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改めまして…行動x発信専門家の黒坂です。フットワーク軽く行動し、楽しく発信してます

思えば、300記事近くも書いているのに、自己紹介noteを一つも書いていないことに気付いたのと、色々な区切りがあったので、改めましての自己紹介noteを書くことにしました。

①黒坂ってどんな人?
②書くことの良さって?
③それで、この先どうしたいの?

この3点について書きたいと思っています(ちょい長いですが)。

■ 普段は何をしているひと?

本業は、英国調査会社エバリュエート(主に、製薬企業向けのデータベースのサブスクや個別調査を実施)の日本法人に勤務しています。3月からフルリモート中です。私は流行りのジョブ型の仕事をしていて、主たる業務は、お客様(主に製薬企業)との議論を通じて、ご要望にフィットする個別調査分析内容を設定しご提案するコンサルタント業務になります。もちろんその後のレポート作成にも関わったりもします。

本業とは、別にアゼルバイジャンに日本語書籍を寄贈して黒坂図書館を作る活動を2016年3月から続けています。

また、最近は黒坂図書館のプロジェクトとして「知っておきたい あの話」と題したオンラインイベントを開催して、面白い話をしてくれる人に登壇頂いています。

今、私が好きでやっていることは以下のnoteでまとめてあります!

■ 黒坂図書館って何?

「智識は、人を高める」という理念に基づいて活動しています。
そして、「精神的/知的な自立を促し、希望に溢れた世界にしたい」
これを黒坂図書館プロジェクトを通じて実行に移しています。
私の使う「智識」というのは、智慧と知識を混ぜた造語です。
根源的・本質的な智慧でありながらも、知識として吸収できるような意味を持った言葉として私は「智識」を使っています。この智識は、自分も持っていて、もちろん他人も持ち合わせています。ただ、智識の多くは色々な言葉や体験の中にバラバラに含まれていると思っていて、それを見つけ、集めていくためは、書いて発信いくことが大切な行為だと私は思っています。

2016年にひょんなことからアゼルバイジャンという国に渡航する機会があり、その時に知り合った国立アゼルバイジャン言語大学のヤシャ―ル先生からこう言われました。

「日本語の本が足りないですよね。。。」
「じゃあ、日本に帰国したら本を集めて送ります!」

アゼルバイジャン滞在時からFBで本の寄贈を呼び掛ける発信をして、
帰国後2週間で約200冊(60kg!)を送りました。

こんな調子で日本語の本を送るプロジェクトを一人で開始して、途中でヤシャ―ル先生が黒坂図書館と命名し、看板まで作ってくれました。下の板チョコ色の看板がそれです(Kurosakaって書いてあります)。

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これまでに送った本は約2,300冊、手元にはまだ2,500冊以上あり、輸送の調整をしていたらコロナの影響で完全にストップしてしまっている状況です。

その過程で、CAMPFIREで2度クラウドファンディングを立ち上げて、本の輸送費をのべ120名の方々から170万円もの支援をいただきました!
以下は、2度目の時のものです。


アゼルバイジャンに日本語書籍の図書館を作る以外には、最近は色々な職業の方に登壇して貰うオンライン講座「知っておきたい あの話」を開催しています。

これも「智識は人を高める」というのを地で行くイベントで、色々な職業の話を聞くことを通じて、色々な人が持つ視点を得て、世界をより広い視野で見るきっかけとして欲しいと思い開催しています。

2020年10月5日に第一回の知っておきたいあの話を開催し、30枚のチケットは完売(と言っても無料ですが)し、当日は8割の24名が参加してくれました。多くの参加者から色々な質問が出てきて(参加者が発信してくれた!)、第一回は良い感じに盛り上がったと思っています。

「知財部の私が話したかった特許の話」

当日の様子をnoteにしてありますので、もし良かったらどうぞ。

■ どんなひと?

私のバックグラウンドは免疫学の研究者です。博士号を取得後、米国国立がん研究所(NCI)や産総研、国内製薬企業と2013年まで10年以上の間お給料を貰いながら研究をしていた経験があります。大学院を入れると15年以上となります。前職のクラリベイト・アナリティクス(旧トムソン・ロイター)においても、現職と似たような業務をしていましたが、お客様が現職よりも広く、公官庁(AMED、JSTなど)、アカデミア(大学、独法研究所など)、製薬企業、その他企業がお客様でした。

製薬企業から前職へのキャリアチェンジはかなり大胆なもので、この転職(まさに職を転じたと言っても過言ではない!)によって、人生が大きく変わることとなります。

こんな背景があるので、サイエンスやテクノロジーの話は大好きで、製薬関係全般、大学での教育や研究の話、子育てとかにも興味を持っています。書くnoteは少し硬い感じの内容が多いと感じていて、エモい文章は書いてみたいといつも思っています。

「書けば、つながる」というテーマを持つ日経COMEMOでKOL(キーオピニオンリーダー)の一員を経験したことがあるのですが、この「書けば、つながる」とういう言葉が今も大好きで、本当にそう思いますし、色んなひとにも書いて繋がって欲しいと思っている、娘2人の父でもあります。

私の中では、書くことは発信することと同義語なんです

「書くことで、良いことがあるんですよ」と伝えたいと思っています。

そして、黒坂図書館の大切な理念「智識は人を高める」というのがあります。これら二つのテーマはとても親和性が高く、私の中では全く矛盾せずに同居する考えだと感じていて、これからもこの両方を追い求めていきたいと思っています。

■ どうして書くことを始めたのか?

自分で言うのもなんですが、明るく社交的な私の人生における最大の危機というのがありました。それは、2013年でした。

前々職の製薬企業の研究員から、トムソン・ロイターのライフサイエンス担当コンサルタントに転職したあとに起こりました。一緒に働いていた人たちの優秀さと自分を比べたことと激務が重なり、入社後約半年で病みました。

これは私のことを語る上では絶対に避けては通れない話で、当時はそれはそれは辛い状況でしたが、今となってはこのイベントが起きなかったら、今の自分が無いと断言できます。

それくらい私の人生に強烈なインパクトがありました。

長女が生まれたばかりなのに、お給料止まるし、最高の恐怖体験をしました。多分、家族が一番恐怖だったと思います。

実は、休職する2か月前に妻の実家に引越しし、それまで住んでいた中古マンションを賃貸に出したとこだったので、本業以外からの収入が少しはあることの心強さは半端ありませんでした。

何とか復職したものの、会社一本だけの収入に頼ることの恐ろしさが頭から抜けず、賃貸収入の有り難さも身に染みていた私は、その当時に何かで読んだ「これからは個の時代」という言葉に誘われて、自分をネット上に表現する「ブログ」を始めました。ほぼ、強迫観念に近い感じで必死に(何故だか今もって理解できないのですが)1年間に渡って毎日ブログを書き続けました(自分の中のちょっとした黒歴史)。

これが私がある意味半強制的かつ半思い込みで書くことを始めた理由です。

■ 書いてつながるって実話?

【実話】です!色々あるのですが、書いて発信して繋がった出来事を繋げてみます。

・ブログを書いて繋がった人の紹介でアゼルバイジャンに渡航
(アゼルバイジャンでの一番の思い出は、ヤシャ―ル先生の姪っ子メレックちゃんとの出会い、別れ際かなり泣かれた甘酸っぱい思い出があります)

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・現地のヤシャ―ル先生と知り合い、黒坂図書館プロジェクトが始まる

・森ビル主宰の朝活イベントHills Breakfastに登壇

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・そこで日経新聞の桜井さんと知り合い、日経COMEMOで書いてみない?と誘われるままに書いているうちに日経COMEMOのKOLにも選ばれる。

J-WAVEのラジオ番組「JK RADIO~TOKYO UNITED」に出演
(ジョンカビラさんの写真はNGのため、右手のみ)

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日経新聞に私の書いたnoteの内容が掲載

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・私が書いていたことを読んだ方が声を掛けてくれて、私のこれまでのキャリアとその周辺の話をする会に登壇したこともあります。


・日経COMEMOを応援するCOMEMO HUBという活動のリーダーになる
(COMEMO HUBはプロジェクト終了)

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・公開提案を受けて池松さんと出会う


私の場合は休職というショックな出来事から始まってはいるものの、書くことでここまで来ていると言っても過言ではないと私は思っています。書いていなければ、私はこのnoteすら今書いていないと思います。書くという発信をしてきたからこそ人生の幅が広がったと、私は言い切ることができます。

こうした経緯があるから、個人として書いて発信する人が増えて欲しいと心から思うようになりました。

■ 書くこと(発信すること)の良さってなんなのか

一言で言うと、智識の共有で自分も周囲の人も高めることができる!

私は書くことで色々な人と知り合うことが出来ました。noteでもそうですし、Twitterでもそうです。書くことで繋がった人たちとのつながりは、心地よい緩やかな繋がりです。

緩やかな繋がりが広がると、普段自分だけでは知りえない知識に出会ったり、自分が体験できないことを垣間見たりすることができます。これこそ「智識は人を高める」ための入り口だと私は考えています。ひととの繋がりを通じて、自分を拡張していく、と同時に繋がっているほかの人の智識も高めることにも一役買っている素晴らしい連鎖を「自分が書く」ことで生み出せるのです。

これが私の考える「書くこと(発信すること)の良さ」です。

■ 書くことで出会った方の他己紹介

多分、書いていなかったら実際にお会いすることなんてできなかっただろうって人を4人を勝手にご紹介します。自分にとっては、非常に刺激になった出会いです。

竹村俊助さん・株式会社WORDS代表取締役

ご存じの方も多い編集者の竹村さん。
私のTwitterのプロフィールは竹村さんに編集して貰いました。実際に、赤坂の上島珈琲でお会いして色々とお話をさせて貰いました。その時に思ったのが、編集ってのは本当に大切だってこと。これからの時代は個の時代ではあるけれど、文章を書いたり、発信することはチーム戦になるんだろうなと思うきっかけとなった大切な経験です。


倉成英俊さん・Creative Project Base代表
黒澤友貴さん・マーケターコミュニティ「マーケティングトレース」主催

日経COMEMOのKOLをしていたときに知り合った倉成さんと黒澤さん。

倉成さんは、電通Bチームの元リーダーで、今は起業されています。非常に聡明で、色々な話に深みがあるだけでなく、プロジェクト病と自称されているくらいプロジェクトを始める物凄いパワーをお持ちです。最近だと2つの国のお米でおむすびをつくるUnited Rice Ballという企画(今回は日本×タイ)が素敵で、参加させて貰いました。

黒澤さんは、マーケターコミュニティを主宰していて、とにもかくにもマーケティングが大好きなのが伝わってきて、温和であることも加わってとても居心地のいい方です。マーケティング戦略を要約して言語化したり図式化して下さるので本当にいつもためになります。また、実はご近所ってことが私の自慢。

このお二人とは表参道にある居酒屋でお会いしたことが本当に印象に残っていて、自分の中では結構ヤバイ体験でした(いい意味で)。


池松潤さん・情報発信学/ 講演家 / アウトプットLABコミュニティ主催

COMEMO HUBをしていた時に書いた私のnoteにTweetで反応してくれて、そのあとすぐに公開提案noteを書いてくれて、それに答えるnoteを書いたのが知り合ったキッカケです。とても嬉しかった経験です。
池松さんは情報発信学という硬派の活動もしつつ、金曜トワイライトという企画で恋愛小説を書くこともする強者です。どのように発信していくかとういことをその社会的背景も含めて詳しく話して頂きました。


■ 黒坂はどんなnoteを書いているの?

どんなことを書くかはあまり決めていないものの、自分が書いているものを今一度見返してみると傾向がありました。

◯ お仕事系note

DIKWモデルと言うデータの世界の概念があります
製薬企業が逆にブレーキをベタ踏み


◯ サイエンス・テクノロジー系note

医薬品の品質管理で利用されるカブトガニ、引退する日は近いのか?
開かれていて欲しい「科学の世界」が、閉じられつつあるのはマズイ


◯ 実話系note

以下の紹介しているのが黒坂史上最大に読まれ、スキが付いたnoteになります。エモい感じに書けたかもと思っている数少ないnoteでもあります。

宇宙飛行士試験に落ちた話【実話】
今日から新しい会社に移ります。で、今回の転職活動を振り返ってみました。


◯ 日経COMEMOテーマ企画note(最近のもの)

変人なら要らない
実行部隊を持たない製薬企業
ちゃんと雑用のことも考えてます?


◯ 最近のお気に入り「つぶやき」note

夜は忠告をもたらす
非常にロジカルだけどエモさもある」のが科学


◯ リライト(池松さんの恋愛小説のリライト企画)note

リライトしているうちに物語に没頭する感覚になったし、情景や心象が鮮明に浮かぶようだった。一味違う読み方を体験できたのは良かったと思う。これもやってみないと分からないことなので、色々な方に挑戦して欲しいなって思いました。

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■ 結局どんな貢献をしていきたいのか?

これからは「書くこと・発信することの良さ」をきちんと伝えていきたいし、「書くこと・発信する」ためのキッカケをつくる行動をしていきたい

誰かの紹介とかが無い限り、みなさんに書いて貰わないと私はあなたのことを知ることができません。これが何を意味しているかというと、私が知ることが出来ないことは、他の大多数の人にとってもあなたを知覚できない、ネット上においては存在しないことを意味しています。

知られなく良いという方も多いとは思います。それはそれで良いと思います。私は自分の経験上発信してきたからこそ私を見つけ出してくれて、声を掛けてくれて、色々な繋がりが出来ましたし、それで仕事もしたことさえあります。

これからの時代は個人の時代と言われています。私自身のことを言えば、エバリュエートの黒坂でもあり、人見知りしない黒坂でもあり、黒坂図書館の黒坂でもあります。こうしたパーソナリティをネット上にプレゼンテーションしていかないと、個として色々な繋がりを得ていくことが非常に困難な時代なんだと思っています。

だから、私はこうしてnoteやTwitterを利用して、自分の考えを文章として言語化して、私の分身としてネット上に発信し、緩やかな繋がりを形成しつつ、楽しく過ごしています。これが私の考えている「書くこと・発信することの良さ」ということです。

私のゴールというのは、私自身にはまだしっかりとは見えていませんが、私が今やっていることは間違っていないという確信があります。なぜなら、この書くという行為を継続して続けてきたから、繋がった人たちが大勢いますし、それによって本業にもプラスにもなっていることが証拠だと思っています。

書くことは大変だけど、書かないと分からない世界があります。

だから私はこれからは、もっと書こうとしている人や書いていている人を応援していきたい。その為には自分が書いて、発信して、そこで気付いたことをまた発信して、伝えていくことが私にできる貢献の一つだと思っています。

書くことが発信することの全てではないが、書くことに繋がって欲しい。

それと「知っておきたいあの話」がそうなのですが、何かをアウトプットするキッカケを作るイベントもやっていきたいなと思っています。ここで敢えて書くこと・発信することよりも広い概念のアウトプットとしたのには理由があります。

書いて欲しいけれど、そのハードルの高さはよく知っています。書くことをしなくても、イベントの話を誰かに話したり、学んだことを仕事に活かすということもアウトプットの一形態だと思っています。自分の中にある知識や経験を自分の外に出すことを促すことで、その人の世界が広がると思っています。そしてこれを繰り返し、書くことに回帰して欲しいと思っています。


改めまして、の黒坂宗久です。
フットワーク軽く行動し、発信して、
行動も発信も楽しむ専門家として活動します。
どうぞ宜しくお願いします。


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