モスクワに永遠の別れを告げる時
3日間の滞在を終え、次の都市へ移動する。
計4杯ボルシチを飲んだ。
最後のボルシチを飲み干し、空港へ向かう。
急いでホテルへ荷物を取りに行く。
フロントは長蛇の列が出来ていた。
ちょうどチェックインの時間と被った。
和の心を忘れず大人しく列に並んでいたが、
全然進まない。やばい。
従業員の人が察して
預け荷物置き場に連れて行ってくれた。
相当青ざめた顔をしてたんだと思う。
無事キャリーケースを収穫し、急いで地下鉄へ!
タクシーに乗る予算なんて無いので
何としてでも地下鉄で移動したいんじゃ。
騒音レベルの音を立てて
キャリーケースを引きずる。
お得意の地下鉄荷物検査に引っかかる。
爆弾入っていないのに。
↓ロシアの地下鉄はかなり警戒されている
汗だくで乗車完了。
体中に貼ったカイロが火を噴く。
◼︎乗り場はどこですか?
行きと同様、アエロエクスプレスという
電車に乗って空港に行く。
↓この電車ね。
とはいえ、来た時とは違う空港に向かうので
電車の駅が違うのだ。
これか?!?!
人が雪崩れるように入っていく。
多分…これじゃないっぽいな…
奥で大きな荷物没収されているし…
(多分デパートの初売りかなんか?)
時間がない。人に聞くしかない。
おじさんに聞いたら、
駅の前まで連れて行ってくれた…
間違えた建物の向かいに駅があった。
おじさん…これ合ってる?ってレベルで
駅なのかわからない建物。
よーーーーーーーく見ると
でかい建物の左端に小さく
「アエロエクスプレス」
と書いていた。
もっとでかく書け
外観の写真が無いくらい急いでいた。
なぜなら電車の出発時間も
運行間隔も知らないからだ。
◼︎駅の中
※急ぎすぎてここから本当に記憶がないので
大雑把なレポになります…
中に入ると…
かなり広い待ち合い室が広がっていた。
でも少し違和感。
心配になるほど人がいなくて静か。
ここから成田空港行きの電車が走ってると言われたら、誰もが疑うレベルの静けさだった。
チケットを買って、この扉の奥へと進む↓
こんな簡素なドアの奥に電車があるの…?
あった。
右の電車か左の電車か迷ったけど、
よく見たら空港の名前が書いている。
これまた心配になるほど乗客がいないので
何度も車内の電光掲示板で行き先を確認した。
電車に揺られて夕暮れのモスクワを見ながら
空港へ向かった。
モスクワ郊外の景色は色が暗くて
どこか冷たく、無機質な印象だった。
◼︎アエロフロート航空
無事に空港に着いた…
ホッとしたのもつかの間。
ロシアの国内線、広すぎる。
モスクワ ブヌーコヴォ国際空港 18:50発
↓
サンクトペテルブルク プルコヴォ空港 20:15着
アエロフロート ロシアン エアラインで行く
全ての名前が複雑なんだわ。
ヴォヴォヴォヴォ
チェックインカウンターの数がすごい…
何百番代まであるのよ…
彷徨いながらなんとかカウンターを発見…
無事チェックインを済ませ
搭乗ゲート付近で待機。
見渡す限りロシア人。
疲れすぎて座って大人しく待っていた。
こうして20:50 無事にモスクワを出ました。
マフィンらしき何かと
クッキーらしき何かが配られた。
どちらもパサついていた。
◼︎おそロシアな着陸
ここかサンクトペテルブルクかあ…
飛行機の小窓から真っ暗な滑走路を眺めていた。
ドゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!
無事着陸。
パチパチパチパチパチパチ
?!?!?!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ
噂には聞いていたが
本当に拍手が起きた。
ロシア人が着陸時に拍手する理由を調べると…
①機長らに感謝の拍手
②昔は飛行機事故が多かった。
無事に着陸し、生き残れたことに対する拍手
嘘か本当かロシア人は飛行機に対する
イメージが悪いらしい。
ソ連時代に墜落事故が多かったからという説も。
どの説が正しいのかわからないけど
おそロシア。
次はロシア第二の都市
サンクトペテルブルク編です。
モスクワとはガラッと違う街でした。
明日の旅の素は…
・モスクワに興味がある全ての方へ
モスクワで感じたこと見たことを
赤裸々に話します。
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