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#31_言葉より行動に隠された人間の本心

「心のストレッチルーム」前田泰章です。

今回は、「言葉より行動に隠された人間の本心」についてのお話です。

私はカウンセラーになって15年がたちますが、特に多いお悩みとして、「家族間の悩み」があげられます。

家族というのは、互いに気を許しがちで、ときにはひどい言葉をぶつけあってしまいます。

そのことで、自分自身を責めたり、苦しんだり・・・

ですが、「言葉に真の気持ちはない。行動にこそある」ということに気づくだけで、心が楽になり、行動を起こせるようになるクライエントさんも多くいます。

たぶん、人の本当の気持ちというのは、言葉より行動に表れるものなのでしょうね。

たとえば・・・

会議ではとても素晴らしい発言をするけど、いつも会議に遅刻する人と、会議での発言は控え目だが、会議の10分前にきて、いつも準備を手伝ってくれる人。

どちらの人を信用できますか?

飲みに行こうね、と言いながら全く連絡をしてこない人と、ちょくちょく連絡をくれて、〇ヵ月後には飲みに行けそうだけど、都合はどう?と言ってくる人。

まあ、社交辞令で言う人もいますけど、どちらの人と友だちになれるでしょうか?

口の上手い人なら、本心でどう思っていようがなんとでも素晴らしいことは言えます。

言葉でごまかすこともできるでしょう。

しかし、「行動」はごまかしようがないのです。

なぜなら、そこには人の本心が隠されている場合が多いからです。

だから言葉でなく、行動を見ようとすれば、相手の本心がわかるのです。

よくコミュニケーションの本に、アメリカの心理学者、アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」が紹介されています。

コミュニケーションの割合は、

・言語7%
・声の質38%
・表情やボディーランゲージ55%

で行なわれているというものです。

言語以外のことを心理学では、「非言語」と呼んでいるのですが、コミュニケーションでも、言葉以外の要素が重要だということがわかります。

「言葉に真の気持ちはない。行動にこそある!」

このことは、人間関係を築くうえでのヒントになりそうですね。
(前田泰章)


心のストレッチルームでは、話を聴くだけではない「問題解決型カウンセリング」をおこなっています。
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心のストレッチルームHPより

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