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#TPA

SDLがいつの間にか当たり前の世界になっているよ、さて、どうしよう!?  の回

SDLがいつの間にか当たり前の世界になっているよ、さて、どうしよう!?  の回

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「サービス・ドミナント・ロジック」。サービスが主体のロジック...何の?どうやらビジネス全ての。SDL・・・初めて聞くけれど、学んでみたら身近というか、我々の超ど真ん中の話。

GDLとSDLの整理Service Dominant Logic(SDL)に対し、これ以前のフェーズ(というより世

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相手とどう関係すればモノを買ってもらえるか? に思いを馳せるマーケティングの回。

相手とどう関係すればモノを買ってもらえるか? に思いを馳せるマーケティングの回。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「リレーションシップ・マーケティング」と「サービス・マーケティング」。

「リレーションシップ・マーケティング」とは顧客との良好な関係(リレーション)づくりによって商品・サービスの満足度を上げ、長期的な利益を獲得するための手法のこと。
「サービス・マーケティング」はなかでもサービス価値に焦点

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ブランディング重要って思うけど、ブランドって何?どうすりゃいいの?に、ガブリ四つする回。

ブランディング重要って思うけど、ブランドって何?どうすりゃいいの?に、ガブリ四つする回。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「ブランド戦略」。

課題図書3冊を読んだ順に、学びや考察をまとめてみよう。

実はこの「ブランド戦略論」を読み始めてしばらく、どこかいまさら感みたいな気持ちが付きまとっていて、これはどういうことかと思っていたのだけど、途中でその正体がわかってスッキリする瞬間があった。

ブランド戦略は、

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買い物の科学を知ると、賢い買い物客になれる? という話。

買い物の科学を知ると、賢い買い物客になれる? という話。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「店舗売場理論」。

課題図書はこちら。

インストア・マーチャイダイジング(ISM)とはつまり、「お客が買いたい気分になる売り場作り」のこと。時代や要件に合わせ、売れる現場作りってどうする?を、科学的にアプローチする分野だ。

「インストア・マーチャンダイジング」は教科書的にISMを体

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無意識に”ぬるり”と入り込む「戦略PR」って最強なんじゃね? と思った回。

無意識に”ぬるり”と入り込む「戦略PR」って最強なんじゃね? と思った回。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「パブリックリレーションズと戦略PR」。「広告」「ブランディング」「マーケティング」とPRの違いは、以下の比較図でよく示されています。(恥ずかしながら、私はTMHに入るまできちんと認識してなかった…!)

(出典:https://blog.btrax.com/jp/marketingvsbr

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昨日と今日と明日の広告

昨日と今日と明日の広告

トライバルメディアハウスの社内勉強会「TPA」にてコミュニケーション戦略を学ぶということで、主に広告の本を読んでいる。

私の所属しているトライバルメディアハウスは、様々な(主にBtoCの)企業にマーケティング支援を行っているマーケティングカンパニーだ。

その支援の中には当然「広告」も含まれる、というかトライバルメディアハウスの売上の大きな部分が、クライアント企業から見ると「広告費」という枠から

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コミュニケーションの歴史

今回の課題図書はこちらの3冊です。
その中から「情報大爆発」について書きたいと思います。

2007年に発行された本だけど、書かれていることが、今現実に起こっていることが多く本当に10年以上前にかかれた本?…と想いながら読みました。

色々な具体例をもとに過去についての語りから、未来を予測するような
内容が続いており面白く読むことができました。

インターネットのルーツからインフルエンサーの存在ま

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ゲンダイ広告論。いまこそ“ラブレター”をどう書くか&どう届けるか、が面白い。

ゲンダイ広告論。いまこそ“ラブレター”をどう書くか&どう届けるか、が面白い。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「コミュニケーション戦略」。今回の課題図書はこちら。

なぜかこんな価格(13,296円)で表示される。実際は500円くらいの古い本。こちらについては、TPA同期のマツイカツヒコ|オタクマーケッター のnoteが面白い!ぜひ。

TPA同期のプロパーYちゃん(我が社のnoteも支える広報ちゃ

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プライシングというマーケティングの結晶について

プライシングというマーケティングの結晶について

今月もトライバルメディアハウスの社内勉強会「TPA」の時間がやってきた。今回は製品戦略と価格戦略について学ぶ回だ。

というわけで、特に価格について思ったことを書き留めておきたい。
価格戦略についてまず読んだのは以下の1冊だ。

価格の数だけ意図があるまずは以下のリストをご覧頂きたい。ちょっと長いのだけど……

1. 定額価格
2. 顧客に合わせた相場
3. 月額の会費制や定期購入制
4. 成果の

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この時代、価格はどう決めるのが正しいんだ!?を学んでみる。

この時代、価格はどう決めるのが正しいんだ!?を学んでみる。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「製品戦略」と「価格戦略」。サービスを、どのマーケットに、いくらで、どうあてて行くか。その方法論を学びます。so what を目を皿のようにして探して読んだ、今回の課題図書はこちら。

商品企画と価格戦略先の2冊は、顧客のインサイトからの商品企画そして製品戦略を出発点に、後の2冊は価格とポ

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マーケティングは、誰かの願いを叶えるもの

マーケティングは、誰かの願いを叶えるもの

マーケティングというのはつくづくややこしい……

と、マーケティングの基礎をあらためて学ぶにあたり、以下3冊を読んで思ってしまった。

なぜ、マーケティングはややこしいのか?マーケティングの4P(Product,Place,Price,Promotion)を順々に紐解いていけば、極めて「経営」に近しい範囲をカバーしていることがわかる。

それはマーケティングが「買ってもらえる仕組み」をつくる活動で

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マーケティングについて範囲広すぎて書くことまとまりきらなかった回。

今回はマーケティング全般。範囲広いです。
課題図書はこちらです。

マーケティングの定義を今回の課題図書のグロービスから引用すると下記です。

マーケティングとは、顧客満足を軸に『売れる仕組み』を考える活動のことを指します。

『売れる仕組み』をつくるためには、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」といった経営資源をどのように活用していくかを常に考え続ける活動であり、完成されたものではなく現在進行形で変

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マーケティングの全体像を勉強したら、旧い知識の大切さも身に沁みるよ、という話。

マーケティングの全体像を勉強したら、旧い知識の大切さも身に沁みるよ、という話。

社内の経営戦略勉強会「Tribal Professional Academy」、通称「TPA」。今回のお題は「マーケティング」です。詳しく言えば「マーケティング理論の変遷」と「マーケティング理論の全体像」。 

課題図書は3冊。

「わかる、わかるぞぉぉー!」 既視感にびっくりする。アラフォーにして経営どころかマーケティングの知識ゼロなのにマーケティングの会社に(うっかり)入れてもらい、やっと学び

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財務や会計の入口に立ったよ

会社で経営戦略などを学ぶ機会をいただきました。課題図書を読んで気づいたことや、印象に残ったこと、学びなどをつづっていきます。

▼課題図書はコチラ

今回は、会計や財務といったなどお金回りの話。
貸借対照表(バランスシート=B/S)や損益計算書(プロフィット&ロス=P/L)、キャッシュフロー計算書(C/S)といった【財務3表】の基礎について学びました。

この財務3表の読み方を理解すると、企業が公

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