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小説・自由詩・ショートショート

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#エッセイ

夜中の日記にもならないメモ

ひとりごとが増えた

話す相手がいれば良かったけれど

あんまりブツブツ言う訳にもいかないので

代わりにキーボードを叩いている

文章の中で会話をする

書き手は私、読み手も私

孤独のコミュニケーション

特筆するような1日だった訳でもないけれど

昨日とは別の1日だったはずだ

でも振り返らなければ

有ったのか無かったのか定かでない曖昧な存在になる

そうして永遠に消え去ってしまう

せめ

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都合の良い同居人は、蜘蛛。

とある夜、ボーッと考え事している時だった。
白い壁紙にシミがある。黒いシミ。5mmくらいだ。
いつの間にできたんやろ〜と思っていたら、動いた。

蜘蛛だ。

彼の名は、ハエトリクモ。性別は知らないけど。
私の同棲相手だ。

虫嫌いな人も居るだろうから、写真は載せないが、興味があったらGoogle先生に聞いてくれ。
まぁ小さな蜘蛛である。

気付いたら家にいる系の虫の中でも、このハエトリクモは益虫だ

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上空15cmの花火。

上空15cmの花火。

夏の夜空を彩る大輪の花火は、地元で毎年のように見ていたけれど、去年は行われなかった。

今年も花火大会はないのかなぁ。

それでも、この直径3cmにも満たない小さな花火は

私の心を熱くする。

以前のような日常が訪れますように。

私はプランクトン。

私はプランクトン。

この世の中は、というか、インターネットの世界とかは、
これはもう大海原の如く広いです。

その大海の中から、この記事を偶然見つけてくれた方、ありがとうございます。

私は、この世界において何の発信力もありません。これは事実。

私はいわばプランクトンレベルに小さくて、いやそれよりも小さい細菌レベルかもしれない。電子顕微鏡必須。 それぐらい、ちっぽけな存在なのです。

なので、私がちょっと動いたくら

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ありんこ

ありんこ

比較的小さめの駅

電車から降りて

エスカレーターに群がる、スーツ姿

まるで、甘い物に群がる、ありんこのようだ

とか、後ろで傍観しているけれど

私もその甘い蜜へと吸い込まれていく

ただの一匹のありんこなのさ。

嫌われ者の美点。ハトとカラスとの対談

嫌われ者の美点。ハトとカラスとの対談

私はハトも好きだし、カラスも好きなのです。



ハトを見て、悲鳴をあげて逃げ惑う友人がいるのだけど、
ハトからしたら良い迷惑よね〜。

「ワテの存在の何がご不満なんじゃ⁉︎」ってたぶん言ってますね〜知らんけど。

ハトさん、ほぼ無害なんですけどね。

何も考えてなさそうだなぁ…気楽に生きてそう。とか思うけど、それを言ったら

「ワテかて、ちゃんといろいろ考えとるわいっ!」
って怒られそうなので

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