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【布教】シャニマスには良いnoteがいっぱい!!

こんにちは。
岡山ディヴィジョンです。

本稿は、シャニマスについて書かれたnoteをご紹介する布教記事第二弾です。第一弾はこちら。

第二弾を執筆するに至った理由としては、人様が書いたnoteを紹介しているだけのカス記事なのにたくさんイイネがついたから……というのでは誓ってありません。ホントデスヨ。というかこの記事にイイネつけるより、引用元の記事にイイネをつけてくださいね!

第一弾では「初心者向け部門」「コミュ部門」「企画部門」とそれぞれ部門を分けて記事を紹介したのですが、こうした構成にしたせいで、「まあ初心者向け記事と言えば、内容が良くてかつ多くの人から支持されてるこのnoteを入れときたいよね」という思考が働いてしまいました。ご紹介した記事はまぎれもなく名作ですし、私が大好きな記事ばかりですが、もう少し想定読者に縛られず自由に紹介しても良いのでは?そう考えた次第です。あと、「アイドルのカバー妄想」がnote紹介記事に載ってないのは嘘じゃないですか?これもオタクの浪漫じゃん……。

そんなわけで今回も、シャニマスについて書かれた名作noteたちをご紹介したいと思います!
例によって勝手に引用していますので、問題があればご指摘ください。あと、紹介する記事を選定する作業をしていて、「あ、これ紹介しきれないかもな……」という予感をひしひしと感じているので、紹介文が短かったりリンクをまとめて貼ったりしていたら、なんとか頑張って一個の記事に収めようとしているんだなと察してあげてください。

それではいきましょ~~!



🏆オタク語り部門🏆


1.「推しがアイドルやめるので「アンカーボルトソング」を読む」ごさい

これがとても良い記事でして。
投稿されてからまだ日は浅い記事ですが、ここ最近で一番印象に残ったnoteかもしれません。ご自身の「推し」がアイドルをやめ、役者の道を進むことを決めた時、一人のオタクの目に「アンカーボルトソング」というイベントシナリオがどう映ったのか……シャニマスを切り口にしながらも、しかしこの記事ではオタクの等身大の感情に触れられるような、読み手が寄り添うような、あるいは読み手が寄り添われているような、とても不思議な読み味のエッセイでした。
ネタバレになりますが、少しだけ引用させてください。

 正直、3人でアルストロメリアという原点に立つことができた甘奈ちゃん、甜花ちゃん、千雪さんが羨ましい気持ちはある。話し合いの末こうなってくれたらどんなに良かったか。でも、さっきも書いたけど推しくんたちにとってはこの「アンカーボルトソング」的な出来事は過去にあって、今ここが推しくん一人の人間としての未来、千雪さんの考えてしまった「アイドルをやめた自分」のちょうど分岐点なのだろう。
(中略)
 だから、思い出に勝たせて欲しい。グループを抜けて、一人の俳優として、とにかく最高点の仕事をめちゃくちゃに見せてほしいよ。ずっと思い出と戦い続けて、そのてっぺんで誰よりも一番きらきらしていてほしい。

「推しがアイドルやめるので「アンカーボルトソング」を読む」より

ここで、マジで泣いちゃって……。

シャニマスの魅力の一つに、たとえ名前の付いていない「モブ」であっても、彼らがもつ感情をないがしろにしないことがあると思います。特にアルストロメリアのイベントシナリオはその傾向が強いように感じていて、「アンカーボルトソング」と「YOUR/MY Love letter」は極致でしょう。「永遠のアルストロメリア」を望んでしまうオタクたちを、私たちは果たして、愚かで無理解だと遠ざけられるでしょうか?まさか。むしろ彼らの気持ちが痛いほどに理解できてしまって、でも、それと対峙するアルストのことも大好きだから、胸が締め付けられるんです。
こうした記事をきっかけに、改めてシナリオの魅力に気づいたり、再確認できたり、あるいは自分の捉え方が変わっていることに気づいたり。noteを読む醍醐味かも知れません。

ちなみにですが、私は最近ラブライブ!シリーズで「蓮ノ空」と呼ばれている、「蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブ」に触れ始めているのですが、それに関連してこんな記事がありました。これも大好きです。オタク語りを聞かせろよ、おまえら。

2.「「何者かになりたい人」のアンサーは、福丸小糸ちゃんのGRADコミュにあった」すべからくまろやか

福丸小糸GRADを通して、自らの人生に光明を見いだしたように感じた。
そう綴るすべからくまろやかさんのnoteは、ご自身がおっしゃるように「自分語り」の記事なのかもしれません。ですが、だからこそその言葉は切実であり、重みや温度があり、読み手である私の心に響くのだと思います。そして、小糸というアイドルが誰かの心の「居場所」をつくったのだと思うと、やっぱり万感の思いがありますね……。

シャニマスも、アイドルたちも、そして福丸小糸という存在も、私たちの長い人生から見れば、取るに足らない期間の付き合いかもしれません。ですが、人生の何かをほんの少しでも動かす力が、きっと彼女たちにはあるんだと思います。こうした記事を読んでいると、そんな思いを掻き立てられて勝手に目頭が熱くなるというものです。

彼女は、自らレールから外れる覚悟を、既定路線に嵌らないが故の戦略を、自分自身で練る覚悟を決めたんです。

それを『強さ』と言わずして何と言えばいいのでしょうか。

ありがとう、福丸小糸ちゃん。

この福丸小糸ちゃんの言葉を受け、目の前が明るくなったようでした。

「「何者かになりたい人」のアンサーは、福丸小糸ちゃんのGRADコミュにあった」より

小糸はやっぱり、アイドルに向いてるんだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

小糸Pとしては頷かざるを得ない内容でした。

3.「シャニマス 『今回のシナリオイベントについて(あらすじ)』ランキング」nijin

シャニマスのイベントシナリオには、毎度凝った「あらすじ」が用意されています。物語への興味を掻き立てるもの、ポエムとして美しいもの、物語を読み終えた上で見ると深みが増すようなもの……そうした「あらすじ」の魅力にスポットを当てるこのnote、スコでしたね!
「ロング・ログ・エンドロール」のあらすじの良さは、このnoteをきっかけに気づきました!
「あんまりあらすじって気にしてなかったな」って人は、この記事をきっかけにPデスクからパラパラと眺めるだけでも結構面白かったりします。あなたイチオシのあらすじを知りたいな。教えてね。

ちなみに私イチオシですが……

もしも世界の裏にいても、
今は指先ひとつできみにつながる

声が聞ける、姿が見える
ほんとうだ――まるで隣にいるみたい

記憶よりもあざやかに、
写真があの日を残してくれる

もうさよならなんて言葉はいらないね
ずっと ずっと いっしょだね

ほんとうだ――未来にはしあわせしかないんだね

だから……うん
それは、あたたかくて、さみしくて、やさしい

ヒカリと夜の音楽、またはクロノスタシス

クロノスタシスが好きなだけ定期。

こうしたイベントシナリオに関連したnoteでは、こちらもすごく好きでしたね。ぜひチェックしてください。

3.「初心者が独学で3年強、絵を描き続けた備忘録〜オトコ 生の歩み〜」ぴらたきです

このnoteメチャクチャ好きなんですよね(定型句)。
お絵かきの初心者だったぴらたきですさんの三年間の歩みを振り返る記事です。ご自身は「三年間でたったこれだけしか上手くなってないじゃないか…!」とか、「こうして見ると反省点ばかり浮かぶ」とおっしゃっていますが、いえ、きっとご本人の目にはそう見えるのでしょうが、私にはそうは思えませんでした。きっとはじめからあった迸る情熱が、どんどん、本当にその形になろうとしている……そんな心地になって、読み進める度に浮ついた気持ちにさせられていきます。ドキドキしてくるんです!
私は絵を描きませんし、描けませんから、どれくらいの時間をかけて描いているのか想像も出来ませんが……キャンバスにはじめて色をのせたその瞬間からではなくて、霧子や他のキャラクターたちと過ごした時間から、すでに絵は始まっていたんだろうなぁ、なんてことを思ってしまいます。

創作には「評価される」という二次的な機能の他に、自分と見つめ合うということ、気持ちを整理するということ、自分や誰かを理解することという、一次的な機能があると思っています。創作行為は、それが世に発表されないものであったとしても、行為自体に意味があるはず。
プロになるならそうも言っていられないんでしょうが、自分が文章を書くことが好きな理由を、思い出させてくれるような良いnoteでした。

こちらは、先日の霧子誕生日に投稿されていた絵です。上手くない?

ちなみに絵で言うと、こんなnoteもあって、こちらも好きでしたね。ヨーギラス……?

4.「シャニマスに魔法をかけられた」邪ノ原

オタクは「自分STEP」を語っていい。いや、語るべきだ!

いくつかある自分STEPの中でも、個人的にとても好きだったのがこちらの記事。アルストロメリアの楽曲「パステルカラーパスカラカラー」との出会いを通じてラテン語に興味を抱いた執筆者が、その結果志望する大学を変えるまでに至るという、なかなかドラマチックな内容です。
言うまでもなく創作には人生を変えるだけの力がありますが、そうした例を知るとやっぱりぐっときてしまいますね。私もこの「パステルカラーパスカラカラー」という曲は大好きですが、ラテン語を学ぼうとは思わなかったので、人生何が起こるか分からないんですね。とても素敵だと思います。

こうしたライフイベントとの紐付きで語る自分STEPも良いですが、自分とシャニマスの歩みを書くnoteも良いですね。

同じようにSTEP告知風画像をつくったこちらのnote。芹沢あさひとの鮮烈な出会いを描いており、興味深く読みました。なかなかシャニマスが気になってるけど…っていうご新規さんがこのnoteを読む機会はなかなかないかもしれませんが、実際に「プロデューサーになった人」の足跡を知れるのは、実は新規プレイヤーにこそ向いているのかも知れません。グレ7に行ってるのもすごい。

トワコレとの壮絶な戦いを描くこちらの自分STEPも、とても印象に残っています。自分はシャニマスにのめり込んでからも、ほとんどグレフェスをプレイしていませんが(運が良ければグレ6に混ぜて貰えるという程度のグレ5です)、反対にグレフェスへのめり込んでいる人もたくさんいて、そうした人たちの歩みを感じられるのは異文化交流って感じがしていいですね。

こちらはゲーム部分ではなく、楽曲やライブからシャニマスの魅力に気づいていった……という切り口の自分STEPで、これも良いですね。
現在進行形でシャニマス初心者だよっていう人たちには、時期的に6thライブがもう間もなくなので、配信などでライブに参加することを検討してほしいです!
私は主にシャニマスのコミュについて語ることが多いですが、楽曲も、ライブも、声優さんも、イラストやゲーム部分もシャニマスの魅力であることは間違いなくて、私とは異なる角度からシャニマスにはまっていった人の話は読んでいて楽しいです!

5.「お花を活用した痛バッグを作ってみませんか という提案」NAZZ(なず)

「痛バ」という文化は全くの門外漢であり、note紹介記事第一弾でご紹介した「痛車」同様、こういうのは読んでいるだけでメチャクチャ楽しい。キャラクターへの愛情を表現するにあたって、その方法は千差万別多種多様ですが、痛車や痛バはそれを身につけてライブ会場に現れるだけでなく、その準備にまで愛情がこもっていてぐっときますね。
シンプルにできあがった鞄もめっちゃ華やかで良い。痛バ同士の記念撮影も写真映えして良いですね。痛バ関心あるんだけど具体的な行動は起こしてないっすねという人は当然ですが、あんまり興味ないよって人も読んでみると興味が湧いてくるかも知れません。おすすめです。

この記事めっちゃ好き。
偶然霧子と自分の誕生日が同じだから、ぜんぜんお菓子作りとか分かんないけどケーキ自作してみよう!という記事ですが、完成に至るまでの右往左往がすごく面白い。午前二時半にホイップクリームが足りなくなって慌ててスーパーに買い足しに行くくだりとか、本当にお菓子作りしたことない人のムーブでめっちゃ好きなんですよね。なんというか、すごく共感できるというか。自分も衝動的に始めたことで事前準備不足が露呈し、いっそ遠回りみたいな右往左往をすることがよくあるので、やべえクリーム足りねえの深夜がありありと思い描けるような気になってしまいます。ネタのちりばめ方とかも笑えてGoodですね。
こういうネタ的なnote、自分も書いてみたいな。書いてみようかな…

これも好きなんすよ。アイドルの誕生日を、イラストを描いたりSSを書いたり、短歌を詠んだりと思い思いの方法で祝う中で、ラップをするというのは発想にありませんでしたね。ご自身はラップ素人とおっしゃいますが、そもそも破綻なくラップするのは私には無理ですし、クラシックな日本語HIP HOPから比較的最近の楽曲まで、ご本人の好きが高じて上手にサンプリングしているのがすごい。
声質なのかフロウなのか、ちょっとスチャダラパーっぽさを全体に感じます。RHYMESTERが好きなのでそのサンプリングからバースが始まるのも好き。きっちり長い韻を踏みながら、きちんと小糸の誕生日を祝う内容でぶれていないのも中々すごくない?

シャニマス詩歌しいか部をTwitter(旧X)で見かけたことあるよって人も多いのではないでしょうか。短歌という制限の強い言語の世界に、それでもアイドルの魅力や、彼女らへの愛を表現しようとする営みは、ともすれば気の遠くなるような作業に思えますが、だからこそ美しいし格好いい。
そんな詩歌の世界に、このnoteから触れてみるというのはいかがでしょう?同じ切り口では、こんなブログもありますよ!!!

6.「【番外編】三峰が手にした二本の傘の話」かのか

ソロパフォーマンスライブ「我が儘なまま」に向けて、様々なシャニマスプレイヤーたちがアイドルへの思いを語るnote連作企画「我儘なnote連作」(主催ベンプさん)は、それこそ普段noteを書かないような方まで企画に参加するなど、色々と盛り上がりを見せていました。かのかさんは三峰担当Pということで、企画の一環としてnoteを一本投稿されているのですが、今回ご紹介するのは連作企画本編で投稿された方のnoteではなく、その「番外編」として執筆されたこちらの記事。

三峰というアイドルは、声優が交代したことがある唯一の人物。その顛末にかけて、容易には呑み込めない様々な思いを抱いた三峰Pも多かったことでしょう。私はそれをリアルタイムに目の当たりにしたことはありませんが、察してなおあまりあると言うほかありません。
そんな、とある三峰Pが抱いたナイーブで等身大な気持ちと向き合うこのnoteは、三峰のソロ曲「プラスチックアンブレラ」の聞こえ方が、あるいは聴こうとする私たちの姿勢が少し変わるような、生々しい感情が叙述されているように感じます。note連作は魅力的で面白いnoteも多かったですが、オタク語り的に印象に残っているのは、この番外編でした。

我が儘なままを振り返る意味でも、この連作を今になって読んでみるというのはありだと思います。

7.「シャニアニの感想(ネタバレ)」品田遊(ダ・ヴィンチ・恐山)

まあ……このnoteを読んでいる人でダ・ヴィンチ・恐山さんのnoteを読んでないなんて人、ほとんどいないと思いますけど、素晴らしい内容だったのでご紹介しておきます。note紹介note第一弾でご紹介したナ月さん同様、シャニアニの広報に声がかかるような半公式の立場でありながら、シャニアニの魅力と、そして欠点だと感じた部分とをきっちり言葉にしている恐山さんの態度が、とても真摯に感じました。

それって中々できることじゃないですよね。それだけ真摯に作品に向き合って、できるだけ嘘のない形で感想を伝えようとしたのかなと想像すると、人柄が伝わってくるかのようです。きっと、シャニマスが好きだからこその態度ではないでしょうか。

シャニアニが面白いと思った人も、そうでなかった人も、それぞれの意見を発表してほしいなと個人的には思っています。そうすれば、きっと新しくシャニマスを知った人も、賛否どちらか一辺倒な界隈よりは入っていきやすいのではないでしょうか。

8.「【星をめざして】芹沢あさひの軌道【我儘なまま連作note】」炭酸水

コミュに登場する単語、モチーフ、台詞や描写を事細かに他のコミュと関連付け、芹沢あさひに迫ろうとするこのnoteは、その仕事量の多さに思わずめまいがします。
「我が儘なままnote連作」と銘打ち、コミュを読み込むことでソロ曲の魅力を深めようと試みる記事ではありますが、そうでなくても単純にコミュ読みの補助線として凄まじい出来。しかもそれが、後半にかけてソロ曲「星を目指して」の歌詞とリンクしていくのは、単体の読み物としても高い完成度を誇ります。

このnote、メチャクチャあさひのコミュを読み返したくなること必至です。オススメです!


🏆楽曲関連部門🏆


1.「ライブと音響外傷とイヤープラグ(音楽用耳栓)」夜風悠衣音

ライブなどで長時間大音量を耳にしていると、音響外傷という症状を発症することがあるそうです。そして、それを回避するためにイヤープラグという耳栓をつけることがあって、「ライブ会場にいるのに耳栓をしているとは何事か」と思うこともあるかもしれませんが、実はそれって……ということを丁寧に解説してくれているのが、このnoteです。
寡聞にして音響外傷という症状を知らず、勉強になりましたし、ライブに行く機会があるオタクは全員読んでおいて損はないでしょう。オススメです。

2.「『異次元フェス アイドルマスター★♥︎ラブライブ!歌合戦』感想」書肆ヘルニア

ライブレポとはとかく長大化、バロック化の傾向を辿りがちで、それはそれで読み応えがあるので「○○(ライブ名)+ライブレポ」とかで調べてみてほしいんですが、要点を絞りながら感想をまとめるというのもまた素晴らしい所業であり、こちらの「異次元フェス」感想noteはまさにそういった良さがありました!

……ただ、私は「異次元フェス」を見ていないので、あまり内容の話ができません。ライブをご覧になった方は本文を、ラブライブをあまり知らないよって言う人はまずラブライブを観ていきましょう。私はつい最近アニメシリーズを完走したので、良ければご参照ください!
異次元フェスのライブ映像は、いつか必ず見てやるからなぁ~~!

3.「【イメソン】シャニマス×吉澤嘉代子を徹底的に考える【厳選9曲】」淀橋ヒノヤ

「283のアイドルによるカバー妄想」は、「シャニマス+カバー」などと検索して頂けたら分かるように、シャニマスnoteにおける一大コンテンツと言えます。個人にカバーさせてヨシ、ユニットにカバーさせてヨシ、ユニットシャッフルでカバーさせてヨシ、曲調や声質が合わなくともイメソンという形でアイドルたちを重ねてもヨシ。こんなに楽しい遊び中々ないですね。まさに無法地帯。あなたの妄想を爆発させる格好の場所と言えるでしょう。
さて、そんなカバー妄想系のnoteですが、私が個人的に一番推したいのが淀橋ヒノヤさんのこちらの記事。吉澤嘉代子さんという特定のアーティストさんの楽曲から、シャニマスアイドルに合いそうな楽曲をピックアップするという内容です。

なんでこの記事を紹介したいかって、理由は二つありまして、一つ目がこのnoteで紹介されている「福丸小糸×泣き虫ジュゴン」というイメソン案に、本気で喰らってしまったからです。一時期、車で泣き虫ジュゴンを流しながら福丸小糸を想ってずっと泣いてました。あまりに情緒不安定すぎる。疲れてたのかな。

二つ目は、この「特定のアーティスト×シャニマス」という切り口の書き方が私はすごく好きで、その代表例として紹介したかったからです。色んなジャンル、アーティストから楽曲を引っ張ってきてカバー妄想するのもメチャクチャ楽しいんですが、この「特定のアーティスト」を知るきっかけになるという意味で、この形式が私は好きなんですね。実際、聴くだけで泣いちゃう泣き虫ジュゴンという曲には、このnoteがなければ出会えていたのかどうか……そう考えるとゾッとします。

「特定のアーティスト×シャニマスユニット」を妄想しようというnote企画をされていらっしゃる方もおられて。実際私も、「ノクチル×スピッツ」という題材でnoteを書いてます。勝手に企画に参加したんですがウェルカムと言って頂いたので、皆さんも書いてみてはいかがですか?ホントにめっちゃ楽しいですよ。

すでに記事が消えてしまっているんですが、「スピッツ×シャニマス(スピシャニ)」というnoteを書いておられた方が過去おられたんですよね。その方のnoteも紹介したかったですね…。

fhánaというアーティストを、正直アニメタイアップの楽曲いくつかしか知らなかったんですが、このnoteをきっかけに魅力に気づけました。正直、28人全員分のイメソンを考えるのってとんでもない重労働なんで、よくこんなnote書けたなと、ノクチル×スピッツのnoteを書いた経験からつくづく思います。

え、また福丸小糸の話していい?「福丸小糸×世界を変える夢を見て」ってエグい字面過ぎるだろ、バカ。卒業をテーマにしたこの楽曲は、変化に対する前向きな気持ちと後ろ向きな気持ち、自身のちっぽけさとそれでも駆け出さずにはいられない少女のエネルギーとが詞に描き出されています。例えばこんな歌詞。

今までずっと歩いて来た
ちっぽけな使命抱きしめて
(中略)
密かに抱いた願いは水の底沈めた
たとえ小さな爪痕だとしても
世界を変える夢を見て

世界を変える夢を見て より

幼なじみの背中みっつに追いつこうともがいていた彼女は、「ちっぽけな使命を抱きしめて歩いて来た少女」です。そんな彼女はアイドルになって、誰かの居場所を作れるような存在に、そして世界中の人を笑顔にできるようなアイドルになりたいと願いました。彼女の突き立てた爪はちっぽけです。どれだけ懸命に努力したって、夏の氷がすぐ溶けてしまうように、簡単には世界は変わらない。だとしても……それでも彼女は、世界を変える夢を見て今も走り続けているんです。壁にぶつかって、立ち止まりそうになりながら。ひぐらしは鳴き続けているから。
寂しいけれど決別していくというこの楽曲の詞は、イベントシナリオ『天檻』等も思い出されます。離ればなれになっても、またきっと集まることができるから。だから小糸はオープンキャンパスのモデルという仕事を引き受けるに至ったはずで。そんな小糸の歩みを、願いを、この曲に重ねて見てしまうというのは、私が小糸担当Pだからでしょうか。
ちなみに、「八宮めぐる×虹を編めたら」とかいう激ヤバ字面があるということも付け加えておきます。この曲めっちゃ良かったですね。楽曲的には「GIVE ME LOVE(fhána Rainy Flow Ver.)」が印象に残りました。にちかがカバーするかもっていう着眼点も含め、好きです。


🏆企画部門🏆


1.「デキる大人の読書感想文 ~大人こそ読書感想文を書け!~」ゆーばり

皆さん、本、読んでますか?
現代人はSNS等を長時間利用するため、実は文字を読んでいるなんて話があります。一方で、SNSで触れられるのは断片的な短い文章であり、意図をもって紡がれた長文に触れることはとても意義のあることでしょう。それこそ、本を沢山読めば、これまで気づかなかったシャニマスの魅力に気づき、そしてそれが言葉になるかも知れません。

「大人こそ、読書感想文を書くべきだ!」

その主張には頷かざるを得ません。「最近本、読めてないなぁ」そんな自覚がある方ほど、このnoteを読むべきだと思います。

2.「【メインページ全文無料公開中・PDF版DL可】 - 小冊子『嘘シャニマス聖地』 SSF06」嘘シャニマス聖地

良い本すぎ。独特な世界観とSNS運用で、シャニマスファンの間にその存在感を確立している「嘘シャニマス聖地」さんが、SSF06にて領布された(らしい)本が、全文無料公開されています。体裁がかなりしっかりしているので、ぼうっと眺めているだけでかなり楽しいですし、中身を読んでいけば文章も作り込んであることに気づきます。これすごいなぁ。
思わず外へ出かけたくなりますね!

ちなみに嘘シャニマス聖地さんは、他にもその世界観が遺憾なく発揮されたnote記事を書いておられるので、ぜひご覧になってください。これとか面白かったです。

あと、外出繋がりでどうしても紹介したい記事が。「浅倉透に見せたい干潟1選」って何?着眼点が独特すぎて、メチャクチャ好きですね。ぜひご覧ください。

3.「シャニマス寿限無」ふかぐん

寿限無のパロディ。名前を全てシャニマスのカードタイトルに置き換えてしまうというnoteです。思わず脱力してしまう楽しさがある記事で、声に出して読みたくなりますね。

(前略)……
PEEPS!、PEEPS!、
指先の煌めき、娘・娘・金・魚の、
ROOKIE!末、メイ・ビー末、Howling末……(後略)

シャニマス寿限無 より

多分これで、「そういう要領か……」というのが分かると思います。いきなりPEEPSをオススメするのは流石にツウで面白い。俺もHowling持ってねぇぞォ!!!!!!と雄叫びたくなるのはご愛嬌です。

4.「【シャニマス】福丸小糸さんと少女書類偽造詐欺事件について」ときわ

アイドルマスター」シリーズで唯一触法の経験があるとされている無二のアイドル・福丸小糸の、その罪に迫るnoteです(正直もう面白い)。著者が司法試験を合格され、ガチの法曹界へと進もうとしている方というのもあって、その筆致には抜群の説得力があります。面白いし、「ほぇ~~~」と声を上げられること間違いないので、ご一読ください。

ちなみに、同じ作者で「七草弁護士」の経歴に迫るというnoteもあります。法曹界に通じている方でないと持ち得ない視点、考察の深さだと思うので、こちらも面白いですね。色んな知識を持っている人が、各々の強みでシャニマスの魅力を言語化しようとしているシャニマスnote界隈、暖かい場所だぜ……(僕は人のnoteを紹介してるだけなんでね)。

5.「【シャニマス】恋鐘弁を勉強した話」ハトキタ

「長崎弁」というより「恋鐘弁」?
恋鐘の方言について考察するこのnoteは、多分二次創作をする人の心強い味方だと思いますが、そうでなくても一読の価値ありだと思います。磯部さんの名演があれば知らずとも分かるとは思いますが、恋鐘がどんなときにどんな言葉で意図を強調するんだろう、とかって想像することは、恋鐘への気持ちが深まるような気がします。

ネタバレにはなってしまいますが、本質が載ってるので引用させてください。

とにかく恋鐘の方言はどこかおかしくてもかわいか~!

【シャニマス】恋鐘弁を勉強した話 より

6.「【シャニマス】「トーンクラスター」から見るシーズ感謝祭」つげ

こっっっれマジで良い記事です!!

シーズ感謝祭に突然登場して、特に深掘りされることもなかった単語の「トーンクラスター」ですが、別にその意味を知らなくてもシナリオは楽しめます。ですが、このnoteを読んでからもう一度感謝祭を読み返してください。シナリオの楽しさがぐっと増しているはずです!

ほんの少しだけ触れられた「トーンクラスター」という概念が、シナリオの大切ないちピースをなしているというのはシャニマスシナリオのスゴさですし、そうした趣向を見事に拾い上げ、的確な解説をしてくれているつげさんの手腕にも舌を巻くばかりです。そして、そんな親切なユーザーが沢山いるシャニマスのファンたちを、シャニマスnoteを私は愛さずにはいられません。なんて素敵な場所なんだ!

必見でよろしくお願いします!


おわりに


また一万字を超えちゃった……本当になんで????人の書いたnoteを並べてるだけだぞ????

てなわけで、紹介しようと思えばまだまだいくらでもできるでしょうが、このあたりで記事をしめたいと思います。note紹介note第一弾が当社比で謎の伸びを見せたので、こんなことなら本稿にて紹介させて頂いたnoteも第一弾で紹介すれば良かったですね。申し訳ないです。

このnoteをきっかけに、色々なところへと広がっているシャニマスnoteの世界へ、足を踏み入れてください!

それでは~~~!


※第一弾※




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