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#34 特別支援教育:学校で見過ごされがちなサイン:黙っている子供たちの声

ダメだよ対応編③
支援を要する子どもが、ダメだよと言われた時にとる行動パターンには大きく2つあり、
前回そのうちの一つである、
①攻撃的になる事例について紹介しました。

今回は、2つ目を紹介します

2つ目は、

②黙る(もしくは泣く)
つまり、①攻撃的になるとは真逆のタイプと言えます。
教室では、このタイプはおとなしく、授業を妨害したり、友達とトラブったりしないため、担任はわかっていながら支援を後回しにする傾向があります。
自分の困り感を言語化できないこのタイプほど、支援は必要です。
放っておくと、自己肯定感は下がり続け、不登校や引きこもりになってしまいます。

不登校児童が年々増加傾向にあるのは、この②タイプの支援を後回しにしている現状が、原因なのではないかと考えています。

そればかりでなく、放っておくといじめの温床にもなりかねません。

次回、事例を取り上げながら、具体例な対応方法について説明していきたいと思います。

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