皇位を受け継ぐ太子 敏達天皇さま“神話は今も生きている”ことの葉綴り 八五八
七夕の願い 小暑に一粒万倍日!
おはようございます。今日は七夕。天の川で織姫と彦星が会えるといいですね。短冊に何を願いますか? 暦も、二十四節気の「小暑」でいよいよというか、さらにといいますか、暑さ本番!
しかも吉祥日の一粒万倍日の吉祥日。
ほかにも、六曜は「友引」で朝と夕が吉。何事も勝ち負けのないとされる日十二直は「満」すべてが満たされる日。ただし控えめにしてよし。祭祀、お参り、婚礼、お祝いごと、種まき、旅行、建築など吉。二十八宿は「斗」は、種まき、土堀り、新規の事業、倉庫づくりに吉。そして、「神吉日」で、祭祀やご神事、ご先祖供養、墓参に吉です。
お参り、願いごとに、これは神社へ行きましょう(^^)
また、「七夕」には、そうめんを食べるならはしがあるそうです。
古代の中国で、七夕に亡くなった子どもが悪霊となり熱病をはやらせたそうです。そのとき、その子の大好物だった、そうめんのルーツといわれる「索餅」をお供えして鎮めたことから、七夕には、そうめんを食べて健康、無病息災を祈ったそうです。
さて、神話の続きに入ります。漢字ばかりですいません(ペコリ)
<note「ことの葉綴り」振り返り>
これまでの「ことの葉綴り」“神話は今も生きている”振り返りはこちらです。
よかったら、お好きな神さまの物語をご覧ください。
敏達天皇さまの系譜、その二
第二十九代欽明天皇さまのあと、皇位を継承された第三十代、敏達天皇さまは、母違いの妹で、のちに初の女性天皇となる推古天皇こと、豊御氣炊屋比賣命を皇后に娶られ、八柱の御子をもうけられました。
ほかの三柱の妃をみていきます。
妃に、伊勢の豪族、大鹿首の娘で、小熊子郎女を娶り生れたのは
九)布斗比賣命(ふとひめのみこと)
十)寶王(たからのみこ)またの名は、糠代比賣命(ぬかでひめのみこと)
また、こちらも古代の豪族息長眞手王の娘の、比呂比賣を娶り誕生したのは、
十一)忍坂の日子人の太子(をさかのひこにとのひつぎのみこ)……またの名は、麻呂古王(まろこのみこ)
十二)坂騰王(さかのぼりのみこ)
十三)宇遲王(うぢのみこ)
の三柱です。
また、官人であった春日の中若子または小野仲若子の娘、老女子郎女を妃に娶り生れたのが、
十四)難波王(なにはのみこ)
十五)桑田王(くわだのみこ)
十六)春日王(かすがのみこ)
十七)大俣王(おおまたのみこ)
御子は全部で十七柱となります。
この中に一柱だけ、天皇を受け継ぐという太子と名がつきます。『古事記』では、この続きには、この太子系譜が続き紹介されています。
それはまた次に!
―次回へ。
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