メンバーシップ限定記事:政治思想は「保守・右翼or左翼・リベラル」だけではない~世界に広がる ’’揺り戻し’’ ~
「政治思想」と聞いたとき、あなたはどのようなものを思い浮かべるだろうか。
「右翼」や「左翼」、「保守」、「リベラル」、「革新」、「民主主義」、「共産主義」、「自由主義」、「社会主義」etc……
などだろうか。
これらの思想たちの中には、親和性の高い関係にあるものは多く存在する。
そして、数多ある「政治思想」の中から、今回は「ナショナリズム」と「グローバリズム」に焦点を当てて考えたいと思う。
近年、世界的に「ナショナリズム vs グローバリズム」の流れが生まれつつあるが、日本ではまだあまりそのような意識は浸透していないように感じるので、ひとつの参考をしていただけるとありがたい。
はじめに明記しておくが、私は以下のような政治思想を持つ人間である。
Google検索において、上位に表示される診断をいくつか受けてみた。
過去にもさまざまなサイトの診断を受けているが、面倒なので本記事ではこの3診断を挙げる。
私は経済についてはほぼ知識がないので、その点については無視してほしい。
ネット上の診断を受けると、基本的には「保守」や「リアリスト」となり、「自由民主党」や「NHK党」と親和性が高いとの結果が出る。
しかし、質問内容によっては、「中道」や「中道左派」との診断も稀にある。
ネット上の診断にそこまでの正確性を求めるのは酷であろうと思うので、これは仕方がない。
ただ、ほとんどの診断結果に共通するのは、「リアリスト」であるという点だ。
「基本的には右寄りの現実主義者」と捉えてもらえればよい。
このような私の考える、「ナショナリズム」、「グローバリズム」とは、以下のようなものである。
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まずは、「ナショナリズム」と「グローバリズム」の「言葉の定義」について確認しよう。
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