koichikoichi

旅先で動画を撮るのが趣味のオジさんです。 https://www.youtube.co…

koichikoichi

旅先で動画を撮るのが趣味のオジさんです。 https://www.youtube.com/c/KoichiKoichi

マガジン

  • バングラデシュ旅行記

    移動祭日であるイスラム圏のお祭りイード・アル=アドハーは2019年はちょうど盆休みにタイミングが合う。ならば行かねばなるまい、謎の国バングラデシュへ。

最近の記事

タジェン バリ島の思い出

2018年12月インドネシアはバリ島に10日間ほど滞在したときのお話。インドネシアはイスラム教徒が大多数ですがバリ島は4,5世紀頃からジャワ島経由でヒンドゥー教や仏教が伝えられバリ土着の信仰が混じり合った信仰体系となった。これがバリ・ヒンドゥー教といわれます。 神々が住む島と言われるバリは絶景スポットや綺麗なビーチが多数あり世界中からリゾート目的で人々が訪れますが飲んで踊って泳いでサーフィン出来てもギャンブルは御法度です。インドネシア自体はイスラム国家なので賭博行為は違法な

    • α7IIIからX-T4への移行を考える #1

      この5年間ほどは動画しか撮ってないんですがSonyのα7初代モデルから7S,7SII,7IIIそしてα6500などを使ってきて今の7IIIに不満はほとんど無いんです。しかし4k60pが撮れない事、そして10bitの記録ができない事は気になってました。これがFujiのX-T4なら可能なんです。 T4を手にしたのは発売日の先月28日、しかし緊急事態宣言が開けるまでは撮影に出かけることも出来ずやっと先日仕事帰りに大さん橋を訪れました。 レンズはXF16-55mm f2.8の

      • Melvinとの会話 マレーシアの思い出

        2017年8月5日初めてUberをクアラルンプールで使った。 KLCC(ペトロナスツインタワーにあるショッピングモール)からホテルまでMelvinという男に運んでもらってその道中に翌朝の空港までの送迎を予約した。直接契約で安くするぞ、と言われたが悪くない数字をオファーしてきたのでOKしたら30分遅れて来やがった。途中で11:30を過ぎたらキャンセルな、とメッセージ送ったら渋滞にハマってるけどもうすぐそこだから待ってくれと。 最初の内は飛行機が間に合うか心配で話どころじゃ

        • フワランポーン駅 バンコクの思い出

          バンコクの鉄ちゃんを初めて見たのはここ、クジ引きの結果徴兵が決まったと思える真新しい軍服を着た彼を泣きながら引き留める女性を見たのもここ、公共施設で8時と18時に流れる国歌斉唱で皆んな起立するのを最初ドッキリだと思ったのもココ。野犬に強烈なプレッシャーをかけられたのもフワランポーンの駅前。しかし数え切れないぐらい人生の分岐点の舞台だったんだろうなあ。 無くなんのかよ。 新駅が出来てターミナルとしての機能が移転されるんだそうだ。駅舎は博物館になるんだとか。 うーん、引退して

        タジェン バリ島の思い出

        マガジン

        • バングラデシュ旅行記
          9本

        記事

          テズガオン駅 バングラデシュの思い出

          ガイドのモハメドがコムラプール駅(ダッカ 中央駅)の隣のテズガオン駅を撮影してはどうか、という提案をしてきたので話に乗ってみた。 CNGに乗りホテルから20分程度で到着したが駅の入り口には車をつけず踏切りから案内された。郷に入りては、とも言うし枕木を踏みしめながらプラットフォームを目指すが線路脇に本格的なスラム街が広がる。 “撮らないのか? ” “俺はジャーナリストじゃないからな。 面白いモノが撮れればそれだけで良いし列車の上に人が乗っているのは面白いんだよ。” モ

          テズガオン駅 バングラデシュの思い出

          リキシャワラー バングラデシュの思い出

          ”チャイでも飲まねえか?疲れたろ。” 僕は乗ってただけなのでほとんど疲れはなかったがアブドゥルはかなり参ったんだろう、暑い中リキシャを漕ぎっぱなしだったから仕方あるまい。アブドゥルは返事を聞くまでもなく道端に駐車して茶店のオヤジに注文を入れている。 この国の人は8月でも熱いお茶を飲む。アブドゥルはコンデンスミルクをしこたま入れたチャイが好きなようだ。コンデンスミルクの缶にかなりの数のハエがたかっていたがごく普通のことであるらしく追い払う動作もせずに店のオヤジは淡々とチャイを

          リキシャワラー バングラデシュの思い出

          トラムの話 香港の思い出

          香港島の北側を2階建ての路面電車が走っている。思ったよりもガタガタ揺れるが風情があってしかも安い。 個人的に眺めて楽しい場所は地下鉄港島線の北角駅(ノースポイント)そばにある春秧街の市場で狭い通りをトラムが人や駐車車両のギリギリをかすめて通行している様子。距離感が我々と全く違うんです。たまに違法駐車でトラムや配送トラックが何台もスタックする事があるようですが市場とトラム側はある程度折込済みの様子。 これはアウト。後ろがつかえて警官がドライバーを探してました 本来車内は飲

          トラムの話 香港の思い出

          天星小輪-Star Ferry- 香港の思い出

          スターフェリー(Star Ferry)は香港の中心にあるヴィクトリア・ハーバーの両岸、九龍半島の尖沙咀(チムサーチョイ)と香港島の中環(セントラル)・湾仔(ワンチャイ)を結ぶフェリーで白と緑のツートーンに塗装された船体が特徴的です。 地下トンネルが出来て九龍半島-香港島間の大量輸送が可能になった後も市民の交通手段として利用されていますがひとたび観光で訪れたらこれに乗らない手はありません。平日と週末、アッパーデッキとロワーデッキで料金が違うが微々たる差で一番高くても大人ひとり

          天星小輪-Star Ferry- 香港の思い出

          旅行時のスマホ運用(ネット接続)について

          はじめに旅行用のガイドブックっていつ頃から買ってないんだろう…スマホで地図や行きたい場所の情報がリアルタイムで調べることが出来るようになって何年も経ちますが紙媒体の利点はいまや電波事情や電池切れなどのトラブルに左右されない事ぐらいでしょうか。 僕は旅行中にSIMフリーのiPhoneとCellular版のiPad miniを持ち出すことにしています。地図に関してはあらかじめ地図データをダウンロードする必要がありますが通信不可能でもmaps.meというオフライン地図アプリやgo

          旅行時のスマホ運用(ネット接続)について

          動けない人の話 台湾の思い出

          毎時00分、それまで立っていた台座を銃床で打ち鳴らし、着色された石像がやっと生身の兵士に戻ることが許される。 台北の3ヶ所(忠烈祠・中正紀念堂・国父紀念館)を守る2名の衛兵は一旦所定の位置についたら動けないんです、1ミリたりとも。静止したあと裾の乱れや小銃のストラップの位置調整なんかは上司や先輩らしき人が直してあげるようです。暑い国ですから汗拭きまでやってもらってましたね。 次の交代2名とそれを引き連れる1名、そして石像ポジションだった2名の合計5名の兵士が異常に高いシン

          動けない人の話 台湾の思い出

          サヘルの真珠 チュニジアの思い出

          2009年2月、チュニジアの首都チュニスからスースという街にやってきた。首都チュニスから南へ150kmほどに位置する海岸の城壁都市で”サヘルの真珠”と形容されるそうだ。フランス語がある程度理解できたら北アフリカの旅はかなり楽になったであろう。しかしフィックスされた帰りの便をじっとチュニスでくすぶってるワケには行かない。まあ一度へこたれてマルタに避難してたんですけどね。 スースで列車を降りて適当にうろつき宿に入る。さすがに両者の思惑は一致してるので提示された1泊の料金を支払い

          サヘルの真珠 チュニジアの思い出

          酔い止め バリ島の思い出

          バリ島初日の夜をテガラランのホテルで過ごし、森の中で朝を迎えた。天気もよく鳥のさえずりを聞きながらバルコニーで朝食を摂って気持ちがいい朝のはずなのになんか気分がすぐれない。 こんな場所なのに朝起きたら調子悪いんだもんなあ セミオープンタイプのシャワールームでちょっとドキドキしながら体を洗うとパンツを持って来ていないことに気がついた。正確には今まではいていた物とあとは1枚だけ。合計2枚のパンツで10日間バリで過ごすことは移動を考えるとおそらく厳しい。というかやりたくない。

          酔い止め バリ島の思い出

          シェフの気まぐれ チュニジアの思い出

          試合中にレストランへ入った僕が悪いんだよ。チュニスにはレストランはピンからキリまであるけど地元の人が利用する食堂に入ってみた。2009年2月22日の日記によると詳しく書かれていないが瓶入りコーラを含めて5.6ディナール(360円ぐらい)で4品セットの定食を注文してたようだ。 ショーン・コネリーみたいなオヤジが注文を取りに来て前菜とパンとコーラが来るのに10分かかったが待てど暮らせど次の皿が来ない。僕以外の時間が止まってたのかと思ったが店の奥ではアフリカネイションズチャンピオ

          シェフの気まぐれ チュニジアの思い出

          お金と数字の話 バングラデシュの思い出

          通貨Taka(タカ)細かく覚えてませんが2019年8月にダッカのシャージャラル国際空港で1Taka(タカ)が1.3円ほどのレートでした。日本円からの交換が可能でしたがキレイなお札でないと交換してくれないらしいのでピン札を用意しましたが黙ってるとかなりコンディションが悪い紙幣を渡されるので注意しましょう。ズルいようですが既にバングラルールでのゲームは始まっています。 紙幣の左側が結構穴だらけで何度もホッチキス留めされてたハズ ホッチキスで留めて管理する事が普通なのか結構穴だ

          お金と数字の話 バングラデシュの思い出

          招待 バングラデシュ の思い出

          イード・アル=アドハーの撮影が終わってリキシャワラー兼ガイドのモハメドにウチで一緒に夕食でもどうか、と招かれたがバングラデシュ人のお宅を訪問する事はそうそうないのでお言葉に甘えることにした。 夜8時に迎えに来たモハメドとふたりでリキシャに乗り込む。”リキシャでどれぐらいかかるの?” ”今なら20分てとこだな。” 昼間はリキシャ運転中のモハメドと前後の位置関係となるため会話しづらかったが横並びなので話が聞き取りやすい。 ダッカのほぼ中心部は夜でもかなり交通量が多くどんどん渋

          招待 バングラデシュ の思い出

          イミグレの話 チュニジアの思い出

          2009年2月18日 UG1301 Malta-Tunisでマルタから再びチュニス入りしたときのお話。 ”ナカータ! ナカムーラ!”と叫びながらやにわに立ち上がり"エアチケットを見せろ!"と若いイミグレ係官が威圧的な目で僕を睨む。 ①成田−ローマ②ローマ-チュニス③チュニス-マルタ④マルタ-チュニスでチュニスに1週間で2度入ってきたが何が悪いんだろうか。 残る⑤チュニス-ローマ⑥ローマ-成田のチケットを無言で渡すとジョージ・クルーニーを30歳に若返らせてはみたがその過程

          イミグレの話 チュニジアの思い出