結婚しなさいとそう親に言われてただ黙ってしまった。現代詩。

止められない感情は。

干渉の中の1つにしよう。

灯火は松明の

その中にある

光の中にあるもの。


わたしを生んだ

ここにあるものに。

感謝しながら。

生き続ける。


結婚しなさいと

そう

親に言われて

ただ

黙ってしまった。


年甲斐もなく

黙ってしまった。


それは

悔いているの

それな

悔いているの。


自分の人生に

悔いているの。


涙が溢れそうだったが。

なんとか止めた。


流してしまったら

敗けだと思った


何が正しい。

誰が正しい。


その答えは

なにもわからない。


ただ

情けない


ただ

情けなくて

悔しい。


その

感情を

ただ

ただ

想うだけ。


結婚したら正解なのか。

結婚したら勝ちなのか。


親は無言で

なんとなく

期待する。


声のなかで

声のなかで


本当は

分かってた。


誰かと分かり合い

寄り添いたいと。


わかってるから。


結婚しなさいと

そう

親に言われて

ただ

黙ってしまった。



だれも

悪くない


誰も

正しくない


誰も


わからない


誰も


わかろうとしてない。


そのなかで

ただ


涙が


流れた



ただ


なみだが



溢れた



結婚しなさいと

そう

親に言われて

ただ

黙ってしまった。


ただ


黙ってしまった。



それは


わたしにしか


わからない


ことだろう。

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