人生は自分の考え方で進む

どうも
精神科病院勤務
専門学校外部講師脳神経学
をしてる者です

さて

学ぼうと思えば何からでも学べる
具体的な話をします

イベリア半島で登場したとされる
パエリアって知ってますかね？

パエリア

米＋海産物＋香辛料
ですね

ペスカトーレもそやけど
まあぶっちゃけ
海産物と香辛料ぶっかけるってSTYLE

米を作り出したローマ人
イタリア🇮🇹が米文化やと思ってない方もたまにいらっしゃいますが
何をおっしゃる！
サイゼリアでミラノ風ドリアとか有名ですやんってね(˙❥˙
イタリアは米文化です

　で、そのローマ人がイベリア半島に進んでいき米文化を導入していきます

　スペインとかポルトガルってラテン系という認識があると思いますが
そもそもラテン系ってのはローマ人の事なのは覚えてますか？

そもそも
ローマって言語はラテン語ですよね
ラテン系ってのは元々ローマ人ってことです

で、
ローマに地中海があるから
海産物がよく採れるってのはそのまんま

で、
香辛料は最初はイスラム教徒が
インドとかモルッカ諸島とかから
もってきた事によって広まってくんですね

で、
もう一度着目したいのが
米

ローマ人がイベリア半島に行って
米文化を進めようとしても
なかなか上手くいかなかったんですよね

ってのも

スペインポルトガルのイベリア半島ってのは
なんせ日差しが強すぎなんです
水が蒸発してまうんですよ（笑）
すっごい日差しでしょ？

ローマ人は悩むに悩むんです
麦じゃなく米ができりゃ
食べていく事への安心に
強烈に貢献できるのに…

そこでも手腕を発揮したのが
イスラム教徒です

そう
水が蒸発しないように
カナートを作りました

早い話
地下水路です

日差しが強くても
水をなんとか引いてこれるようになります

これによって米文化が
安定して栄えるようになったんですね

　米文化って言うと
すぐに日本やら中国みたいなのが言われますが
いやいや
イタリアもスペインもポルトガルもフランス南地方も
米文化ですからね（；^ω^）

Imageってのは怖い

で、
ローマ人とイスラム教徒のコラボで
やったやった〜！と仲良し
米＋海産物＋香辛料
パエリアの登場でーす♪

ってなるはずなんやが

ここで問題が発生します

レコン・キスタ
です

国土回復運動／レコンキスタ
イベリア半島で
キリスト教勢力がイスラーム勢力を排除する動き

まあそろそろイスラム教調子のんなよ？
っていうキリスト教の復讐劇です

まあこの辺の時代では
私的所有権なんて明確なもんはないですから(；´∀｀)

海産物がとれて
米が採れるなんて良い土地は
奪い合いと殺し合いで獲得するもんです

今の我々は幸せですね（；^ω^）

で、
イスラム教徒をボッコボコにしてくわけです

イスラム教徒は
イベリア半島に
香辛料もってきてくれたり
カナート作ってくれたり
　だいぶ助けてくれたのに
イベリア半島の土地を奪い返す
というキリスト教徒の
復讐という大義で
ボッコボコにされたイスラム教徒

そして
キリスト教徒は
パエリアに豚を追加するようになるのです

理由は分かると思います

さぁパエリアを一緒に食べましょう！(⌒▽⌒)
君も我々と同じキリスト教徒でしょ？
あれ？なぜ食べない？
なぜ豚を残す？
お前、、
もしかして、、
イスラム教徒？？？

そう
パエリアは日本で言う踏み絵なのです（笑）

踏み絵

お前、キリスト教徒じゃないんやったら
イエス・キリストを汚い足裏で
踏めるよな？？

と同じです

キリスト教徒であるなら
豚入りのパエリアを喜んで食べれるはずよな？

あれ？
なんで豚を食べへんの？

と、
イベリア半島から
イスラム教徒を排除する

キリスト教徒からすれば
パエリアという食べ物は
レコン・キスタの勝利の餐であり
イスラム教徒を見抜く為の食べ物なのです

ってことで
パエリア1つとっても学びが山程ある
ことが伝わったと思います

A.
何も考えずにパエリア食べる

B.
パエリアってなに？
なぜイベリア半島からうまれた？？
なぜ豚が入ってる？？
と考えながら食べる

この小さな日常の考え方の差で
人生は大きく変わっていきます

Aの場合は
気づきもなく
様々な事への感謝もうまれにくく

Bの場合は
たくさんの気づきがあり
様々な事への感謝が分かっていく

今日の記事でも分かったように
土地も食糧も衣服も
本来は殺し合いで奪い合うってのが
今までの歴史です

そう考えたら
　令和を生きてる我々が
如何にありがたい世界にいるか
想像できると思います

自分の人生が
どのように色をつけるのかは
我々の考え方次第です✨

他人の責任など
1つもありません