みやがわ こうへい

お仕事はワイン造り(岩手県大船渡市在住)。地域のベンチャー企業の経営者のもとで社会的起…

みやがわ こうへい

お仕事はワイン造り(岩手県大船渡市在住)。地域のベンチャー企業の経営者のもとで社会的起業家精神を身につける、2年間のビジネスプログラム、Venture for Japanを通じて、スリーピークスに新卒入社。NOTEのテーマは、会社や大船渡(三陸地方)の生活における気づきについて。

最近の記事

選べる。迷える。選択肢がある愉しさ。

選択肢を用意することは、 ご飯屋さんでメニューを見ることや 選択的夫婦別姓や同性婚といった社会的な話においても大切だ。 1人ひとりの選択肢に自由があることで、 自分の判断に自信を持てるし、迷いはあっても腹を括って前に進めるし、 仕事など、物事を前に進められる。 選択的夫婦別姓や同性婚の話。議論が起こってから随分と時間が経っているが なかなか、認められない選択的夫婦別姓や同性婚。 結婚の際、名字を自由に選べなないなかったり、 添い遂げたい人を自由に選べられない結婚制度。

    • 日常に根差した言葉は、 届く。

      コンセプトやコピーライティングなどを考える時 ロジックや正しさを打ち出すと、説得力のある言葉になる。 そして、ロジックを軸にした言葉を時には 感情や景色といった情景を汲み取った言語化をすると、 心情が描かれた力強い言葉に変わるような気がする。 それに気づいた時、 ロジックを日常に紐づけた言語化こそ 頭と心に残る言葉になるかのもしれないと思った。 理由はシンプルで、日常に根差した言葉だから。 (伝えたい対象や場合によって変わるのは前提として、) 正しさを打ち出したり、

      • 心の蓋を外して、鼓動を表現する。

        僕は、色んな理由で心に蓋をして、伝えられなかった感情たちがある。 恐らく、伝えたい事を飲み込んで 普段通り過ごしている人も他にもいるしれない。 しかし、そうやって生きてきた僕だが、 福島県にある、獏原人村で行われた体験型演劇、君の在処祭に参加して 他者と触れ合う中で、自分の殻を破り、 表現したい想いを伝えられた時の充実感こそ、 本当の自分を感じられる瞬間なのかもしれないと、体感した。 (場所とお祭りの詳細はリンク先にて。) 自分が伝わって欲しいと思ったことは、 上手く伝え

        • 新卒で農業系に就職して1年。ぶっちゃけどう?

          クライアントワークを中心とした、 デザインやクリエイティブ系のベンチャーを熱望していた自分にとって、 農業系に就職したことは予想すらしていなかった。 厳密にいうと、ワイナリーへの入社だが 醸造の原料となる葡萄やりんごの栽培も行うので畑でも仕事も多い。 そんなこんなで入社して1年が経ち思うことは 明確にやりたい事がなかった自分にとって、 農業という選択肢は自分探しには有効な手段だった。 というのも、農業は衣食住に直結しているので そこで得た経験が、幅広い場所で応用させやす

        選べる。迷える。選択肢がある愉しさ。

          古代酒、ワイン。その魅力に迫る。

          メソポタミア文明から存在すると言われている、古代酒、ワイン。 そのため、ワインの魅力は、自然に依存している部分が多く 他のお酒と比べてもそれが言えると思う。 そんなワインだが日本では全国各地で 最近、ワインの醸造所(・ワイナリー)が増えている。実は。 (ビールもそうらしいですね!) とは言っても、“ワイン≒お洒落な飲み物”という固定観念はあり、 コンビニでもワインは常時あるものの、 心理的に距離感のある飲み物なのかもしれない。 そこで、ワイナリーに勤めて2年目の新米(2

          古代酒、ワイン。その魅力に迫る。

          自分の好きを、誰かの幸せへ変えた時、リーダーシップが芽生えると信じている。

          ワクワクすること。スキなこと。たのしいこと。 みんな、何かしら持っていると思う。 そして、そんなワクワクする事が 誰かの困りごとを助ける手がかりになるかもしれない。 やりたい事がなく、優柔不断な24歳の僕にとって この言葉は、理屈を起こすより、とりあえず、行動を起こすきっかけとなった。 他にも色々と方法はあるが、自分の、「いいな。」を起点に それを他の人の「いいね。」に変えることの積み重ねから 自分のやりたい事に気付けて、リーダーシップは生まれる。 その気づきをこのアド

          自分の好きを、誰かの幸せへ変えた時、リーダーシップが芽生えると信じている。

          作業の質は、根拠の質。

          k僕は、原料の栽培から一貫して行うワイナリーに勤めている。 農業ー製造・醸造ー販売ー接客・サービスまで行い 分野を跨いでいるため、作業の進め方において大切なのは、 作業をする理由、その根拠の質が作業の質に直結すること。 そして、その質が上がるほど、動き方はシンプルになり、段取りが向上する。 今まで、作業スピードを上げるためには 手元の動きを早くして、効率をあげた方がいいと 漠然とした考えだった自分にとって、大事な気づきだった。 動きの質は、根拠の質で決まる。 その動き方

          作業の質は、根拠の質。

          その本を読む理由が、次の自分を強くする。

          目的を設定して読書するのは大事だと言うと とっても普通のことに聞こえるが、どうして大事なのだろうか。 本を読み始める前に、目的を設定し始めると、、 情報の優先順位や俯瞰、読む前後の変化が分かりやすい、 アウトプットの質が高まるなど、色々と効果があったように思う。 (この記事は、エッセイや小説というより ビジネス、自己啓発、教養系などに関する読書を前提に書いています…!) そういった効果の部分と設定方法にまで触れたい。 時間や日々のto doに追われつつも、 生き方やあり

          その本を読む理由が、次の自分を強くする。

          マニュアルのゴールは、守破離。

          右も左も分からない、社会人1年目を終えて理解した事の1つとして、 マニュアルのゴールは、作って守るものではなく、変えていくものだということ。 最初は、作業に慣れることへ必死だった。 今も余裕がある訳ではないが、 慣れるために大事にしていたのは、マニュアルの作成だった。 とにかく、マニュアルを作って、周囲の真似をすること。 マニュアルに不備があれば、それは自分が今まで見えてなかった視点として その度に、メモをとり、アップデートしての繰り返しだった。 そんな中で、マニュアル

          マニュアルのゴールは、守破離。

          “自分らしさ。” という生産性のあり方

          偏見だったら恐縮だが、生産的な時間と聞くと 読書や資格の勉強をしたり、 ためになるセミナーに参加するなどを連想する部分が多いような気がする。 こうした、数値化、定量化できる、 誰から見ても認識しやすいような生産性がある一方で、 散歩や家事など、目に見えづらい(形に残りにくい)生産性もある。 目に見える生産性にどうしても僕たちは、意識しがちだが どっちにしても自分を支えてくれる生産性であるはず。 だからこそ、 どちらの時間でも、“自分なりに意味や目的を持って過ごしていたか。

          “自分らしさ。” という生産性のあり方

          自分をリードできる人になるために。振り返りの話。

          社会人になって振り返りを行う時間を日々、取り始め 他人や社会の前に、まず自分自身をリードすることへの意識が強くなってきた。 この経験から、人として、より充実した存在になるために、 振り返りは有効な手段だとつくづく実感する。 理由は、結果だけに左右されず、 自身の意味のある変化、進歩が可視化される中で 等身大の自分と真っ直ぐに対話する。 そのことによって、明日の過ごし方への目的意識が高まるからだと思う。 この記事を読んだ後 ぜひ、振り返りをする中で、自分で起きた変化を言語化

          自分をリードできる人になるために。振り返りの話。

          HowよりWhatの質を見極め、高める。

          「どのような方法がいいのか。」 「どんなふうに動けばいいのか。」というHow より 「今、何をする必要があるのか。」 「本当に意味のある目的(はたまた、ゴール)なのか。」 「それは、解決に値する課題なのか。」というWhatに着目する。 取り組む物事の方向性やスタンス、前提条件を見極めるないと、 課題(イシュー、問い)の質を上げなければ、解の質は上がらない。 成果物の安宅さん著の ”イシューからはじめよ”を読み仕事に活かした時に実感した。 特に、その重要性を痛感した仕事

          HowよりWhatの質を見極め、高める。

          「ガッツだけで社会は変えられない。」

          「ガッツだけで社会は変えられないんだよ。」 24歳で社会人2年目になる友達(女性)とズームしていた。 このコロナ禍で、これからどうしていきたいと話していて 20代半ばになる中で、その子が口にした言葉だった。 学生から社会人へ。これは人生の中で大きなシフトチェンジ。 それに伴って、ワーク(キャリア)に加えて、ライフへの見方も変化し、 自分の中のあらゆる行動と社会との接点が可視化される。 だから、社会課題とか言って仕事と向き合うだけでなく、 ライフという自分の生活に根差した

          「ガッツだけで社会は変えられない。」

          世界との接点。 文脈を辿ろう。

          世界との接点を増やすほど、色んな事と自分との繋がりが見えてくる。 「なぜ、そう思うのか。」と、ひたすら自問自答する訓練を経験した、 15ヶ月に渡って行った就活という名の自分探しを通じて実感した。 そして、その「なぜ。」と、文脈を辿る行為が 世界と自分との接点に気づくための方法であることも。 「なぜ。」と聞くことが 接点に気づくきっかけになる理由は、 深掘ると、根底にある考え方や価値観に近づける。 根底に近づくと、物事の見える範囲が徐々に拡がっていく。 中心に位置するのが、

          世界との接点。 文脈を辿ろう。

          ボールの先にある哲学と自由。

          この人には、きっと誰かを想う哲学がある。 そして、その哲学と一緒にラケットを振って、自分と戦っているのかもしれない。 大坂選手の試合を見ていた時にふと感じた事だ。 彼女のプレイは鮮やかだった。 どんな窮地なシーンに見えても、流れが相手にあっても、 しなやかな動きで、攻めるポイントと退くポイントにメリハリをつけて 冷静にいつも通りプレイをしているように見えた。 あまりプレイから一喜一憂した顔をせず、 ひたすら次の駆け引きを見据えてコートの上に立つその姿は 技術だけでは、賄

          ボールの先にある哲学と自由。

          株でハートを揺さぶる。感情投資。

          株に投資することに対して、 「なんか難しそうで、お金儲けをするためのもの。」 この一点張りで今まで株への投資を自分から遠ざけてきた。 ニュースでよく、日経株価が何とかかんとかって流れているが お経のように聞こえて、右から左へと流れていった。 おそらく、株に対してこのような考えを持っている人は僕だけじゃないと思う。 しかし、自分にはどこか縁遠い話だと思っていた株を、 「株って、自己表現の1つなのかもしれない。」と思った時 株に対する考え方が自分の中で変わった。 夢や希望を

          株でハートを揺さぶる。感情投資。