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健康食ってなんだろう?

どれほどの人が食に対して考えを持ちながら食しているのかはわかりませんが、

少なくともいえることは、口に入るものは安全であって、健康なもので美味しい

ものを食べたいということだと思います。


あらゆる種類の食べ物がありますが、その中でもファーストフードのように長年

に渡り人の舌を魅了している“早くて美味しい”の味の裏にあるものは、刺激的で

油っぽく濃い味だったりします。それらの食べ物に入っているものの多くは、人

体にとって有害とされるさまざまな「うま味調味料の添加物」だったりします。

そうした添加物による体への影響は、ブレる味覚だけでなく、他の感覚をも狂わ

せてしまうという研究結果も出ているくらい好ましくない影響があるとされてい

ます。しかしながらそういった影響は、明る様にすぐに体に出ることがなく人体

の中で密かに起きていることがほとんどなので、何を食べても健康だと思いがち

になってしまうのも無理はないのだと思います。

食しているものの中で子供の頃から使い慣れているもので安心と思っているもの

や注意書きなどに安全と記載してあるものであったとしても、実は、有害とされ

るものもあります。そういったことを踏まえて自分は食べる上で無理なく健康的

なものを優先的に食べることを心がけています。それは食材や調味料はもちろん

のこと、使用する調理器具などにも気を配っています。なぜかというと調理器具

であっても熱したりすることによりそこから生じる微量の成分が食べ物と共に口

に入ってしまうからです。微量であれば大丈夫という声もありますが、それをも

し毎日にように取り続けていると蓄積されていく量も微量ではなくっていくと思

うのです。それと食材については、多少なりともお金がかかってしまっても基本

的に有機または、天然のものをできるだけ買うようにして、無農薬や遺伝子組み

換えがされていないものを選ぶようにしています。今も昔もこのことは重要視さ

れてきてることでしたが、近年になって世界を通じて入ってくる情報は、より便

利さや生産性を優先的に考えられたものが多くなってきていることからも、時間

をかけて大事に育てられたものを食することが自分は大事に感じています。


野菜や肉、それに魚もそうですが、大事に育てられたものというのは、優しさを

感じながら生きてきたと思うので、そういった気持ちが生きている食材をいただ

くことも人間にとって、とても大切なことだと思うからです。



ちょっと変に聞こえてしまうかもしれませんが、自分は、動物や魚に留まらず

野菜や植物にも気持ちがあると思っています。そして人間と変わらない命である

ということからも、食事をする際はその命をいただくということに気持ちを込め

ていただきます。そうやってお腹に入っていく食べ物に感謝を込めていくと今度

お腹の中からありがとうという気持ちが生まれてきます。そのありがとうとい

う気持ちは自らが発する笑顔であったり、思いやりの心に繋がっていきます。

そこで自分は思うのですが、こういった想いを持ちながら食することは、栄養を

吸収する上でも意味があることだと。なぜなら体がリラックスを覚えることで栄

養の吸収性も高められ尚且つ、免疫力も上がるからです。

実体験からもいえることなのですが、できる限り手作りなものを食べることは、

人間にとって大事なことだと思っています。なぜなら、人間、歳を重ねてくると

手作りなものを食べる意味があることを、自分の体が教えてくるからです。

なので歳が若くても手作りなものを食べる意味は、そこにあると思います。

若いうちは、その若さがあらゆる場面で体をカバーしてくれますが、その若さも

栄養のないものや有害なものを食べ続けていれば、低迷してしまい気持ちまで好

ましくない状態を迎え、結果的に体の衰えにつながってしまうからです。

現に、今の時代、若い人の間でも、歳を経てから発症する症状でさえ早まり、増

えてきているといわれています。それも食の乱れが原因の一つになっているのだ

と思います。時間に合わせて無理に食べる習慣よりも、お腹が空いたら食べるこ

とは大事といえます。時間に追われる生活をしている人は多いと思います。自分

もそういった時がありますが、それでも時間に追われて食べないように心がけて

います。なぜなら、時間に応じて食べると逆に内臓への負担につながってしま

い、体調不良の原因を自ら作ってしまう恐れがあるからです。昔は、一日三食と

決まって食べるという習慣はありませんでした。時代が変わるにつれて経済発展

と共に我々人間が徐々に作っていった習慣です。腹八分が良いといいますが、も

っといえば腹六部くらいでも良いといわれています。それくらい食べ過ぎないこ

とが大事だということだといえます。自分もときおり朝は、お粥にしたりしてお

腹に優しいものから始めて慣らしてあげることをしたり、お昼にガッツリ食べて

しまった時などは、夜は少なめにして過ごすようにしています。その甲斐あって

か不思議なことに、夜の食を控えた時ほど、次の日の目覚めは清々しいもので、

体や気持ちまでも軽く感じることが多いです。食事というと、ただ食べているよ

うに思われがちですが、実は、食べ終わった後、体の中ではいろんな働きがあっ

て消化吸収をしてくれています。体内の中で懸命な働きがあって、栄養吸収され

ていくのだと思うと、ゆっくり噛んで食べる大切さがよくわかる気がします。


最後まで読んでいただきありがとうございます。



















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