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ワインを初めて飲んだ日から、気づけばもう20年。ワインに囲まれる職業を続けていたら、い…

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ワインを初めて飲んだ日から、気づけばもう20年。ワインに囲まれる職業を続けていたら、いつの間にか貯まりに貯まったコルクで絵を描いていました。カバー写真にある8枚の絵は、一枚2400個のコルクで描かれています。コルク一粒一粒は、皆様がワインを楽しんだ食卓の記憶です。

記事一覧

ビジュアルノベル 『見つめ合う二人』

浅草のはずれにあるワインバー「Atelier Cork & Tip」を舞台に ある【理由】があって、仮面を付けて待ち合わせする男女の物語。 ワインと仮面に隠された真実を解き明かす…

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1か月前
2

【ご予約開始します】発売は4/1(月)新作コルクアートワイン!

コルクアートを始めて10年、作品数は80枚を超え のべ18万個ものコルクを受け取ってきました 2021年からは作品のショールームであり、ワインバー・ワインショップを併設し…

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2か月前
2

2024年コルクアート新作ワイン発売に向けて

なんだか世界に不安の波が広がっています 2024年明けたと同時に能登震災があり皆がショックを受けました。2ヶ月が過ぎても被災地復興は進まないまま、皆それぞれの日常の…

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2か月前

20作品を復興支援のため売りに出します

・コルクアート20作品を復興支援のため売りに出します (現在は現金よりも物資を急いでいるようですが、そこはプロに任せるしかなく迅速にお手伝いが出来ません。少し後に…

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4か月前
4

被災した能登のレストラン支援を

・チップの力でわずかな支援をお願いします 本来なら気持ち新たになるお正月2024年が始まって早々に、皆さま能登地震のニュースを見て同じ国土に暮らす日本人として心を痛…

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4か月前
8

コルクアート作品が見れる場所と、皆さまへの御礼

・コルクアート作品が見れる場所と、皆さまへの御礼 独立してから3年が経ちました 社会がコロナによる緊急事態宣言で混乱した2020年終わりの12月、自分の人生を自分で舵…

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5か月前

コルクアートの軌跡 第8話 希望

第8話 作品を通して伝えたいこと 目次 ・家族へ、友人へ ・コルクを提供いただいているすべての方々へ ・コルクアートラベルのイタリアワイン、9/1より予約開始 ・家族…

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9か月前
3

コルクアートの軌跡 第7話 再生

第7話 新作のモチーフは 「ルネサンス」      イタリアワインのラベルを飾って発売へ 目次 ・非言語に振り切るために、言語の本質を探る ・アートという非言語 ・…

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9か月前
1

コルクアートの軌跡 第6話 理由

第6話 コルクアート70作品の軌跡 選んだモチーフの理由 目次 ・自主制作フランスゆかりの偉人 ・トルシエ監督8作品オーダー ・レストラン・ホテルからのオーダー ・個人客…

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9か月前
3

コルクアートの軌跡 第5話 共創

第5話 コルクアートの広め方     SNS発信の良手・悪手 目次 ・競争から共創へ ・SNS時代到来 ・SNS発信の良手・悪手 ・広まっていくコルクアート ・競争から共創へ …

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9か月前
3

コルクアートの軌跡 第4話 制作

第4話 コルクアートの作り方     気になる?どうやって作っているのか 目次 ・コルクアートの作り方 ・下絵デザイナー・ハヤシコウさん ・NHK world やYahooニュース…

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9か月前
1

コルクアートの軌跡 第3話 期待

第3話 コルクが集まり続ける仕組み      15万個ものコルクが集まったわけ 目次 ・次は何を描くの?という期待感 ・手段と目的の逆転 ・目から目へ、手から手へ ・コ…

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9か月前
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コルクアートの軌跡 第2話 挫折

第2話 コルクアートのはじまり      飲食業界での挫折をへて 目次 ・家族のこと ・コルクアートのはじまり ・ふたたびレストランの舞台へ ・大腿骨骨折 ・飲食業界…

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9か月前
6

コルクアートの軌跡 第1話 体験

第1話 体験したレストラン業界・ワインビジネスの裏側      次々と働き手が去ってしまう理由 目次 ・ワインの仕事との出会い ・ソムリエ資格を取って ・体験したレ…

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9か月前
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【 コルクアートラベルのイタリアワインを発売します!】

2023年8月15日 プロローグ コロナ過が過去になりつつあり、コロナ過前の日常が戻ってくると思いつつ 連日続く猛暑に体力を奪われる2023年の夏 これから挑戦することを時…

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9か月前

辻調理師専門学校・東京校にコルクアートを寄贈

来春2024開校の辻調理師専門学校・東京校にコルクアートを納めてきました。 未来の食文化を担う学生の方々が、巨匠のコルクアートを通してワインの世界に触れるきっかけの…

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10か月前
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ビジュアルノベル 『見つめ合う二人』

ビジュアルノベル 『見つめ合う二人』

浅草のはずれにあるワインバー「Atelier Cork & Tip」を舞台に

ある【理由】があって、仮面を付けて待ち合わせする男女の物語。

ワインと仮面に隠された真実を解き明かすのは
あなたです。

2024年 アトリエ・コルク&チップ公式作品
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ビジュアルノベル 『 見つめ合う二人 』

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【ご予約開始します】発売は4/1(月)新作コルクアートワイン!

【ご予約開始します】発売は4/1(月)新作コルクアートワイン!

コルクアートを始めて10年、作品数は80枚を超え
のべ18万個ものコルクを受け取ってきました

2021年からは作品のショールームであり、ワインバー・ワインショップを併設したギャラリーを浅草の橋場にオープンし、作品がラベルを飾ったワインをオリジナルワインとして楽しんでいただいてきました。

貴婦人とユニコーン(フランス・ブルゴーニュ)
浮世絵ワイン(フランス・ラングドック)
ラファエロとヴィーナス

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2024年コルクアート新作ワイン発売に向けて

2024年コルクアート新作ワイン発売に向けて

なんだか世界に不安の波が広がっています

2024年明けたと同時に能登震災があり皆がショックを受けました。2ヶ月が過ぎても被災地復興は進まないまま、皆それぞれの日常の日々を追われるように生きています

この重たい空気の停滞感を変えたく、食とワインとアートからのアプローチ第2弾です💪

日本市場でコルクアートラベルでの販売を許可してくださったニュージーランドワインインポーターさんからのご協力を得て

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20作品を復興支援のため売りに出します

20作品を復興支援のため売りに出します

・コルクアート20作品を復興支援のため売りに出します

(現在は現金よりも物資を急いでいるようですが、そこはプロに任せるしかなく迅速にお手伝いが出来ません。少し後に流通が回復したら必ず資金が必要になります)

いろいろ思うところがあり、アトリエにある久保個人所有の作品20枚を売りに出すことにしました

作品の詳細は、VR美術館でご覧ください

(※販売作品はこの投稿にアップしたものだけです)

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被災した能登のレストラン支援を

被災した能登のレストラン支援を

・チップの力でわずかな支援をお願いします

本来なら気持ち新たになるお正月2024年が始まって早々に、皆さま能登地震のニュースを見て同じ国土に暮らす日本人として心を痛めていることと思います

親しい人と食を分かち合う、ワインなどの文化を分かち合うことは、日々の暮らしの安全が保障されていなくては叶いません

今回被害を受けている方々のために、出来る支援をしたく思います。支援先はコルクをご提供いただい

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コルクアート作品が見れる場所と、皆さまへの御礼

コルクアート作品が見れる場所と、皆さまへの御礼

・コルクアート作品が見れる場所と、皆さまへの御礼

独立してから3年が経ちました

社会がコロナによる緊急事態宣言で混乱した2020年終わりの12月、自分の人生を自分で舵取りすることを腹に決め、会社員を卒業しました

あれから3年。あっという間だったような、長かったような。
常に不安が側にあり、それを打ち消すために作品作りに没頭してきた毎日でした

独立してから今日までの3年で、制作した肖像画は4

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コルクアートの軌跡 第8話 希望

コルクアートの軌跡 第8話 希望

第8話 作品を通して伝えたいこと

目次

・家族へ、友人へ
・コルクを提供いただいているすべての方々へ
・コルクアートラベルのイタリアワイン、9/1より予約開始

・家族へ、友人へ

これまで数日に渡り、ワインの仕事との出会いや、コルクアートを始めたきっかけ、仕事での悩みや挫折を話せる範囲で書いてきました。

同時にたくさんの応援や家族・友人の支えがあり、挑戦を続けることが出来ました。

「好き

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コルクアートの軌跡 第7話   再生

コルクアートの軌跡 第7話 再生

第7話 新作のモチーフは 「ルネサンス」
     イタリアワインのラベルを飾って発売へ

目次

・非言語に振り切るために、言語の本質を探る
・アートという非言語
・新作のモチーフは 「ルネサンス」
・ダヴィンチに続きラファエロ&ボッティチェリ
  イタリアワインのラベルを飾って発売へ

・非言語に振り切るために、言語の本質を探る

(※非言語を言語で説明する矛盾をお楽しみください))

接客業

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コルクアートの軌跡 第6話 理由

コルクアートの軌跡 第6話 理由

第6話 コルクアート70作品の軌跡
選んだモチーフの理由

目次
・自主制作フランスゆかりの偉人
・トルシエ監督8作品オーダー
・レストラン・ホテルからのオーダー
・個人客からのプライベートオーダー
・作品をワインのラベルに。更なる循環を狙う

・自主制作フランスゆかりの偉人

コルクアートを発案した2014年は、日本未輸入のフランスワインを買い付けてくる仕事をしていたため、とにかくワイン文化にも

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コルクアートの軌跡 第5話 共創

コルクアートの軌跡 第5話 共創

第5話 コルクアートの広め方
    SNS発信の良手・悪手

目次
・競争から共創へ
・SNS時代到来
・SNS発信の良手・悪手
・広まっていくコルクアート

・競争から共創へ

コルクアートを始める前までのソムリエの仕事では、

他のソムリエよりもっと知識を付けなければいけない、もっとホスピタリティを追求しなければいけない、もっとセールスを上げなければいけない、
もっと会社に貢献し、重要なポジ

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コルクアートの軌跡 第4話 制作

コルクアートの軌跡 第4話 制作

第4話 コルクアートの作り方
    気になる?どうやって作っているのか

目次
・コルクアートの作り方
・下絵デザイナー・ハヤシコウさん
・NHK world やYahooニュース、日経新聞などで紹介されました

・コルクアートの作り方

第3話までは、なぜコルクアートを始めたのか?きっかけの話、過去の話をしてみましたが、ここから先は、どうやって作るのか?これから何をしたいのか?という現在と未来

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コルクアートの軌跡 第3話 期待

コルクアートの軌跡 第3話 期待

第3話 コルクが集まり続ける仕組み
     15万個ものコルクが集まったわけ

目次
・次は何を描くの?という期待感
・手段と目的の逆転
・目から目へ、手から手へ
・コルクアートは優しさの連鎖

・次は何を描くの?という期待感

第1作「ナポレオン」を発表し、しばらくの間勤務する恵比寿ガーデンプレイスのショーウインドウ内に飾っていたところ、ワインを買いに来たお客さんは勿論、ウェスティンホテルの宿

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コルクアートの軌跡 第2話 挫折

コルクアートの軌跡 第2話 挫折

第2話 コルクアートのはじまり
     飲食業界での挫折をへて

目次
・家族のこと
・コルクアートのはじまり
・ふたたびレストランの舞台へ
・大腿骨骨折
・飲食業界での挫折をへて

・家族のこと

ワインの魅力に惹かれ、好きなことを仕事にできたことは幸運だったと思います。

しかしながら、ソムリエの業務は突き詰めてみると奥が深く、接客を通して正解のない人と人の関係性や課題を、対話を続けながらよ

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コルクアートの軌跡 第1話 体験

コルクアートの軌跡 第1話 体験

第1話 体験したレストラン業界・ワインビジネスの裏側
     次々と働き手が去ってしまう理由

目次
・ワインの仕事との出会い
・ソムリエ資格を取って
・体験したレストラン業界・ワインビジネスの裏側
・次々と働き手が去ってしまう理由
・その時ふと、目に留まったコルク

・ワインの仕事との出会い

話は25年ほど前、実家を出て友人と暮らし始めるころまで遡ります。

勉強もスポーツもあまり得意ではな

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【 コルクアートラベルのイタリアワインを発売します!】

【 コルクアートラベルのイタリアワインを発売します!】

2023年8月15日 プロローグ

コロナ過が過去になりつつあり、コロナ過前の日常が戻ってくると思いつつ
連日続く猛暑に体力を奪われる2023年の夏

これから挑戦することを時がたって振り返った時に鮮明に思い出せるよう

今日から予約開始までの2週間、僕からお伝えする出来事を日記として時系列で記録に残しておこうと思います。

現在、イタリアから日本に向かって船旅をしているワインに飾られる作品制作が

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辻調理師専門学校・東京校にコルクアートを寄贈

辻調理師専門学校・東京校にコルクアートを寄贈

来春2024開校の辻調理師専門学校・東京校にコルクアートを納めてきました。

未来の食文化を担う学生の方々が、巨匠のコルクアートを通してワインの世界に触れるきっかけのひとつになってくれたら嬉しく思います。

御二方の作品には合計4500個ほどのコルクが使われていますが、北海道から鹿児島までさまざまな業種の200箇所を超えるたくさんのレストラン、ホテル、バーや日本料理店が月日を重ねてワインを提供した

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