『虎に翼』のホーナーとライアン
『日本占領と法制改革』(日本評論社・1990年)という本がある。著者はアルフレッド・オプラー、監訳者に内藤頼博とある(訳者は納谷廣美、高地茂世)。熱心なファンであれば気づくと思われるが、ドラマ『虎に翼』第10週に登場するGHQ民生局のアルバート・ホーナーと寅子の上司となる司法省民事局民法調査室の責任者である久藤頼安(自称・ライアン)のモデルとなった二人だ。
ネットで既に指摘されているとおり、久藤(以降ライアンとする)はお殿様の家系の判事(47話)となっているが、内藤頼博は元信