楠浦です。
10年が経過した学生版の「発明塾」では、
「ものづくりの現場を知らない」
大学生にアイデアを考えてもらうにあたり
「必要最小限」
の情報を、いかに
「効率よく」
理解してもらうか、常に工夫してきました。
その一つが
「動画検索」
です。
特許検索の話をすることが多いのですが、実際には、その背景を理解してもらうことの方が重要で、それに最適なのが
「動画
楠浦と「発明塾」の過去発明紹介(6)~「小松製作所(Komatsu)」時代(番外編)
コマツ時代、実は、IoT などという言葉がなかった時代に、
「IoT」
を実現しようとして、研究開発を行っていました。
今回は、それを紹介します。
● 「風車IoT」の着想を得る~「データ」は「権力」ここまで紹介した通り、コマツ時代は、風力発電関連の新規事業開発を担当していました。売るものがないと始まらないので、まずは、その開発と設計から、仕事が始まりました。
設計をしていて感じたこと。
楠浦と「発明塾」の過去発明紹介(4)~「小松製作所(Komatsu)」時代(続き)
以下記事で、コマツ時代の発明の紹介は ほぼ 尽くせているのですが、せっかくですので、特許情報の読み方を交え、少し深掘りしてみます。
楠浦と「発明塾」の過去発明紹介(3) ~ 「小松製作所(Komatsu)」時代
特許の
「被引用」
(↑特許庁による、特許被引用の解説PDFのURLリンクを埋めてます)
を見てみましょう。以下クリックいただくと、被引用のところにジャンプします。
25件ありま
楠浦と「発明塾」の過去発明紹介(3) ~ 「小松製作所(Komatsu)」時代
川崎重工での
「オートバイの新機種開発(エンジン開発)」
の次は、小松製作所で
「風力発電に関する新規事業開発」
を担当しています。経歴の、以下の部分です。
「2002年から株式会社小松製作所にて、風力発電関連新規事業開発に従事、開発・設計・生産技術・営業を担当」
当時、転職市場(人材紹介)などは存在せず、転職は
「負け組」
という雰囲気でした(笑
私の場合は、大学時代の先輩のお
楠浦と「発明塾」の過去発明紹介(2) ~ 「川崎重工(Kawasaki)」時代(続き)
前回に引き続き、Kawasaki(川崎重工業)時代の話です。
私が発明者に入っている特許を紹介しつつ、当時の発明(?)を振り返ります。
●「表面処理」は、材料コストを下げるという「価値」を持つ1つ目は、以下です。
ひとことでいうと、エンジン内部のある部品が、
「焼き付かないようにする表面処理」
の発明です。
これは、川崎重工業の明石技術研究所(通称、明石技研)の方々との、共同研究成果で
楠浦と「発明塾」の過去発明紹介(1) ~ 「川崎重工(Kawasaki)」時代
企業内「発明塾」サービスで、様々な企業の技術者の方、および、企画(新規事業開発含む)の方々とお会いして、よく質問をいただく内容の一つに
「楠浦さん、過去、どんな分野の発明(製品開発を含む)をされてきたんですか?」
が、あります。
以下、経歴のページに、アバウトな説明はありますが、わかりづらいですよねー。
「川崎重工業株式会社にて大型オートバイのエンジン開発に従事。2002年から株式会社小松