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思考操作から打破せよ

昨日の続きとして、
明の初代皇帝「朱元璋」(1368-1398)
14世紀の人間が創造したプラットフォーム。
その功績は、現在の日本にも影響を及ぼしています。

昨日の記載した
<一世一元の制>もそれ。
日本は明治よりこの仕組みをパクりました。
天皇が崩御されてから元号を変えるという
<時間と空間>を支配するという技です。

実行支配者としても有名で、
彼は宰相というNo.2を置かずに自身が自ら大臣を使いました。
会長としての仕組み創造はもちろん
社長としての顔も、実戦としての経営も、統括も、経理も、人材育成も、
自分が行うというような、怪物です

さて、今日
朱元璋が使用したのもので紹介するのは
マスの思想をプロパガンダする手法。
それが、
<六諭(聖論六言)>
です。「りくゆ」と読みます

朱元璋が1397年に発布しました。
朱子学(儒教)を簡単にして(マスに理解できるように)教化していきます。(洗脳みたいなもん)
里老人が唱え続け、聞かせ続け、言葉で言わせて、徹底的に埋め込んでいきます。

~内容~
①父母に孝順なれ
②長上(目上)を尊敬せよ
③郷里に和睦(仲良く)せよ
④子孫に教訓せよ
⑤各の生業に安ぜよ(仕事に不満をもつな)
⑥非行(悪事)をおこすなかれ

ま、一言で雑に言えば
「上を敬え」って話です。
それが世襲制度やヒエラルキー構造では一番合理的に進むんですよ。


で、
これが功を奏してマスの思想をプロパガンダする事に成功するわけです。
マスはこの教えに従い、日々の行動をする。
どれだけ厳しい仕事でも、上の言う事をしっかりと聞いて報われようとする
見事な戦略でしょう。

ちなみに、
日本はこの仕組みも平気でパクります。
江戸時代の士農工商穢多 (えた)・非人 (ひにん)
のヒエラルキーを創造し、
プロパガンダに「儒教」を使用してます。
これによって
いくら商人が賢くても、「卑しい商人ですから~(⌒∇⌒)」と自らを卑下して決して上を相手に謀反などは起こさない。
欧州では革命が起きまくっている時期やのにね(';')
今の日本も決して上が決めた事に暴動等を起こさない民族。
令和でもこの血筋は受け継がれます。

朱元璋の六諭は
下の者が、上に決して逆らわないような環境設定を創造したのです。

ここで言いたいのは
日本ってほんまにパクリまくりバンザイやなってのと
朱元璋のマスへの理解から、この環境設定はやっぱり怪物やなってのです
14世紀後半の時代に、ここまでの仕組みを創るとはね。。。

ちなみに儒教とか朱子学ってのは、
まだまだ日本には根付いてますよね。
上司の言う事、医者の言う事、社長が言う事、親が言う事、老人の言う事
それらを
「敬いなさい!!!従いなさい!!」
ってノリね(⌒∇⌒)
上とか下とかってのが
リテラシーの低い人間が好物な理論です。

少しでも自分の頭で考えた者は
「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」
って思想になると思っています。( *´艸`)
上の言う事がどうのこうのって言う前に、さっさと勉強しましょう。
平等なのは勉強できる機会だけでいい。
ってのが福沢諭吉的世界観。
僕もこの思想には賛同します。

年齢重ねててもガキはいるし
年齢が若くても大人はいるのよ
もうさっさとそういう
<年齢・性別・国籍・生まれ・外見>
とかっていう関係のない事でウジウジいうのやめましょう。

やっと時代的にもプロパガンダから抜け出そうとしていているのです。
いい加減、<人に聞く>事からやめていきましょう。

他人は答えをもってはいない
自分も答えをもってはいない
誰も答えなんてもっていない

この世は、どのように感じて、どのように思考して、どのように生きるかは
あなた一人のコレクションなんですよね

誰かのモノマネで生きていて、楽しくなる事はないんじゃない?

とまあ、朱元璋という人間の創造力は
現在の日本にも多大な影響を与えているのでした!

ちなみに、朱元璋のテクニックはまだ続かせてください( ´∀` )(笑)

どんだけ朱元璋好きやねん!!!
ってのはナシね♡





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