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リカレント教育の浸透

リカレント教育
学校教育からいったん離れたあとも、それぞれのタイミングで学び直し、仕事で求められる能力を磨き続けていくこと
(厚生労働省HPより抜粋)

数年前までは、まだまだ少数派だった気がするのですが、在宅時間の充実を図る動きもあってか、リカレント教育の社会浸透率が高まっているように感じます。

noteでも多くの方がセミナーや通信教育、資格取得に読書など、活発な活動をされているように思います。

このような動きを俯瞰すると、一定数の方は自分の伸ばしたい個性や不足している知識を潜在的に感じており、そのための行動を起こすきっかけを求めていたのではないかとさえ感じます。

そういった意味では、在宅時間の増加は決してメンタル不調者の増加といった側面だけでなく、プラスの働きもあったのだと私は考えています。

自分で言うのも何ですが、私がリカレント教育という言葉を知り、学び直しを開始したのは2016年のことです。

元々が頭悪い子ちゃんなので、あまり成長もないのですが、それでも得るものは大きいと感じています。

そこで、個人的な見解ですが、私が体験してきたリカレント教育についての特徴を羅列してみようと思います。

やりたい気持ちはあるけど行動できていない方の参考となれば幸いです。

ということで、最後までお付き合いくださいませ。

読書・女の子・ソファ・屋内・足を投げ出す

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読書は、もっとも始めやすい学び直しの材料だと思います。

小説を読むことで語彙力や想像力、言葉そのものに触れるなど、教養を学ぶことで日常の何気ない会話のセンスや品格が向上するでしょう。

自己啓発書やビジネス書は、ロジカルシンキングといった論理的に物事を考える習慣や、複眼的な思考の獲得など、働くうえで必要なスキルやマナーをレベルアップすることが出来るでしょうし、場合によっては昇給するなど生活水準の向上に繋がることもあるでしょう。

マンガだって立派な学びです。

難解な書籍を分かりやすく説明してくれたり、歴史などの学問を学ぶきっかけになるでしょうし、なにより感性が磨かれます。

日本人は言葉の裏を読み解く能力に長けています。

それゆえにメンタルが繊細な方も多いのでしょうが、これは想像力豊かだということです。

私たちは、幼少期からマンガに触れることで、自然とハイコンテクスト文化を形成する基礎を学んでいるのだと思います。

ですから、マンガを読むだけでも得るものはあるというのが私の見解です。

セミナー・聴衆

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セミナーへの参加は、成長を感じやすいケースもありますがリスクも付いて回ります。

専門家による講義は、普段触れることのない情報を得ることのできる貴重な時間です。

講義によっては長時間の拘束をされますから、急激な情報量の増加で脳がパンクしそうになることもあります。

それが結果として「やった感」を引き起こして自己肯定感が増すのですが、有料セミナーでは悪質な営業に遭うこともあるでしょうし、無料セミナーでは時間的拘束のわりに得るものが少ないこともあるでしょう。

noteにもセミナー講師をされている方がいますので、過去記事から自分に合った感性の方を探すと、やみくもにネット検索してセミナー受講するよりも、ハズレを引く確率がグッと減ると思われます。

資格取得は…私のように収集マニアになってしまっては効果が薄くなってしまうので、自分の興味のある分野を掘り下げていくのが良いと思います。

フォロワーさんの中に語学を学ばれている方が多いのですが、投稿を拝見するたびに成長されているのを目に見えて感じるので、見習うべき手本だと思っています。

私も少しづつ専門領域を絞っていきたいものです。

キャンバス・大学・講義

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もっとも高いハードルなのが、教育機関での学び直しだと思います。

社会人になってから専門学校や短大、大学などに通うには、学費も然ることながら時間の確保が相当に難しいです。

スクーリングといって、大学キャンパスなどに赴き、履修しなければならない場合、遠隔地の受講者には大きな負担となるでしょう。

今ではスクーリングのない通信制大学が増えていますが、それでも学費と時間の捻出にはご家族の協力が必須です。

現在一人暮らしで、自分のキャリアの見通しが立っていない方は挑戦してみるのもいいかもしれませんね。

ただし、編入でもある程度の単位取得が必要なので、興味がなくても卒業のために受講する科目もあるでしょうし、熱意以外にも根気が求められると思われます。

また、入学してから気づくことですが、通信制は孤独です。

自己管理能力が低い人にとっても、高いハードルだと思うので、入学を検討する際には充分に熟考してみてください。

女性・学習・カフェ・学生

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ということで、私が経験してきた、また現在進行形で経験しているリカレント教育について書いてみました。

どんな行動でも得るものはあります。

ただ、何を得るのかは、実際のところ行動してみないと分かりません。

心理学に興味があって行動した結果、マーケティング領域に専門性を伸ばす…といったことは当たり前にあることです。

自分の特性だけでなく、さまざまな要素が絡み合って将来が形成されていく過程を楽しめるのが、リカレント教育の面白いところだと私は思います。

あなたのこれからの参考になれば幸いです。

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です。

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