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今週のMornin#49



GW

世間で始まり騒がれているらしい長期休みが始まったそうだ。確かに都内はちょっと人が減っていてその他近郊や遠方へ人が流れていっているような気もする。電車の人が減るのは素直に嬉しい。大人数というか人混みは苦手だ。配慮することが増えるからだ。ぶつからないように、迷惑になり得ないように、それでも自分の生活をしないといけない部分もあり、自分の利である行動を増やすたびに一歩ずつ疲れるからだ。疲れたくないものだ、本当に、常に。疲れないように生きるためにまた人は疲れるのだろう。身体だけならまだしも。

何が写っているのか


今週のMornin

rest in 

写真の感想


家の近所。区画整理の柵の辺りに咲いている野生のヒナゲシだった。天気も良くて暖かくて、春と夏の間みたいだけれど半袖を着れるほどではなくて、確かにヒナゲシって、そういう時のお花かもしれないと思う。立派な花弁と十分な雄蕊雌蕊があって、でも茎は本当にか弱くて細くて、でも長くて見た目はちょっとだけバランスが悪いかも、と思う。それなのに野生でもたくさん郡で咲いていて、そういう強さがあるのだと勝手に思っている。
写真的には水平が取れていなかったりちょっと露出がローだったりしているけれど、被写体としてヒナゲシがその柵に寄りかかって休んでいるような状況を撮りたかった。何か素晴らしい、ということで撮った写真よりも、人間らしさがわかる写真が自分は好きなのだと思う。人間以外の無機物が人間らしいところが尚更好きなのだと思う。もちろんへそ天している人間もかわいい。なのでお花と柵の構図を垂直補正をすると逆に人間らしくない、窮屈な気もする。不恰好さ、不器用さ、不正確さ、乱雑さも人間のらしさの一側面だと思う。柵の奥が明るくてコントラストがあるのもいい。

F2.8 SS1/1000 ISO100
 OMDS TG-7

整列



風邪気味は頑張れない

毎年何かしら風邪を引く機会がある。昔より引きやすくなったと思う。抵抗力が下がったのか、ちょうどダイエットで食事のバランスが不十分だったような気もする。痩せるには食事を極端に減らすかバランスを崩すのが痩せやすいのを誤学習しているからだ。本当に良くないなと思いながら少しずつサプリを飲んだり補助食品を摂ったりしているが、体調を崩すたびにそれじゃ足りてないことを思い知らされる。実際に仕事やらなんやらで負担が掛かっているのも事実で、休ませられていないのも事実で、正直休ませなくたって動くだろうと過信しているのも本当で、過信というか奢りというか、余所見というか。別に死ぬわけじゃないし、別に死んだっていいだろうしと思いながら無理を重ねるのはきっと頭が悪いことなのも、察している。察しが悪いのではなく、病識がないのではなく、あるように振る舞うのが嫌なんだろうなと思う。かなりちっぽけなプライドで情けない限りで、そういう表明ですら本心か建前か見分けがつかないあたりがまたさらに情けない。素直という意味ではなく、自分のために頭を使って護る方向に行動を重ねられるように頭を使っていきたい。自分は自分でしか救えない。

knot


夏はアイス、秋は焼き芋、冬はおでん、春はさくらもちを食べます