冬湖

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冬湖

毎週自分で撮った写真の振り返りをするジャーナルを投稿しています。 交換日記・エッセイを始めました。希望者はどなたでも参加できます。

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とりあえず作ってみました。写真やカメラに関するコンテンツやお悩み相談など適当に手広くやっていきます。ネタ等ご提案お待ちしています。そもそも出世に無縁な霞が関のはぐれもの、一匹狼、変わり者、オタク、問題児、鼻つまみ者、厄介者、学会の異端児。そういった人間の集まりである。

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  • 今週のMornin

    勝手な写真講評記事、ただ自分の撮ったものに限り。加えて1週間の愚痴。人生の不満。

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    取り止めのある交換日記、供養所

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    スマホを手にしてから写真を撮れるようになり、それから今までの記録

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    写真・カメラに関する腫物なマガジンを月に2回ほど更新します。 すべてわたくしの感想でしかないのですが、こちらも併せてよろしくどうぞ。

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    ツイートするまででもない、写真を撮る際の機材の話。

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FUJIFILM X-Pro3 1年間使用レビュー

最近、FUJIFILMが熱い こうやって毎年、富士フイルムさんに新製品のカメラやレンズを出していただけているのはフジユーザーとしてはとってもありがたいことです。だがしかし、製品全体の市場に出回る在庫が新品も中古ともに本当に非常に少ない。高額転売をしている人も居るだろうけれど、それ以上に富士フイルムのカメラ求めるユーザーが増えていたりすることもあるだろうか。写真を始めたい、楽しみたい、富士フイルムを使いたいと思う人たちの手に素直に届くべきであるはずなのに値上げや受注停止や在庫不

    • 今週のMornin#61

      蝉の声、夏の叫び 名前は忘れた、ということにしておく。文京区のとある庭園の横を通り過ぎた時に今年初めての蝉の鳴き声が聞こえた。でもまだ梅雨だったろうと思いつつ、わりにその日は湿度が低くてカラッとした暑さで確かに夏っぽい日だった。坂を登りながら聞こえるそれにほんのちょっと眩暈がしたけれど、ふと蝉の鳴き声って夏の叫び声のようだと感じた。春は突然吹き上げる強風がそれにあたり、秋の音は鈴虫、冬は雪を踏み締める音や、荒々しい海の波音、だと思う。生きているからこそだと思えばその通りで、逆

      • 今週のMornin#60

        ゆかしさ職場も環境も色々変わり吉祥寺に行く機会が増えた。行くたびに、確かにここは住みやすそうな街だとは思う。けれど駅から15分くらい歩く距離感が自分が住むには必要そうだなとも思っている。駅前の賑やかさとか便利さとかはもちろん享受したいけれど、そういう駅前ってどうしても自分の生活空間とはちょっと切り離されるべきとも思っている。外出って電車の乗ることで、電車って日常だけれどちょっと特別であって、特別までの距離がある程度欲しいということになる。理想を言えば近くに川があったり湖があっ

        • 今週のMornin#59

          暑さの薄さ降り注ぐ熱の光線に鋭さは感じるし重さも感じるけれど、厚さはあまり感じない。紙のような薄さと針のような鋭さはもちろん違う。積みレンガのような分厚さも感じない。暑さにはそもそも感じ得ない形容詞なのだろうが、日本語もとい言葉や現象を表す形容詞にはやっぱり適切な語があるわけで。短歌や俳句や詩を読んでいると、時に適切でないような形容詞が使われる現象や名詞などがあるわけで、そこに一定量の気持ちよさ・響きや味わいみたいなものを感じる時がある。いつかそういうお気に入りの、定型から外

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        • こういう写真を撮ってほしいのですが

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          【メンバー限定】今週のMornins#1

          毎週10枚、忘れずに不定期で出していきます。 どうか許してください。 気が向いたら動画で解説なんかもします。

          【メンバー限定】今週のMornins#1

        記事

          今週のMornin#58

          half and mixed 6月は今日で終わり。月末がちょうど日曜日に来るとちょっと嬉しい。きれいなリセットという感じがして。リセットに綺麗も汚いもないとは思うけれど、どちらかというとそっちの方が好ましいとされることというのは多数ある。自分の心からの真意でなくても、周りがそう期待するであろうことを選択することは数多あると思う。義務的なことはそれはそうだけれど、そうでなく、そこにもその人らしさみたいなものが滲むと思う。そういう意味では、別に月末が日曜日だからといって、それが心

          今週のMornin#58

          今週のMornin#57

          全然知らん町 個人の感覚で、「町」と「街」は違う気がする。溶け込みたくなるかどうか、馴染みたくなるかどうか、馴染むために何かを頑張りたくなるかどうか、などといろいろ細かい違いをあげることができると思う。電車、バスで動き回るのが街で、もしかしたら歩いていたら誰かが車で拾ってくれそうなのが「町」だとかの、大異でなくても違いはあるような気がした。初めて訪れた「真鶴」と、初めて触れた個展と、それが溶け込んでいた「町」と。そういうものが好きとなんとなく思って決めていたことの要素が段々と

          今週のMornin#57

          今週のMornin#56

          あの日みた空短歌のことを考える日が増えた。5-7-5-7-7の調子で、普段の会話や目に入る看板や広告にもそのどこかに当てはまりそうなものがあったりする。日本人の潜在的な感覚もあるかもしれない。7-5調の美しさ、現代っぽいイントロからリズム早く全開の調子より落ち着いていて、車窓から外を眺めながら聴くのに心地がいいような調子が、今の生活の時間にちょうどいいのかもしれない。この考え方はちょっと怖くて、ちょうどいいからこそなのか、そこが一つの下限上限のどちらかで、自分の振れ幅が狭まっ

          今週のMornin#56

          今週のMornin#55

          初夏、初回 最高気温が30度に近づく。29度くらいにはここ1ヶ月でなっていたのではないか。とにかく暑くなってきている変化を感じる。それでもまだ朝晩のなんとなく夏らしくない涼しさは救いだ。日中の服装が難しい。それだけでまだ季節の変わり目だからと、数少ないモラトリアムに浸っていたら新月だということを忘れていた。去年は毎月のカレンダーを月の満ち欠けがわかるものを使っていたが案の定何ヶ月もめくり忘れていた。今年はせめて1ヶ月以内にはカレンダーをめくりたい。杞憂も同じくらい捲ることがで

          今週のMornin#55

          今週のMornin#54

          展示一過グループ展 「living note」 が無事に滞りなく終われた。 ただ実際には何も終わっていない。生きていくということは、いつでも、今までも現時点でも、なんならいつまででも終わらないことで、それでよかったといつかでも思えて欲しくて、プラスの感情でなくても生きてよくて、暗くても寂しくても、生きていくことは何も悪いことでなく、どんな形でも続くことに怪訝にならずに済むように生きて欲しくて、自分ってこんなに変なところでわがままに生きているなと、結局は自分も祈りが、祈りこそが

          今週のMornin#54

          今週のMornin#53

          夏の入り口 自分にとっての夏の入り口は百日紅の木に蕾がつき始めた頃だ。 百日紅は夏の終わりを目の前に感じる。すぐそこに、この花が終わったら夏の終わりだという事実を押し付けられる。それがやはり自分には始まりで、終わりなんだ。まだ、今年は百日紅を見ていない。初夏のような陽気だけれど、まだ夏は始まり得ていない。 今週のMornin 写真の感想F5 SS1/1700 ISO640 NOKTON 35mm F1.2 X mount 夏の光を感じる。隣の広場では子供たちがサッカーを

          今週のMornin#53

          今週のMornin#52

          犬馬之年何をするべきか、気を抜くと常に考える。時期的なものだったりメスオスの組み合わせ的なものだったりするけれど、いまはそれらをよく考える。自分に関心が向きすぎないように仕事をしたり写真を撮ったり短歌をよんだり絵を見たりお化粧品を見漁ったりしている。自由自在で全ていい時期は終わって、ある程度制約や見切りがないと自分らしく在れないような気がして、昔から使っているものやことから途端に逃げられなくなる。逃げようとしているということは、逃げられる可能性がある意味低いことの現れだ。 き

          今週のMornin#52

          今週のMornin#51

          絵も言えず、絵も知らず 「エモい」という言葉の意味を考えた。 自分にとって「エモい」という言葉は、その言葉をさらに細かい意味に細分化できて、そういう小さい魅力や特徴の要素の集まり、それの総称だと思っていた。「エモい」と呼ばれるそれには、どこがどうで、ここがこうで、そこはそうだけど、それらをひっくるめて「エモい」よね、ということだと思っていた。でもそうでもない人もいるらしくて、あるものを「エモい」と感じて、呼んだとしたらそれはもうそれ以上の細分化はできない、「エモい」は「エモい

          今週のMornin#51

          今週のMornin#50

          そろそろ一年 このよくわからない。言語化というか外在化の一つの手段だと思うけれど、自分の写真感想 と講評会もそろそろ1年になる。体調不良で1回書けずに流したことがあった気がするけれど、それ以外はなんとか1年続いている。日記を書くこともそうだけれど、自分はかなりの飽き性なので1年何かが続くだけでもかなり珍しくおかしな事態だ。写真もその類で、写真に関わっている毎朝のアレもこのnoteも。どうして続いているのかではなくて勝手に自分で義務化した気になって、自分で自分を律して、言ってし

          今週のMornin#50

          今週のMornin#49

          GW世間で始まり騒がれているらしい長期休みが始まったそうだ。確かに都内はちょっと人が減っていてその他近郊や遠方へ人が流れていっているような気もする。電車の人が減るのは素直に嬉しい。大人数というか人混みは苦手だ。配慮することが増えるからだ。ぶつからないように、迷惑になり得ないように、それでも自分の生活をしないといけない部分もあり、自分の利である行動を増やすたびに一歩ずつ疲れるからだ。疲れたくないものだ、本当に、常に。疲れないように生きるためにまた人は疲れるのだろう。身体だけなら

          今週のMornin#49

          今週のMornin#48

          葉桜の先 遅れて咲いていた今年の桜は卒業式には間に合わなくて入学式の時になんとなく時期が合っていて、きっとそういう式場では偉い人たちが引き合いに出したことだろう。遅れて咲いている桜のように、「こう」生きなさいとか大口を叩くのである。葉桜になって、そのあとまた次の春がくるまでに水面下でどんなことをしているのかもあまり考えずに、遅れて咲いたという都合のいい部分だけを抜粋してうまく利用した気になるのである。思慮するだけ無駄なことを考える季節、もとい、人生が大半なのに。無駄なことを愛

          今週のMornin#48

          今週のMornin#47

          つつじ、さつき、ヒナゲシ春だ。春の花が溢れている。春の花はとにかく主張がある。強いとかではなく、在る。冬の寒さに耐えていたからこその生命力ということだろうが、ちょっと冬の落ち着いた灰色と枯れた木々と淡い夕日が好ましい自分には少し鮮やかすぎる。それでも根気強そうにコンクリートの間から咲いているヒナゲシは結構好きなお花だ。毎年名前を忘れて「春、オレンジ、お花」と調べている。ちょっとごめんと思いつつ毎回安心してヒナゲシを認知する。 今週のMornin写真の感想マーガレット。咲きき

          今週のMornin#47