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アレクサンダーテクニーク

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#姿勢

姿勢の話。

姿勢の話。

アレクサンダーテクニークの
レッスンを重ねていくうちに
なんだか姿勢が良くなっていた、
なんてことはよくある話です。

どうしてこんなことが起こるのでしょうか。

古いものは新しいものよりも強い。

古いものっていうのは
これまでずっと繰り返してやってきているものです。
知らずしらず反復してどんどん強化しているんです。

新しいものはこの強化されたものに負けてしまうわけです。

知らず知らずのうち

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姿勢って。

姿勢って。

姿勢がよくなると、
見た目が良くなるのもそうなんですが、
なんだか気分も良くなるし、
接している方もいい感じを受けます。

姿勢っていろんなことが言われていますが、
良い姿勢になりたいと思うのってなんでなんですかね。

いい感じに見られたいとか、
なんとなく姿勢がいい方がいいと思っているとか、
なんでも姿勢から始まるんですよとか、
いろんなことがあります。

姿勢が良くなることのデメリットってない

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今、現実。

今、現実。

固定観念、いわゆる
思い込みに関してレッスンしていきます。

アレクサンダーテクニークの面白いところは、
身体の動きを通してみていくところで、
固定観念、思い込みと
動きがセットになっているので
動きをやめることで、思い込みとの
セットを切ることができることです。

姿勢が良くなったり呼吸が楽になったりしますが、
レッスンを通して感覚が信頼できるものとなり、
筋肉的に縮めていることを自覚できるので

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姿勢の話。

姿勢の話。

アレクサンダーテクニークを学んでいると
姿勢が良くなったりしますが、
これってどういうことなんでしょうか。

刺激に対しての反応をやめ、
意識的コントロールする。

やっていること、
なにかしらの入力に対して、意識的に
自動で反応することをやめる。

たったこれだけで、なぜ
姿勢が良くなったり
呼吸がラクになったりするのでしょうか。

私たちはどこかしら過度に力みすぎています。
そのことがわからな

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「問題」が消える。

「問題」が消える。

間接的手法なんて言われたりします。

アレクサンダーテクニークの特徴の一つに
何か問題があるところを
直接どうこうしようとするのではなく、
私たちが持っている機能を取り戻すことによって
いろいろな問題がなくなるようにしていくことがあります。

間接的と言う部分がこれです。

腕が痛む。
だから、腕の使い方を
いい使い方を考え、動かし方を考え、
と、腕を直接いじりません。

生徒:「つい、いい姿勢じ

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機能。向上と制限。

機能。向上と制限。

身体の機能水準の向上と
思い込みを同時に扱う。

アレクサンダーテクニークがなんだかややこしく感じることの原因は
心と身体を別々に考えることが
普通だと思われているからだと思うんです。

身体の機能、心肺機能や運動に関するものなどと
精神的なもの、思い込みや固定観念などは
コインの裏表のようなもので
一方が変われば一方も変わる。

レッスンでは同時に進んでいきます。
思ったことは動きに現れるので

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姿勢と呼吸。

姿勢と呼吸。

腰と呼吸の関係ってかなり深い。

私はクラリネットを吹くのですが
吹奏楽器なので呼吸ってかなりの関心ごとなんです。

やっぱり姿勢はいい方がいいよね。
そう思うかもしれませんが、
ちょっと立ち止まって
あなた自身を見てみましょう。

まずは身体を観察してみましょう。

例えば腰。
腰と呼吸になんの関係があるんだと
そう思ったかもしれませんが、
かなり関係があるんです。

骨盤が前に倒れると腰が反り

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良い姿勢ってなんだろ。

良い姿勢ってなんだろ。

演奏するときには姿勢が良い方がいい。

これって反論する人いないと思うんですが、
なぜ姿勢がいい方がいいんでしょうか?

いい姿勢、悪い姿勢。
簡単に比べられますから、
やってみた方もいると思います。

その時の比較結果はどうだったでしょうか。
そんなに変わらないと思った方結構いるのでは。
姿勢良くした時の方が窮屈で演奏しづらい
なんて思った方もいるかもしれませんね。

それでも姿勢良くはやらなく

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姿勢が良くなり呼吸がラクに。

姿勢が良くなり呼吸がラクに。

アレクサンダーテクニークで自分自身を再教育していくと
なぜ姿勢が良くなり呼吸がラクになることがあるのか。

習慣的なものは強く
新しいものは弱い

この考えをもとに機能的に有利に動こうとすると
どうしても今までやっていた機能的に不利なものを
やめていかなければならなくなります。

習慣的にやっているものの方が強く働くからです。

新しくやろうとする機能的に有利な動きをしようとすると
習慣的にやって

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吹く時のいい姿勢ってなんだろ

吹く時のいい姿勢ってなんだろ

皆さんいい姿勢で吹こうとしていると思います。

そのいい姿勢のイメージが
吹くために最適な姿勢のじゃまをしているかもしれません。

意識的、無意識的に無理をしているかも?!

・腰をそらしている
・楽器を支えようとして体に腕を押し付けている
・足に力が入りすぎている

などなど、
吹く為に最適な姿勢ってなんだろう??

いいと思ってやっていることも
実はやらない方がいいこともあ

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