見出し画像

自己紹介 ー学生時代に学んでいたことー

前回の内容を確認したい方は
こちらを参照してください。

いよいよ、自分に出来ることの本題に入りたいと思います。

今回はそのうちの1つ
気象データを読み、予想や状況を把握することです。

学生時代に学んでいたことは
地球科学(地学)でした。
そして、大学では気象学を専攻していました。

「プロフィールにある手話や情熱クラブに関係ないじゃん!」
と思われる方もいるかと思いますが、
これが後々繋がってきます。
(詳細は次回で話します。)

なぜ気象を専攻したのか

長くなりますが、気象に興味を持ち
大学で専攻するまでを書きたいと思います。

幼少期

とにかく雷が怖く、大っ嫌いでした。
天気予報で「所により雷雨になるでしょう」という
フレーズを聞いてしまうと、いつ雷になるのか、
1日中気になってしまうほどでした。

そんな私に「天気と気象」という本を
母親が買ってきてくれました。

天気と気象(小学館)

この中に雷の仕組みはもちろん、
天気や気象のメカニズムについて
イラストや写真付きで、教科書のような
とてもわかりやすい説明があり、
読んでいくうちに、恐怖から興味へと変わりました。

高校

高校は県内のマンモス公立高校に入学します。
総合高校であることや
大学のように授業を選択していくシステムのため、
理科系の科目は化学、物理、生物、地学を
自由に選択することができました。

私は幼い頃から気象に興味を持ち、
環境系の大学の進路を目指していることもあり、
理科系の科目は化学Ⅰ、物理Ⅰ・Ⅱ、地学Ⅰ・Ⅱ
を選択します。

地学Ⅱ(数研出版)

この当時でも教科書はカラー印刷が一般的ですが、
この教科書だけは白黒印刷で、かなり驚きました…笑

地学を選択する生徒は数名で、
授業内容は授業というより、
大学のような形で、先生の話を聞きながら
メモを取るようなスタンスでした。

宇宙、生物、地質や気象など、
オールラウンドに学べて、
振り返ると、生きているうちに1度は学んでおくと
良いのかなぁと思います。

大学

そして、受験を経て、大学に入学します。

まずは、生物、地学、水文、気象、情報の
5分野を2年間バランス良く学びました。

生物は宝石サンゴの密猟が問題になっていて、
そのことについて学んだり、
地学は地質から氷河期と間氷期の繰り返している
ことについて学んだり、
水文は山から湖沼、河川、地下水、
そして海から山への水循環について学んだり、
気象は大気の循環について学んだり、
情報は統計について学んだり…

今振り返ると、学び直したい内容ばかりです笑

座学だけでなく、
フィールドワークなどの現地調査をすることが多く、
入学して数日でいきなり、
1泊2日で富士山周辺のフィールドワークをしたり、
1週間近く黒部川流域で水質調査をしたり、
他大学の人達と寝泊まりしながら
長野市内で夏場の冷気風の観測をしたりと、
一生に一度の経験をしたような気がしています。

富士山フィールドワーク(入学3日目)
黒部川流域の水質調査
長野市の夏場に吹く冷気風の観測(24時間連続調査)

そんなこんなで、こういったことを経て
研究室で本格的に卒論に向けて研究をしました。

研究テーマはもちろん、雷雨です。
卒論でできる範囲は限られているものの、
なんとか、形にすることができました。

ポスター発表用にまとめたもの ※ボカしてます

研究内容が認められ、大学院に誘われますが、
学費面や高校の時に父親を亡くしていることもあり
これ以上、お金で迷惑をかけられないと思い、
就職へと舵を切ります。

気象予報士試験も何度か受験していましたが、
直ぐに資格が取れる訳もなく、
研究中にプログラミングを軽くやるため、
それを仕事にした方が将来性があり、
引く手数多ということもあって
SE(システムエンジニア)を職とします

次回は自分にできることの2つ目、
手話ついて書きたいと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?