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営業という仕事について

今日は営業という仕事について書いていきます。

私は現職で営業職として働いています。

営業は企業の花形職種になることが多いかと思います。

営業=セールス。

営業がいないとそもそも売上が上がらないから会社で営業職は重要だと考えています。

もちろん他の職種も重要なことは承知の上ですが、私が営業として働いているので、今回は営業目線としての意見を書いていきます。ご容赦ください。

営業は売らないと価値がない

社会人の方ならご存知の通り、職種にはそれぞれ役割があります。

人事なら採用面

経理なら金銭的な管理面

マーケティングなら効率良く売上を挙げれるようにしていくか

などが大体の企業にある職種かと思います。

それぞれ考え方ややり方がありながら職種ごとの違いはありながらも目指す根幹は同じです。

その根幹は稼ぐこと、売ることです。

これを主で担うのが営業職です。

民間企業は慈善団体ではないので営業利益を求め、経常利益を求めます。

一見人事や経理は得ることとは関係なさそうに見えます。

しかし、人事であればいかに稼ぐことのできそうな人材を確保するか。

経理なら得意先とのお金のやり取りをして営業の負担を取り除くこと。

が役割であり、結局行き着く先はお金を稼ぐことに繋がるわけです。

そして最も重要なのが最前線で戦う営業です。

営業は数字がすべてと言われます。

数字を出している人は昇進するし、数字が出せない人は平社員のままです。

営業って凄く単純な職種です。

売りさえすれば文句を言われないわけです。

そして売らない営業は存在価値がないとまでは言わないですが、目的を達成できていないわけですから仕事を全うできていないことになります。

ある意味数字さえ出せれば営業は凄く楽な職種なわけですね。

ただ闇雲に売ればいいってもんじゃない

営業は売りさえすればいいと言いましたが、闇雲に売ればいいわけではありません。

矛盾がありますが、私はこう考えています。

商品、サービスは相手がほしいと言って初めて価値があるもの。

嘘をついて押し売りして数字を残すのは営業ではない。

凄く綺麗事だと思います。

でもこの気持ちを忘れてしまっては仕事をしている意味がないと私は思います。

ここからは今の私の話です。

現実は上司と得意先との板挟みになり、なかなか思うようにならないことばかりです。

上司からは売ってこい。

得意先からはこんな商品いらないよ。

毎日こんなやり取りを繰り返しているうちに、

自分は何でこの仕事をしているのだろうと考えるようになりました。

私は小売店に卸売りをするメーカーの営業なので、小売店がないと販売できません。

なので、上司の意向を聞いて得意先の意向も聞く。

このコロナ禍で小売店は絶望的状況。

いつもなら売れる商品も売れない日々。

だけど上司は自社の意向ばかりを得意先に押し付けようとする。

全員が必死に自分の会社のことを考えている。

先ほど述べた営業としての理想は儚く散っていく。

営業は難しい。

自分の実力不足。

それを痛感する毎日でありながら、無理だろと思う要求。

「現実は厳しい」という言葉は世の中に氾濫していて好きじゃないけど、厳しいというのが正直な本音です。

1日1日が本当に勝負

母の日商戦ということもあり、休日返上で出勤。

コロナ禍で緊急事態宣言発出が3日後に迫る中、売れないだろうと思いながらも店頭に足を運ぶ毎日。

案の定客足は少なく、売った商品も数えるほどしかない。

でも営業だから売るしかない。

自社商品は客単価1万円ほど。

いかに1万円を積み上げられるか。

この土日は特にそれだけを意識した。

それでも1日終わって最終結果は競合他社とどんぐりの背比べ。

当然競合の営業も来るからだ。

1日を終えて、凄く悔しいし何してるんだという気持ちになる。

毎日得意先に足を運びながら、1万円の差の売上をみて勝った負けたと。

1万円を積み重ねるしかないが、この戦いに終止符を打ちたくもなる。

明日からまた勝負の日々だ。

緊急事態宣言が出たら、もっと客足は減る。

会社の存続もいよいよ危なくなる。

得意先の存続も心配になる。

ここが踏ん張りどきであり、存在価値を示すチャンスでもあるとポジティブに捉えていく。

明日も頑張ろう。




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