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呼吸を制するものが。

Macです。

重要な待ち合わせの時間に遅れそう。
「遅れたら怒られる」「遅れたら信頼を失う」・・・
そんなとき、どうしたって人は焦る。
Google Mapを何度みたところで時間は短縮されないのに、何度も見る。
背筋に緊張感がはしり、肩がこわばる。こめかみがざわついて、頭に血がのぼる。

でも、大切なのは、あたえられた条件のもとで、自分のパフォーマンスを十分に発揮することですよね。
焦った状態で、せかせかして、身体が硬直してたら、時間に間に合おうが間に合うまいが、良いパフォーマンスは出せません。

なので、そんなときは呼吸に立ち返るようにしています。
4秒鼻から吸って、8秒ゆっくりと口から息を出す。
背骨のあいだが広がり、手と足の指先まで十分に息がとおっていく感覚を味わう。

・・・3分くらいやると、平常心に戻ってきます。
「あれ、そんな大したことはないんじゃないか」
「べつに死ぬわけじゃないし」
思考にも自然と、そんなものが湧いてきます。

焦った局面で、いきなり思考で「落ち着こう落ち着こう」とか、感情で「焦るな焦るな」とか、言い聞かせてもなかなか難しい。
なぜなら僕らの脳活動は意識的に動くよりも無意識で動いている領域のほうがよっぽど大きいから。

それよりもまず、身体から入る。無意識の脳活動を制御するには、その脳と繋がっている身体を制御するのが一番簡単で効果的だから。

その身体運動のなかでも、最もわかりやすく、移動中でもできて、誰にでも効果があって、かつお金のかかならい方法が、「呼吸」です。

たった一度の人生、どんな局面が来ようとも、そのときそのとき、最高に輝かせるための、その時々にあった最高の呼吸を、自在に扱えるようになりたいものですね〜。


志賀高原。呼吸する際、まぶたを閉じて、
こんな自然の風景を思い浮かべると、
より効果がありますよ〜。

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