覚悟なき日本保守党~右翼の私が日本保守党を否定する理由~
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私は以前から、日本保守党を強く批判している。
"保守" を自称する日本保守党を批判するということは、國神は左翼なのだろうと考える者もいるだろう 実際、保守党の支持者からはよく "左翼" と言われる 。
しかし、私はれっきとした反リベラリズムの右翼だ。
個人の自由が国家に優先するなんてとんでもないと考えているし、選択的夫婦別姓や同性婚、女系天皇(およびそれに繋がる女性天皇)などの國體破壊は言語道断。
労働力不足を恒久的に外国人で賄うことにも反対だし、移民はもっと締め上げ、帰化条件も厳格化すべきで、"男女平等" など妄想甚だしく、「男は仕事、女は家庭」であるべきと考えている。
ではなぜ、そのような私が「反日本保守党」の立場をとるのだろうか。
その理由については「【大人気】さようなら、日本保守党。~百田新党と闇のクマさん、稲田朋美、ネトウヨの終焉~」において述べたが、先日の「梅田駅前占拠事件」を受け、新たな批判点が見つかったため、こうして筆を執った。
ここを長々と書いても仕方がないので、さっさと本題に入ろう。
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私は先ほど「梅田駅前占拠事件」と書いたが、これは以下のことを指す。
ヨドバシカメラ付近の連絡橋が完全に封鎖されたことから、ヨドバシの人間による注意喚起・通路確保のお願いがあったそうだが、それも叶わずとのこと。
土曜日に顧客導線を妨害されるヨドバシカメラやその他の商店、そして休日を楽しみにしていた通行人にとって、これ以上ないほどの迷惑である。
最終的には警察によりストップがかかり、演説は途中で中止となったそうだ。
この件について謝罪がないどころか、百田尚樹代表(仮)、有本香事務総長ともに集まった人数を誇示しーーそもそも、通路を封鎖され、せき止められ立ち往生している人数で誇示されてもなーー、支持者は対応を批判する者に「悔しいのう」などと言っている。
P.S. 11月13日、ようやく党として謝罪文(?)を発出 これについても本文で触れる 。
日本保守党および日本保守党支持者に、規範意識どころか「 "利他の心" という日本人の精神」すらないことは明白だが、私は本件において、日本保守党に重大な欠陥を見た。
それが「覚悟の欠如」である。
私にとって、日本保守党のなにが「覚悟の欠如」に映るか。
それは、
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