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日常による詩

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日々過ごす中で出てきた詩を載せます。
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記事一覧

都合

泣いた

手に残るぬくもりも

君といた時間も記憶も

少しずつ薄れていくのが怖い

きっと君なら泣くなと言う

でも、それを言ってくれるのは

僕の中にいる君

君の想いが無い君だ
#詩 #支え #独り #現実

向こう側の君

僕がこうして想いに耽けるとき

君は元気に朝を迎える

きっと僕より顔立ちがよくて

こんな僕より優しい人と

楽しく暮らしていると思う

僕が君に言った言葉

別れ際に放った言葉も

忘れているだろう
#詩 #距離 #空想 #嫉妬

恋というのは

君との会話

本心だったのか

話を合わせただけなのか

君の言葉に浮き足立ち

僕はその気になっていた

だけれど君は忘れていた

どうしてだろうか

心の中がまた乱れる
#詩 #恋 #片想い #友達

夜の魔法

ペンを置いた

外は暗くなり

人気も無い

灯りのない野原

ポケットに引っ込めた手

石ころを蹴る

「カッコいいな」

しばらくそこに立っていた
#詩 #少年 #夜 #退屈しのぎ

駆け引きの心情

君はきっと気づいている

思わせぶりな言葉を言ったから

君を大事にしたいと

想いが溢れてしまうから

遠慮しているのか

恥ずかしがっているのか

僕にはわからない

どうしても、知りたいのに
#詩 #駆け引き #切ない青春 #若さ

雨の日

雨…

傘のせいで狭くなった視界に

あなたを見つけた

あの日もこんな

大雨だった

やり直せるかな

雨粒で消えそうなあなたに

手を伸ばした
#詩 #雨の日 #失恋 #虚像

好きでした…

あなたには好きな人がいて

その人を想っていて

でも僕はあなたが好きで

あなたを想っているんです

でも、僕は勇気が無いから

あなたの幸せを願います

だから最後に

伝えさせて下さい
#詩 #叶わぬ恋 #勇気

朝から…

朝という時間ほど

涼しく心地いい瞬間はない

夜、月たちが冷やした世界を

陽が温めるまでの短い時間

僕たちはそこに留まる

気づけば見えなくなっている

役目を終えた明かりは

沈む準備を始めた
#詩 #朝 #心地良さ

片想い

会いたいなと思う

話したいなと思う

手を繋ぎたいと想う

キスをしたいと想う

共に生きたいと願う

ずっと傍に居たいと願う

あなたを見ていると

胸が苦しくなる
#詩 #片想い #恋 #願い

独り暮らし

曲を止めた

イヤホンから流れる静寂

外から漏れる雨の音

寝静まった我が家で

独りを味わう

身震いしてから耳を空け

独りを噛み締める

そろそろ寝ようか
#詩 #一人暮らし

星は歪

見上げた

点と点を繋げたその姿は

あまりにも無理矢理で

自分の手には負えない

そんな彼らは

きっと自分のほうが無理矢理だと

そう思わせる何かを持っていた

星を、掴んでみた
#詩 #星空 #夜