雑談:師走に振り返る2023年のこと
こんにちは
2023年も残りわずかになってきましたね。
皆さんはどんな年末をお過ごしでしょうか。
まずは、ちょっとだけお知らせさせてください。
noteでフォローしています「ぷらいまり。」さんの書籍「はじめる 楽しむ 発信する noteのガイドブック」が発売されました。
noteを始めたての人からnoteをビジネスにも活用していこうという人にピッタリな内容となっています。
その中で、noteユーザーの1人としてボクも一つの事例に取り上げていただきました。
noteユーザー各々に合った部分から読めて今後のnoteに活かしていけると思いますし、ボク自身も改めて学んでみようと思います。
ぜひ一読してみてはいかがでしょうか。
では、今回は雑談的に今年ボクが投稿してきた記事をピックアップしつつ、どんな視点で記事を綴っていたのかなぁ、という振り返りっぽいお話になります。
❚「時」が共通している記事8選
早速ですが、2023年に綴っていた8記事をピックアップしていきます。
それぞれに共通している点は「時(トキ)」です。
時間の流れ、移り変わり、歴史、今、など「時間」という事柄が各記事でも重要な視点となっていました。
1.桜、って良いよね
ボクたち日本人って、何故だか満開の桜や散っていく桜に心が奪われます。
それはなんでだろうか、ということを考えてみたお話。
2.ならまち、でタイムトリップ
奈良市に残る古い町並み「ならまち」エリアを歩いた時に、あること、に気づきました。古い町並みの背景にあった時間の流れを綴っています。
3.前川國男自邸:窓越しに広がるセカイ
前川國男自邸の窓越しには、雨の日、晴れの日、天気の移り変わりによって様々な表情が切り取られている空間がありました。
たった一つの窓、そこには作為的ではない豊かさがあった、というお話。
4.バトンを繋ぐ物語:ガウディとサグラダ・ファミリア展
建築家アントニ・ガウディが手掛けたサグラダ・ファミリア大聖堂。
長い長い時間を費やして建設されている聖堂建築でもあります。
そこに従事している職人さんも次の世代へとバトンのように受け継がれていました。
5.ずっと繋がれてきた「イエ」
現在でも住まわれている民家。
「イエ」という場所が受け継がれていくなかに家族の物語も刻まれていく。
道具のキズや柱のツヤ、そして住み手のお話から「イエ」という場所について考えたお話。
6.ボクたちは今どこにいるのか#1:小田原文化財団 江之浦測候所
現代美術作家 杉本 博氏が手掛けた江之浦測候所。
そこには古代の遺跡を現代に呼び起こした作品から自然のあるがままの姿に地球という場があってこそ人が存在しているし、大きな時間の流れの延長線上に私たちは生きている、そのようなことを投げ掛けてくるような場所でした。
7.ユカ座の習慣:建具というものを考えてみた#10
日本人の生活習慣は、床に座ることで知られています。
ですので、伝統的な建築空間は畳に腰を降ろした時にその良さが最大限に発揮されるような設えとなっています。
遠山記念館という伝統的な和風建築を事例にユカ座のお話をしています。
8.「豊かさ、とは」を教わる寺院:北鎌倉 明月院
北鎌倉にある寺院の一つ「明月院」
有名な悟りの窓の後ろにある庭園には自然のあるがままの姿がありました。
また、禅宗の無常観の視点で見た時の、刹那と儚さ、という移り変わることについてお話を綴っています。
❚おわりに
時間というものは流れていき、二度と同じ時間は訪れることはありません。
ここに挙げた記事以外でもボクは無意識のうちに今しかない「トキ」という視点で綴っていたかもしれません。
今年は自分の作品やKURAMOCO製品づくりがあまり進行していかなかった年でもありました。
でも、一年を通じて巡った場所からの学びはボクの糧になります。
一期一会的な考えをもって2024年以降も活動していきたいと思います。
ということで、
今年一年、ボクのnoteにお付き合いくださりありがとうございました。
良い年をお迎えください。
ではまた
▼よろしければこちらもご覧ください。
▼KURAMOCO
2024年は作品(デザイン)から製品作りのお話も増やしていきます。
365日に想いを込める、そんな文脈が背景にあるスツール「紙木365」
話を聞いて面白いと興味が湧きましたら、ぜひサポートの方もしてくださると嬉しいです。 アイデア探し・デザイン制作など創作活動のために活用していきます!