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世界との接点。 文脈を辿ろう。

世界との接点を増やすほど、色んな事と自分との繋がりが見えてくる。
「なぜ、そう思うのか。」と、ひたすら自問自答する訓練を経験した、
15ヶ月に渡って行った就活という名の自分探しを通じて実感した。
そして、その「なぜ。」と、文脈を辿る行為が
世界と自分との接点に気づくための方法であることも。


「なぜ。」と聞くことが
接点に気づくきっかけになる理由は、
深掘ると、根底にある考え方や価値観に近づける。
根底に近づくと、物事の見える範囲が徐々に拡がっていく。

中心に位置するのが、本質、根底にあるもの。

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表面的、あるいは深層的な立ち位置からでは
自然と入ってくる情報量が変わってくる。
具体や枝葉の情報だけだと、それだけの情報量のみになるが
そこにある、意味などを自分なりに深く、中心に進んでいくと
視界に入る面積が拡くなるので
他の具体などと、比べたり絡めたりする余地が出てくる。

そして、結果的に情報量が増えることで
自然とインプットする量も増えやすく、
情報をそのまま取り入れるだけでなく、自分なりの言葉として咀嚼しやすくなる。
これは知識だけでなく、異なる環境や雰囲気に出会った時も
そこに適応する力を支えるバックボーンにもなり得る。

世界と触れ合う中で見る、聞く、感じる情報を
自分の延長線上として捉える土壌が整えられることが、
そのための、「なぜ。」と

また、自分の中の話に加えて、時代の流れを感じる力にもなる。
掘り下げる度合いによって、視点の振れ幅がちがうことがイメージできる。

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中央から近づくほど、色んな出来事やニュースの見え方は変わる。

具体の話にとどまると、共通点などがあったとしても
どうしても別の物として認識し、捉え方の質が浅くなってしまう。

Tik Tokと色んな尺のドラマが作られるようになったこと。
これは、映像の視聴時間に対する
人々の趣味嗜好が変わっている、文脈として共通する部分がある。

もし、深掘りせずにそのまま飲み込んでいたら
ここへの認知はなかなか、生まれづらいような気がする。
視点がずれると、物事の見え方も当然、ずれてくるので
その距離感が短いほど、見え方はクリアになりやすい。

なぜ、それがトレンドなのか。

理由を考えると、他のトレンドと似た部分が見られる、
その文脈を見つけると、
別々の場所で起こっていること同士で意外な接点が生まれたりする。


色んなことを知るたびに
周りを行き交う多様な接点に出会う。

まだ自分が気づけていないそこにある世界との接点を知れた時
考えていなかった選択肢が生まれたりする。
まだ見えていない、実は自分を支えてくれている
世の中の色んな側面と触れ合うたびに、
今見えている景色、新しい色合いを加えていく。

そうした文脈が流れている情報に触れて
自分の中の世界がすっと拡がった時、
ちょっと得した気分になるし、ちょっとその日が心地よくなる。


次は、どんなことに気付けるかな。

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