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深夜書店 選書版 楽曲(邦楽)

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楽曲(邦楽)についてや ミュージシャンにまつわる作品をまとめました。
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#面影

竹野内豊演じた佐脇良之が語る「天命」、と「YOKAZE」って曲、深夜書店

竹野内豊演じた佐脇良之が語る「天命」、と「YOKAZE」って曲、深夜書店

 辛いことだらけばっかりやと、日々がもう終わってしまったら楽なんかもなぁ、
 と、
 そんなこと考えたりするのはアリってこと、
 
 だからこそ、もったいない気がしてくる。
 何にしたって、
 
 両手広げて抱きしめて、過去も未来も、包み込むのには、。
 あまりにも限られた歳月しか与えられていない、そんな生涯だってある。

 『生きなあかんねん、あんたはな。・・生きな、生きなあかんねん。』

 っ

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「ツキミソウ」、かなり未熟な子どもっぽい性格、そんなやつの心にも、深夜書店

「ツキミソウ」、かなり未熟な子どもっぽい性格、そんなやつの心にも、深夜書店

 本当の気持ちで話したり、
 好きなことをしたりできない世界、
 それが正しいのなら、

 世の中は矛盾で満ちていて、
 正しく生きようとしても、
 その正しさを見失ってしまうこともある。

 光が強く当たれば当たるほどに、
 心の影は色濃く映しだされて、
 
 孤独は深まっていくのかもしれない。
 
 深夜に書棚から、
 そのひとときにあった本をそっと手にとり、
 ページを手繰っていく感触も、

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「ドライフラワー」の 花言葉、深夜書店。

「ドライフラワー」の 花言葉、深夜書店。

 芽吹いて、蕾をつけて、花は咲く。
 そのまま散るはずだったのに、
 花びらを落とせないまま
 色彩と香りだけを失って、
 かたちは遺(のこ)ってしまう。

 ドライフラワー、
 花言葉は、終わりのない愛情、。

 最近、老母の住居から俺(詩人)は、近所の2階建ての集合住宅に単身引っ越した。
 老母の住まいには、すぐに行けるし、家賃も安くて静かな場所だ。
 独り住まいとしては、部屋数も多いが、、

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ホットロード、OH MY LITTLE GIRL(オー・マイ・リトル・ガール)、15の夜、深夜書店。

ホットロード、OH MY LITTLE GIRL(オー・マイ・リトル・ガール)、15の夜、深夜書店。

 天国に近い心で生きていたとしても、、
 ときにはゆらめくことだってある。
 理不尽なことが、やってくることもある。
 
 過去が未来を変えてしまうとき、
 それでも、
 曲がりくねった流れに、ただ生涯をかさねるしかないことも、。

 せまく小さな世界で完結していたかもしれない日々に、
 だれかと出逢うことで、果てなく広がっていく感覚へと、、
 つなげていく。
 
 だから、そのほとりにたたずめば

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「情熱」「甘い運命」「太陽手に月は心の両手に」、深夜書店。

「情熱」「甘い運命」「太陽手に月は心の両手に」、深夜書店。

 もう戻らへん「情熱」両手で抱いても、
 日々をあたためていく。
 「甘い運命」に溺れながら、生まれたての月を照らす、
 心が止まる その日まで。
 「太陽手に 月は心の両手に 」走っていく、。
 終わらへんこと、どこかに在る、って。
 
 純粋で混ざり気がないという意味でも。
 生地(きじ)、の生は「き」と読む。
 生娘(きむすめ)とかの言葉もある。
 生一本(きいっぽん)とは心がまっすぐで、ひ

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冬空の下で散歩、「猫」あいみょん、深夜書店。

冬空の下で散歩、「猫」あいみょん、深夜書店。

 いとおしさは、風みたいなもの。
 涼やかに、ときに温かくも、
 そよいでいる、
 穏やかに、ときに激しくも、
 ゆらしていく、
 こころの地に咲く花を、、。

 植物は根っこさえ枯れなければ、
 いつか芽を出し、花を咲かせたり実を結んだりすることができるという。

 ひとの心も同じ、。
 心にも花が咲く、
 そして枯れてしまうことがあるのも、。

 花が咲くような笑顔を知っていたから。

 どん

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ほないこか、のソロドラム。銀(シルバー)にまつわる話、負けん気も、深夜書店。

ほないこか、のソロドラム。銀(シルバー)にまつわる話、負けん気も、深夜書店。

 ‶こまったときは、遠くをみつめて、。〟
 ‶過去、も未来も超えていくものを。〟

 時代の変遷(へんせん)に流されながらでも、場所が変わろうとも寄り添うようにあるのかもしれない。

 老母が住居でこれまで大事にしまっていた新品の銀(シルバー)のスプーン、フォーク。
 いわゆる銀(シルバー)のカトラリーというもので、。
 新品だから綺麗だし、細部まで精細な模様もいい感じだった。

 逸品、。
 ネ

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