「セルフ・デスマーチ(仮)」
「セルフ・デスマーチ」=自ら進んで「デスマーチ」的スケジュールを敢行すること。修行。※良い子はマネしないで!
…ゴメンナサイ、造語ですm(__)m。
主にSE/PG系の職種で耳にすることのある、「デスマーチ(死の行進)」ですが、今回の「STAY HOME」の流れで変化はあったのでしょうか?
最初にこの言葉を用いた方は、センスがいいな('_')と感じています。「世の中に浸透する言葉」というのは、シンプルだけど上手く表現されているモノが多いですよね。
個人的には、カップ焼きそばの「UFO」など、売れ続けている商品の名前なんかも、興味があります。キャッチコピー・商品コピーの分野でヒットするモノは偉大だと思います。
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さて、少し前に私はこのような投稿をしたことがあります。
「マルチタスク」というのは、「並行して行う作業」の意で、今回も用いていきますが、「これって訓練次第でどうにかなるのか?」と、投稿後に疑問を抱きました。
皆さんの周りでも、こういった並行作業ができる人と苦手な人がいると思うのですが、これは果たして、遺伝などの先天的な才能だったりするのでしょうか?
そもそも、人間の脳というのは、「マルチタスク」が出来ないと言われています。つまり、実際のところは「同時並行」ではなく「スイッチング」をしているというわけです。
ですが、この「スイッチング」という行為に関しても、生産性を4割低下させるだけでなく、脳が収縮する原因になると指摘されています。タスクを切り替えようとすると「脳がオーバーロード」してしまうのだそうです。
…とはいえ、現代を生きる私たちは、様々なタスクに追われる日々です。脳が収縮しようとも、ヒトという種が「マルチタスク」に長けていなくても、乗り越えていくしかないのも、悲しいことに事実ですよね。
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以上のことから、今、私自身を実験台として、「並行して作業を進めないと終わらないレベルのタスク」を抱えたときの人間が、どのような思考の変化が起こるのかを試しているところです。
これが、タイトルにある「セルフ・デスマーチ」という状態です。
「マルチタスクが苦手な人間がマルチタスクに晒され続けるとどうなるか?」…気になりませんか?
ここで大事なのは、「セルフ」の部分です。「自ら進んでやる」というモチベーションでないと、ホントに「デス=Death(死)」してしまいますから(笑)。
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途中経過ではありますが、おそらく人は「マルチタスクに慣れる」ことができると思いました。
ある日を境に劇的に仕事ができるようになる、というようなことはなく、今でも私は「マルチタスクが苦手」であることに変わりはありません。
ですが、考え方の部分で「コツ」は掴めてきた気がします。
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例えばですが、A,B,C,Dという4つのタスクを抱えているとします。つまり、タスクの数は4つです。
「人の脳は3つのことしか同時に処理できない」という説もありますが、4つなので、ざっくり言ってしまえば「キャパオーバー」状態になります。
「うわぁ、無理(;゚Д゚)」と思うでしょうが、タスクは勝手に消えてはくれません。やるしかないです。
で、結論なのですが、理論的にはものすごく簡単です。
「タスクを分解・再構築してまとめる」作業をできるか・できないかが、マルチタスクをこなすために必要なんだと考えました。
先ほどの「スイッチング」という考え方になるのですが、時間軸は存在している、つまり、「忙しくても時間は無いのではなく限られているだけ」なので、そこにどうタスクを埋め込むか?ここがポイントだと思います。
いくらビジネス書などを参考にしても、この部分(タスクの分解・再構成)は、やってみないと習得できないスキルだと感じました。
上司に「人はマルチタスクが出来ないって知ってますか?ですから、私に仕事を振らないでください」なんてことが言える社会ではないですよね?
そうです、悲しいことに「人間の構造」を理由に仕事から逃げることは、なかなかに困難です。やるしかない状況がほとんどです。
なので、無茶を言うようですが、他人に無茶を振られる前に、自ら「マルチタスクのコツ」を掴むことが、仕事等のストレスの予防になるのではないでしょうか?
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まあ、あくまでも実際の体験を素にした個人的な意見でしたm(__)m
というわけで、今回の投稿は以上です。
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