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読書・映画日記

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映画や本から学んだこと。きづいたことを書いていくマガジンです。
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#映画レビュー

過去の出来事は語り手の“解釈”によって描写される

過去の出来事は語り手の“解釈”によって描写される

昨日は「新解釈三國志」という映画をみた。なんとなんと、映画に出ている俳優さんたちがとても豪華。朝のニュースでも紹介されていた映画なので妻と2人で食い入るようにみていた。

コメディなので世の中で語られている歴史に面白おかしい話を交えたストーリー。でも決して嘘には感じず「本当は映画のと同様だったのかも」と思うことができる。過去の出来事が歴史なのだが、過去を語る時って語り手の「解釈」が入る。そして語り

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「罪の声」という映画をみて。世の中の理不尽や不満を感じたときこそ、倫理観がある行動が大切だと感じた。

今日はAmazonプライムで「罪の声」という映画を観た。小栗旬さんが主演の映画でわりと最近上映していた映画だ。

「人間の弱さ」と「正しい正義とは何か」を自分ごととして考えることができる映画だった。誰しも今までの人生の中で、世の中や、他者に対して、憤りや怒りを感じる経験ってあるのではないか。少なからず私も何度かある。そして、その感情は恨みや妬みに変わり、やられた相手に仕返しをしたことも、したいとい

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世の中は“自然の摂理”でバランスを保っている。ゲド戦記をみてそんなことを感じた。

世の中は“自然の摂理”でバランスを保っている。ゲド戦記をみてそんなことを感じた。

昨日は金曜ロードショーで初めて『ゲド戦記』をみた。ジブリは大好きだから殆ど見ているのだけど、ゲド戦記は一度も見た事がなかったので、やっと見れて良かった✨✨


日はゲド戦記をみて感じたことを書いていく。

世の中は自然の摂理のバランスがあるジブリ作品の中でも落ち着いたトーンで物語が進んでいく。そして大人だからこそ「なるほどな~」って感じる“言葉”が散りばめられていた。

大きなテーマとしては「生

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子どもができると「一人の時間」は少なくなる。けどその代わり「生きがい」が増えるという話。

子どもができると「一人の時間」は少なくなる。けどその代わり「生きがい」が増えるという話。

先日「かぞくはじめました」という映画を観た。
私も昨年に子どもが産まれたばかりで、家族の形について考える機会が増えていた。子どもができ家族が増えるに伴い、妻との関係性も恋人から「責任ある親」に変わったと感じていた。

恋人、夫婦、親と変わりゆく中で家族の捉え方も大きく変わっていく。
そんな自分の中での変化も感じていた時期であり、「かぞくはじめました」という
映画のタイトルに惹かれて観てみたのだ。

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『私の中のあなた』ー映画感想

『私の中のあなた』ー映画感想

今日は家族揃って、Amazonプライムでの映画鑑賞をした。
先日、妻から「とっても良い映画があったから観て」と言われたものだ。キャメロンディアスさんが主演の「私の中のあなた」。少し前の映画だろうか。私はタイトルすら知らなかった。

それがとても中身の濃い内容だった。今の自分にとってそのように感じたのかもしれない。家族愛と、自分が親だったらどうするか?が問われる映画だった。
少しあらすじを追いながら

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最高の人生の見つけ方

最高の人生の見つけ方

昨日は久々にアマゾンプラムで映画をみた。

以前からずっとみたいと思っていた『最高の人生の見つけ方』。
タイトルから何となくあらすじが想像できたのだけど、
一番心に響いたのが「何が自分にとって幸せであるのか」ということ。

少しあらすじに触れてみる。

本映画では年配の男性2人が病気によって入院するところから始まる。
今まで健康に過ごせてきたのが、年が経てば身体のどこかしらかがわるくなる。人間にと

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