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ワインを初めて飲んだ日から、気づけばもう20年。ワインに囲まれる職業を続けていたら、い…

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ワインを初めて飲んだ日から、気づけばもう20年。ワインに囲まれる職業を続けていたら、いつの間にか貯まりに貯まったコルクで絵を描いていました。カバー写真にある8枚の絵は、一枚2400個のコルクで描かれています。コルク一粒一粒は、皆様がワインを楽しんだ食卓の記憶です。

最近の記事

「見つめ合う二人-1.0」 続編リリース!

アトリエ・ワインバーを舞台に、仮面を付けた男女が待ち合わせするところから始まる物語「見つめ合う二人」の続編・第二弾が出来ました! 物語のリリースと共に、7/14に迫ったアトリエ3周年を記念して 新作【2020年 天空のワイン】を同時発売いたします! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ビジュアルノベル 見つめ合う二人-1.0 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ アトリエ3周年記念! 2020年 天空のワイン 7/14(日)発売 ご予約はこちらか

    • Harlan Estateに作品が飾られました!

      コルクアート第84作品は、カリフォルニアのトップワイナリー、ハーラン・エステートの創業者ビル・ハーラン氏です 1984年創業、今年でワイナリー設立40周年のお祝いとして、日本の輸入代理店で同じ歴史を持つ中川ワインの中川一三会長・中川誠一郎社長からのサプライズギフトとしてご依頼を承り、現地ワイナリーに寄贈致しました 制作にあたり事前にハーランのワイナリーからどっさりとコルクが届き、Harlan Estateをはじめ同ブランドのBond, Promontryの複数年のワインの

      • ビジュアルノベル 『見つめ合う二人』

        浅草のはずれにあるワインバー「Atelier Cork & Tip」を舞台に ある【理由】があって、仮面を付けて待ち合わせする男女の物語。 ワインと仮面に隠された真実を解き明かすのは あなたです。 2024年 アトリエ・コルク&チップ公式作品 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ビジュアルノベル 『 見つめ合う二人 』 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ リンクよりお進みください 再生▶ボタンでスタートします。BGMはONがおすすめです 新作のコルクアート

        • 【ご予約開始します】発売は4/1(月)新作コルクアートワイン!

          コルクアートを始めて10年、作品数は80枚を超え のべ18万個ものコルクを受け取ってきました 2021年からは作品のショールームであり、ワインバー・ワインショップを併設したギャラリーを浅草の橋場にオープンし、作品がラベルを飾ったワインをオリジナルワインとして楽しんでいただいてきました。 貴婦人とユニコーン(フランス・ブルゴーニュ) 浮世絵ワイン(フランス・ラングドック) ラファエロとヴィーナス(イタリア・トスカーナ、エミリアロマーニャ)に続いて 2024年の新作はニュー

        「見つめ合う二人-1.0」 続編リリース!

          2024年コルクアート新作ワイン発売に向けて

          なんだか世界に不安の波が広がっています 2024年明けたと同時に能登震災があり皆がショックを受けました。2ヶ月が過ぎても被災地復興は進まないまま、皆それぞれの日常の日々を追われるように生きています この重たい空気の停滞感を変えたく、食とワインとアートからのアプローチ第2弾です💪 日本市場でコルクアートラベルでの販売を許可してくださったニュージーランドワインインポーターさんからのご協力を得て、とても素晴らしいワイン生産者さん(めちゃ美味しい)のラベルを任せていただけること

          2024年コルクアート新作ワイン発売に向けて

          20作品を復興支援のため売りに出します

          ・コルクアート20作品を復興支援のため売りに出します (現在は現金よりも物資を急いでいるようですが、そこはプロに任せるしかなく迅速にお手伝いが出来ません。少し後に流通が回復したら必ず資金が必要になります) いろいろ思うところがあり、アトリエにある久保個人所有の作品20枚を売りに出すことにしました 作品の詳細は、VR美術館でご覧ください (※販売作品はこの投稿にアップしたものだけです) 価格はすべて統一し、現在オーダーメイドで承っている金額と同様の 額装済み1作品50

          20作品を復興支援のため売りに出します

          被災した能登のレストラン支援を

          ・チップの力でわずかな支援をお願いします 本来なら気持ち新たになるお正月2024年が始まって早々に、皆さま能登地震のニュースを見て同じ国土に暮らす日本人として心を痛めていることと思います 親しい人と食を分かち合う、ワインなどの文化を分かち合うことは、日々の暮らしの安全が保障されていなくては叶いません 今回被害を受けている方々のために、出来る支援をしたく思います。支援先はコルクをご提供いただいた六本木スプートニクの髙橋 雄二郎シェフの知人のレストランL'atelier d

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          コルクアート作品が見れる場所と、皆さまへの御礼

          ・コルクアート作品が見れる場所と、皆さまへの御礼 独立してから3年が経ちました 社会がコロナによる緊急事態宣言で混乱した2020年終わりの12月、自分の人生を自分で舵取りすることを腹に決め、会社員を卒業しました あれから3年。あっという間だったような、長かったような。 常に不安が側にあり、それを打ち消すために作品作りに没頭してきた毎日でした 独立してから今日までの3年で、制作した肖像画は45枚、風景画が2枚。 使用したコルクの数は10万個を超えます コルクアートをご

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          コルクアートの軌跡 第8話 希望

          第8話 作品を通して伝えたいこと 目次 ・家族へ、友人へ ・コルクを提供いただいているすべての方々へ ・コルクアートラベルのイタリアワイン、9/1より予約開始 ・家族へ、友人へ これまで数日に渡り、ワインの仕事との出会いや、コルクアートを始めたきっかけ、仕事での悩みや挫折を話せる範囲で書いてきました。 同時にたくさんの応援や家族・友人の支えがあり、挑戦を続けることが出来ました。 「好きなことを仕事にできて幸せですね」とよく言われますが、2011年の東日本震災や、3

          コルクアートの軌跡 第8話 希望

          コルクアートの軌跡 第7話 再生

          第7話 新作のモチーフは 「ルネサンス」      イタリアワインのラベルを飾って発売へ 目次 ・非言語に振り切るために、言語の本質を探る ・アートという非言語 ・新作のモチーフは 「ルネサンス」 ・ダヴィンチに続きラファエロ&ボッティチェリ   イタリアワインのラベルを飾って発売へ ・非言語に振り切るために、言語の本質を探る (※非言語を言語で説明する矛盾をお楽しみください)) 接客業というのは本当に奥が深く、マニュアルはあるようで、ないと言われます。 レストラ

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          コルクアートの軌跡 第6話 理由

          第6話 コルクアート70作品の軌跡 選んだモチーフの理由 目次 ・自主制作フランスゆかりの偉人 ・トルシエ監督8作品オーダー ・レストラン・ホテルからのオーダー ・個人客からのプライベートオーダー ・作品をワインのラベルに。更なる循環を狙う ・自主制作フランスゆかりの偉人 コルクアートを発案した2014年は、日本未輸入のフランスワインを買い付けてくる仕事をしていたため、とにかくワイン文化にも関わりのあるフランスの歴史を学んだり、料理を学んだり、映画を見たりしていました。

          コルクアートの軌跡 第6話 理由

          コルクアートの軌跡 第5話 共創

          第5話 コルクアートの広め方     SNS発信の良手・悪手 目次 ・競争から共創へ ・SNS時代到来 ・SNS発信の良手・悪手 ・広まっていくコルクアート ・競争から共創へ コルクアートを始める前までのソムリエの仕事では、 他のソムリエよりもっと知識を付けなければいけない、もっとホスピタリティを追求しなければいけない、もっとセールスを上げなければいけない、 もっと会社に貢献し、重要なポジションを獲得しなければ給料を上げることはできない・・・など これはどの仕事でも

          コルクアートの軌跡 第5話 共創

          コルクアートの軌跡 第4話 制作

          第4話 コルクアートの作り方     気になる?どうやって作っているのか 目次 ・コルクアートの作り方 ・下絵デザイナー・ハヤシコウさん ・NHK world やYahooニュース、日経新聞などで紹介されました ・コルクアートの作り方 第3話までは、なぜコルクアートを始めたのか?きっかけの話、過去の話をしてみましたが、ここから先は、どうやって作るのか?これから何をしたいのか?という現在と未来の話をしてみたいと思います。 ワインの染みたコルク1粒ずつの色合いを点描画の要

          コルクアートの軌跡 第4話 制作

          コルクアートの軌跡 第3話 期待

          第3話 コルクが集まり続ける仕組み      15万個ものコルクが集まったわけ 目次 ・次は何を描くの?という期待感 ・手段と目的の逆転 ・目から目へ、手から手へ ・コルクアートは優しさの連鎖 ・次は何を描くの?という期待感 第1作「ナポレオン」を発表し、しばらくの間勤務する恵比寿ガーデンプレイスのショーウインドウ内に飾っていたところ、ワインを買いに来たお客さんは勿論、ウェスティンホテルの宿泊客やショッピングに訪れるの方々の目にも留まり、 「へえ、凄い。これは誰がつく

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          コルクアートの軌跡 第2話 挫折

          第2話 コルクアートのはじまり      飲食業界での挫折をへて 目次 ・家族のこと ・コルクアートのはじまり ・ふたたびレストランの舞台へ ・大腿骨骨折 ・飲食業界での挫折をへて ・家族のこと ワインの魅力に惹かれ、好きなことを仕事にできたことは幸運だったと思います。 しかしながら、ソムリエの業務は突き詰めてみると奥が深く、接客を通して正解のない人と人の関係性や課題を、対話を続けながらより良い状況に導いていくような仕事です。 時に行き詰って息詰まるようなことも数多

          コルクアートの軌跡 第2話 挫折

          コルクアートの軌跡 第1話 体験

          第1話 体験したレストラン業界・ワインビジネスの裏側      次々と働き手が去ってしまう理由 目次 ・ワインの仕事との出会い ・ソムリエ資格を取って ・体験したレストラン業界・ワインビジネスの裏側 ・次々と働き手が去ってしまう理由 ・その時ふと、目に留まったコルク ・ワインの仕事との出会い 話は25年ほど前、実家を出て友人と暮らし始めるころまで遡ります。 勉強もスポーツもあまり得意ではなかった学生時代。 当時はバンドを組んで学園祭やライブハウスで演奏するのが流行っ

          コルクアートの軌跡 第1話 体験