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酔い止め バリ島の思い出

バリ島初日の夜をテガラランのホテルで過ごし、森の中で朝を迎えた。天気もよく鳥のさえずりを聞きながらバルコニーで朝食を摂って気持ちがいい朝のはずなのになんか気分がすぐれない。

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こんな場所なのに朝起きたら調子悪いんだもんなあ

セミオープンタイプのシャワールームでちょっとドキドキしながら体を洗うとパンツを持って来ていないことに気がついた。正確には今まではいていた物とあとは1枚だけ。合計2枚のパンツで10日間バリで過ごすことは移動を考えるとおそらく厳しい。というかやりたくない。

しかし頭が重くちょっと気持ちが悪く風邪かもしれないのでバリ島最初のミッションはパンツと風邪薬を手に入れる事にした。ウブドの街道沿いのコンビニでパンツを探すがデカいか結構布地の面積が少ないビキニタイプの物しか見当たらない。仕方がない、この際パンツはなんでもいいからそれよりも体調を改善させる方が大事だ。コンビニなのに結構薬が置いていて数十円から百数十円と結構安い。スマホで調べながら総合感冒薬と頭痛薬を1シートづつ手に入れることにした。

テガラランで2泊してそれなりに近場を観光したが少し体調も改善したのでホテルの車をガイド付きでチャーターして幾つかの場所を訪れるがまた調子が悪くなってきた。ガイドに薬局に寄ってくれと伝えてみたが自分の状態が分析・把握できない。なんか子供の頃に気持ち悪くなった時と同じ様な感覚が…そうだ、子供の頃から中学に入るまで結構乗り物に酔ってた事を思い出した。空港から森の中を抜けてテガラランに来る時も、いま色んな場所に連れられてる時もかなり道が悪いところを走り続けているな…

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ANTIMOってなにこれ、一発で効いた

50円ちょいで買った酔い止めの薬が劇的に効いた。15分から20分であれだけ気持ち悪かったのが気分爽快、目に入ってくる景色も3割増しで美しく感じる。

社会人になってから乗り物酔いをした記憶がないので気が付かなかったがそこまで道が悪かったかといえば頷けるぐらいにはガタガタ道が多かった。このあと船でペニダ島に渡ったが持っていて正解だったように思う。

薬は処方がその人に合わなければあまり効果を発揮しないかもしれないし国によってはかなりキツめの市販薬が売ってたりします。日本でご自分にあった酔い止めの薬を用意されるか仕方がなければ数十円の薬です。おまじないのつもりで持っておけば役に立つかもしれません。いや、バリ島って結構道が悪いな…


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