見出し画像

流石にそろそろ知らないと恥ずかしい激アチチミーム「アチチ魔人」を解説

お久しぶりです、IRAアイルランド共和軍です。
本日は東大を中心に空前の大ブームを起こし、来年の広辞苑に掲載されることが確定した激アチチミーム「アチチ魔人」を解説します。というのも、これを知らないともはや日常会話に支障をきたすレベルで既に人口に膾炙しており、かと言って知らないことが他人にバレると社会的に迫害されてしまうため今更他人に訊くこともできないため、そんな弱者を救済する必要があるからです。

元ネタ

このミームの元ネタとなったゲームがあります。それはカイロソフト社がスマートフォン向けにリリースしているゲーム(最近steamでも出したようです)「開拓サバイバル島」です。アチチ魔人はこのゲーム中に登場するモンスターの一種なのです。作中での活躍を見ていきましょう。我らがアチチ魔人はプレイヤーが6番目に訪れる島「火山島」において、「ゆけむり大地」のボスを務めています。ここは火山島で最も高レベルの地域なので、多くのプレイヤーはゆけむり大地が最後に挑戦するエリアとなるでしょう。すなわち、アチチ魔人は火山島のラスボスと言える存在なのです。さて、彼のもとに辿り着くと、実際に談話することができます。その時のシーンがこちら。

上のように人が寄りつかない秘境にまではるばる訪れたプレイヤーを労い、寛ぐよう勧めてくれます。しかも「永遠に」です。このことから、アチチ魔人は初対面の人にも気さくに接する心優しいモンスターであることがわかるでしょう。その後どういうわけかプレイヤーは彼を倒してしまうのですが、その際の台詞が非常に秀逸で人々のハートを掴みました。

彼はやられる間際でも、自分の名前を使う傑出したジョークを放ちます。このようにユーモラスなモンスターが他にいるでしょうか。
こうして攻略の関門として立ちはだかるアチチ魔人ですが、仲間モンスターとしてはどうでしょうか。

「電気毛布の強なみの熱さ」とあるように、名前に違わずかなりの高温を発していることがわかる

見てわかる通り、素早さで劣る分耐久・攻撃性能が全て高水準で纏まっている強力なモンスターです。捕獲すればすぐに即戦力として火属性の主力となることは間違いないでしょう。
このように、アチチ魔人はストーリーと性能両面で強烈な存在感を発揮し、このことが後に大ブームへと繋がったのでした。

意味・使い方

さて、このようにして人々に広まった本ミームですが、実際のところどのような意味でまたどのように使えばよいのでしょうか。
意味はとてもシンプルで、アチチ魔人の名前の通り「アツい」ことと同義であると考えてほとんど問題ありません。この「アツい」は「熱い」「暑い」の両方で使ってよいということです。以下に用例を示します。
・「暑い」の用例

・「熱い」の用例

これでアチチ魔人ミームの全ては理解できたと思います。あなたはもう、どこに行っても肩身の狭い思いをせずに堂々と会話することができます。人類の共通言語となりつつあるアチチ魔人。このミームに熟達することは、日常会話だけでなく就活・ビジネス・国際交流など、これからの人生の様々な局面で役に立つはずです。かつて蜀の昭烈帝劉備は「吾が孔明を得たは魚が水を得るに等しい」と言ったそうですが、あなたたちも今まさにアチチ魔人という「水」を得たのです。


余談

ところで、この記事は友人のとある東大生が東大でアチチ魔人ミームを広め、ブームを創出したことを前提に書かれました。よって、もし彼がアチチ魔人を広めることに失敗していたら私は大恥をかいてしまうのですが、彼を信頼してこの記事を世に放つ決断をしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?