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小泉大臣と考える「環境問題のニューノーマル」

コロナによって、いったん脇に除けられてしまっている環境問題。相変わらずWEEKLY OCHIAIは、良いタイミングで良いテーマを放り込んでくる。こんな時だからこそ、改めて人類規模のテーマで壮大ではあるけれど、考えていきたい。

1日経ってしまいましたが、昨夜のWEEKLY OCHIAIについて少しだけつぶやいていきたいと思います。

つぶやき1:日本は環境問題に対して意識が低い?

水道直結式のウォーターサーバーを提供するウォータースタンド株式会社は、世界中で問題視されているマイクロプラスチックに関する国際比較調査をG7各国の企業関係者700名を対象にアンケートを行ったようです。(昨年の2019年6月)

その結果、環境問題やマイクロプラスチックの問題に対し、日本は最も意識が低い国であることがわかりました。

環境問題に関心があると回答した人はG7各国で約2人に1人、それに対して日本人は4人に1人と言う結果に。

日本人はエコで環境意識が高い、というとんでもない勘違いをしているようです。あくまで先進国の中では、という話だがこれは驚愕の調査結果だと思う。

なぜ日本は環境問題に対して疎くなってしまっているのだろうか?

これは勝手な推測だが、古来より日本列島という過酷な自然環境と共生してきたせいで、自然環境の脅威は致し方ない、と思っている部分があるのではないだろうか。

平成の30年間は自然由来の自然災害と、人間による間接的な自然災害が多くあった。しかし、同じ自然災害であっても、出自の異なる対極にあるはずの二者が体感的に混同してしまい、自然由来の自然災害は致し方無しなのだけど、間接的な自然災害まで致し方無し、といった錯覚に陥ってしまっている。

というのが勝手な自分の仮説。

いずれにしても、日本人はエコで環境意識が高い、というのはどんだ勘違いである可能性が高いので、まずは出発点はここかもしれない。

つぶやき2:エコは儲からない?

①エコは儲からない
②エコは生活の質を下げる
というマインドチェンジが必要。

①に関して正直に言うと、確かにそうかもしれない。というのは、現時点において自分の中で儲かるためのサクセスストーリーが全く思いつかばない。特に生活消費財といわれるものに関して。

それでも、ソーシャルグッドという言葉があるように、①の分野に関しては今後注目が集まっていくので、学んでいく必要があると思う。

全ての企業や事業において、ソーシャルグッドのビジネス化は難しいとは思うが、「みんなでみらいを」というブランドをご存じだろうか?

何年か前に代表である阪口竜也氏とSDGsや環境について、ディスカッションさせてもらえる機会があった。彼は環境活動家ではなく、単なる起業家の一人である。

だけれども、彼の起業した根本には日本中の大人が考えなければならないことが詰まっている。本も出されているので、是非一度読んでもらいたいと思います。

つぶやき3:じゃあ、けいえす如きが何をできるのか?

月並みなことしか言えませんが、常に意識を持って一枚でも一本でも一個でも無駄な消費を見つめなおして、大人としてしかるべき処理方法で処理をすること。

書いていて本当に月並みだな・・・と痛感。一市民ができることって本当にこの程度。しかし、一人一人がこの程度のこともできていないからゴミの分別廃棄もできず、山奥にゴミを不法投棄で溢れ、海も大量のゴミが漂っているのだと思う。

WEEKLY OCHIAIのなかで、小泉大臣も言っていたけれど「一人の百歩より百人の一歩」まさにその通りで、一人ががむしゃらに取り組むのではなくて、百人が少しずつ一歩ずつ取り組む必要があるのが環境問題。

まずは日々、一歩を踏み出すことを心がけていきたい。あんまりニューノーマルではないけれど。


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