ちゃんと雑用のことも考えてます?
今回のCOMEMOのテーマ企画はこちらです。
ジョブ型雇用で変わること。。。。
正直にいうと、
私はずーっとジョブ型で
働いてきました。
大学院を修了して、
博士号を取ってから
すぐにNCIに留学したときも、
研究室のテーマを遂行するジョブ型。
帰国して産総研に移ったときも、
研究室のテーマを遂行するジョブ型。
日本製薬の研究所に移ったときも、
創薬研究を遂行するジョブ型。
トムソン・ロイターに移ったときも、
(現クラリベイト・アナリティクス)
外資なので、もちろんジョブ型。
現職のエバリュエートに移ったときも、
もちろん職務記述書(JD)があってジョブ型。
これまでの15年以上の
全てがジョブ型です。
自分の職務がしっかりと分かっていると
仕事に集中することができます。
職務以外の仕事は、
基本しなくてもいいことになっている。
でも、日本だとそんなに
くっきりとは分かれていない
日本企業では、
色々な雑用がありました。
・お弁当注文係
・コピー用紙補充係
・図書係
・郵便係
・掃除係
・空調フィルター交換係
とかとか
結局のところ、
制度をなし崩しにする
こうした雑用の多くは、
ジョブ型の障害だと思っています。
職務範囲を超えた仕事(雑用)を、
(1)全くしない人
(2)言われたらやる人
(3)勝手にやる人
と分かれていたように思います。
本来のジョブ型の制度では、
全員(1)であるべき。
細かい点かもしれないけれど、
雑用に関する指針を
しっかりと作っておかないと
やる人とやらないの人の間に
不公平感が溜まってしまいます。
やるならしっかりやろうってのが
私がいつも思っていることです。
危機的な状況下においては
オペレーションで雑用を回しても良いけど、
平時の状況下においては
何かしらの指針の元で
雑用を回すという心構えが必要だと思います。
例えば、
・図書係:月7000円
・郵便係:月5000円
みたいに、雑用手当をつくれば?
って話も実は良く聞いていました。
せめてお金でも貰えると
モヤモヤ感が薄れるんだけど、と。
でもこれってジョブ型の人が、
結局雑用をやるという話だから、
あまりいい制度ではないとは思う。
なので本来は、
雑用を担当する人を雇うというのが本筋。
だって、通常職務記述書には
雑用のこと一切書いてないですから!
まあ、書くなら別ですが、
書いたら書いたでその意味合いは、
「仕事の評価の対象となる」となります。
雑用じゃなくて仕事だと、
公式に宣言するわけですから。
外資系にはそういう人が
パートタイムでいらっしゃいました。
郵便・荷物の集荷・受取
空調や電灯のチェック
プリンターの保守管理の手配
用紙の管理、共通文具の調達
など多くの支援業務をされていました。
そうした方々がいらっしゃるから、
私を含めたジョブ型雇用の人間は
仕事に思いっきり専念できました。
なのでこれからジョブ型を始める
もしくは始めようとしている企業の方は、
雑用についてのスタンスをしっかりと
考えておいてくださいね。
たかが雑用されど雑用ですから。
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