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また五月祭に行ったよ
一浪して東大落ちたから五月祭に行く気にならないという意見もあるが、俺はそう思わない。
(中略)
という考えで一年ぶりに本郷を訪れたのだが、現地で会った高校の後輩(しかし、彼は現役で大学に入っているのでもはや同輩である)に「二浪ですか?」と言われた。別に東大志望の浪人じゃなくても五月祭行っていいだろ!!
まあそんなことはともかく、今年の五月祭は昨年と比べてやたらと暑い日だった。天気予報を見たら最
JUST STOP 拉麺
俺も明日から晴れて大学生である。なんか一年遅い気もするけど多分気のせいだと思う。で、それは要するに自分が行動するテリトリーが変化するということであり、こういう時に大切になるのは昼飯で食べに行く先の目星をつけておくことだ。思い返すと、御茶ノ水ではやたらうどんを食っていた気がする。しかし、これは俺が悪いのではなく、近くの牛丼屋が松屋ではなく吉野家で、その上神保町に食べに行くほどの余裕を昼に与えてくれな
もっとみるメイク・ジャパン・グレート・アゲイン
⚠️おことわり
本稿にはセンシティブな内容が含まれます。閲覧は自己責任でお願いします。
先日、国民的指名手配犯である桐島聡の身柄がついに確保された。と言っても、公安警察が情報を頼りに執念の逮捕を果たしたとかそういう話ではない。末期癌を患い死にかけの状態だった桐島本人が素性を明かしてようやく身柄が確保されたのだ。
さて、この衝撃的な出来事を通じて明らかになったものが桐島の行方の他にもう一つある。そ
流石にそろそろ知らないと恥ずかしい激アチチミーム「アチチ魔人」を解説
お久しぶりです、IRAです。
本日は東大を中心に空前の大ブームを起こし、来年の広辞苑に掲載されることが確定した激アチチミーム「アチチ魔人」を解説します。というのも、これを知らないともはや日常会話に支障をきたすレベルで既に人口に膾炙しており、かと言って知らないことが他人にバレると社会的に迫害されてしまうため今更他人に訊くこともできないため、そんな弱者を救済する必要があるからです。
元ネタ
このミ
嘘旅行記:アルゼンチン編
火山灰降り注ぐヨーロッパを脱出し、僕が次に目的地としたのはアルゼンチンである。猛暑の夏はまだ終わっていない。北欧の避暑が不可能となれば、南半球に向かうことは必然であろう。そう思ってブエノス・アイレスに到着したはいいが、僕の期待はいとも容易く裏切られた。暑いのである。信じ難いことが起きている。アルゼンチンは真冬のはずだ、それなのに、気温を見るとブエノス・アイレスは30℃!半袖半ズボンで波止場で釣りを
もっとみる夜行バスの欺瞞を白日の下に晒してやる
夜行バスの欺瞞を白日の下に晒してやる。
欺瞞その①「安い」
夜行バスは安価な移動手段として広く知られ、持て囃されている。だが、本当にそうだろうか?大学に入っていない俺にとっては少々高度な概念だが、どうやらこういうレポートには根拠(ソース)が必要らしいので、まずはソースを提示する。
Googleで検索すればこの通り、すぐ出てきた。便利〜。
新幹線に乗る人間は実在しないので比較対象から外すと、夜
嘘旅行記:アイスランド編
日本のみならず世界的に猛暑が続く最悪の夏、生きるために日本を飛び出すしかなかった。所謂避暑というやつである。南半球の国に行くか迷ったが、結局緯度を上げることで暑さから逃れることに決めた。これは北極圏の境にある極北の島国、アイスランドを僕が訪れた時の記録だ。
アイスランドに行くのは簡単なことではない。アイスランドには空港がないため海路で行くしかないので、僕はまず羽田からストックホルムに飛び、さらに
東京スカイツリーが高すぎる
東京スカイツリーが高すぎる。
怒っている。なぜなら、あまりにも高すぎるからだ。
なぜこんなに高いのだろう。高すぎて、人を舐めてるとしか思えない。
どれくらい高いのかというと、まず東京タワーより高い。まあ、しかしこれは理解できる。
しかし、ギザのピラミッドより高い。一般的な感性の持ち主なら、当然ここで疑問を覚えるはずだ。ピラミッドより高いのは妥当なのか?と。
さらに、上海タワーより高い。ほんの2m高
東京大学不合格体験記
東京大学に落ちた。それはとても、とても悲しいことだ。僕は反省をせねばならない。僕の何がよくて、何がダメで落ちたのか、それを反省しなくてはならない。だから、僕は僕の受験勉強の軌跡を振り返ろうと思う。
思えば、僕が東京大学を志したのは高校2年生の時だった。それまでは高校を卒業した後で和歌山に草庵でもこしらえて世を救う意志を持った英雄が訪れてくるのを待とうと思っていた。そういう諸葛亮みたいな生き方に憧
2023年共通テスト体験記
東の果ての島国には妙な風習がある。儀式といってもいい。いい塩梅の年頃まで成長した島民を選別し、現世に君臨する「社会」という巨獣に、その血肉となりうる従順なマニュアル人間を捧げるための儀式だ。
さすがマニュアル人間を選別する儀式というべきか、それには幾つものルールがあった。執行中に「社会」が指定した道具以外一切机に出してはいけないと言われ、電子機器の電源をオフにするよう強制され、挙句トイレに行くこ
カレイライスの廛(みせ)
懇意にして居る社長との会合を終え淺草の街に出てみると、通は人でごった返して居た。群衆の頭上には、彼の有名な凌雲閣が見える。人々はやれ淺草十二階だのと持て囃すが、あのビルヂングに恒に見下されているような気持がして、此処に来る度、おれはどうにも落ち着かぬ心地になるのであった。
しかし腹が減った。あの社長の噺が余にも長いもので、昼飯時はとうに過ぎて居ると云うのにおれは何も口にして居なかった。今直ぐに何