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エッセイ こんなこと考えてます

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子どものことや親のこと、コミュニケーションで気になったことなど。コンテスト投稿もこちらに置いてます。
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2019年1月の記事一覧

スポンジは優しさの現れだった。

「スポンジのように吸収します!」ある広告で使われていた言葉、就活でも時々耳にします。「どんどん吸収し、成長が早い」ことを表しているのでしょう。ここでコウタロウの悪い癖が出ました。「吸収の早さを伝える時に、スポンジって適切かな?? そもそも汚れを落とす道具だし」。そうです、キッチンなどで使う「あいつ」は吸うことより、洗うことが役割です。自分のひねくれ具合に呆れつつ、何に例えると良いのか考えてみました

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「アッという間に~」から人生の充実度を考えた

「ついこの前新年を迎えたと思ったら、アッという間にもう半月以上経ってる! 早いもんですね~~」。ラジオDJの語りにコウタロウも「確かに、早いな」と頷き、ふと5歳になる長男が浮かんできました。いつも誕生日やクリスマスを気にしていて、しきりに「あとどのくらい??」と聞いてきます。彼にとって、時間の流れは遅いのでしょう。同じ時を生きてるのに、感じ方が全然違うのって不思議だな。

どこかで聞いた話で、「時

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父親のバイト、幸せな人生

60代後半の父が「ちょっと並べ方を変えるだけで全然違うんだよ!」と楽しそうに話すのを見て「凄いな」「羨ましいな」という二つの感情が浮かびました。

最近、売店でバイトを始めたようで、商品の置き場所や見せ方を工夫し、どうすれば売れるのかトライ&エラーを繰り返しているとのこと。現役時代の仕事と比較して「こんなのやってられない」「どうせバイトだし」などとは考えず、
「商品陳列を工夫する」
→ 「顧客の利

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「デキる人」から見つけた「興味万能説」。

先日、仕事の方向性を決める重要な会議で試案が発表された際、即座に問題点を指摘した人がいて、それをきっかけに議論が深まった。「どうしてそんなに頭の回転が早いんですか?」と聞いてみると、「いやいや、頭の回転が早いわけじゃないですよ」とのこと。ちなみにその人、仕事は早いし情報の感度は高いし、いわゆる「デキる人」。

デキる人曰く、普段からそのテーマについて考えていて、自分なりの「あるべき姿」を持っていた

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「懐かしい」って超速

年末年始、多くの「懐かしい」に遭遇しました。じいちゃん、ばあちゃんの「懐かしい」なんて、目を細め過ぎてほぼ無くなってて、そして何だか楽しそうな様子。「みんなが楽しそうな『懐かしい』の仕組みを何かに応用できないかな~」とここ数日、遊び半分で色々考えていました(全て仮説ね)。

「懐かしい」はなぜ生まれるのか(自分が懐かしいと思った時の条件)

・時間について
年数よりも、その対象と一旦関係が絶たれる

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スリッパに教わったフェイクニュース

新幹線での移動の際は、もっぱら携帯用スリッパを持参、愛用しているのですが、他に使っている人は少ない。飛行機ではみんな使ってるのに。新幹線で使わない理由を考えてたら、気付いたらフェイクニュース拡散の仕組みに思い至っておりました。

【携帯スリッパ、飛行機では使うけど新幹線で使わない理由(推測)】

①備え付け・・・飛行機は既に用意されている。
②室内感・・・飛行機の床はじゅうたんタイプで、しかも搭乗

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思い出の地を巡ったら、弱点克服のカギを見つけた

年末年始、自分のルーツとなった場所を巡る機会があり、大学時代に暮らしたアパートや街を歩いて色々なことを思い出したら、自分の弱点を克服する方法が見つかりました。

【思い出したのは日常のシーンより、自分にとって少し特別な記憶】
「新潟中越地震の時、ボランティアに向かうためこの道を歩いたな」「小学校のプール監視員のバイトをしていた時、子どもが家まで着いてきたな」「ここでアナウンサー試験のための写真を撮

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