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ノウハウを手に入れる。

なんだかよく分からないけど、なんかそうかも…(・ω・)。

…と、思ってもらえるような記事にしようと思います(笑)。

最後までお付き合いいただけると幸いです。

まずは「ノウハウ」の定義はこちらです。

ある専門的な技術やその蓄積のこと。技術競争の有力な手段となり得る情報・経験。また、それらを秘密にしておくこと。(出典:デジタル大辞泉)

…ちょっと意味が掴みづらいかもしれないので、簡単に説明させていただくと、いわゆる「爆速!勉強法」とは対極の「情報・経験の蓄積の活用法」についての記事となります。

ですから、一週間後のテストのための勉強法にはなりませんm(__)m。

しかし、考え方を覚えていれば、一生、どの分野でも活用できるだけでなく、人によってはストレス耐性の獲得にもなり得る方法かもしれません。

一体、どのようなものなのでしょうか?

女性・泥レース・汚れる・走る

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泥まみれの完走を目指そう。

私たちは無意識のうちに、綺麗なゴールを目指しすぎる傾向にあると思います。

綺麗なゴールというのを例えるならば、独走のままゴールすることや、ノーダメージで勝利することです。

スポーツでいえば、これらのゴールの方法は、あながち間違ってはいないでしょう。

それは練習という、本番に向けての準備期間で、汗や泥にまみれた過程があるからです。

ですが、ビジネスにおいて、こういう勝ち方あるいは考え方というのは失敗や挫折・ストレスのもとではないでしょうか?

私たちは、怒られることや汚れること、負けることに対して、非常に敏感です。

これらの言葉に、強いストレスを感じる方もいるでしょう。

未経験者が、フルマラソンを2時間を切るタイムで完走するのが難しいように、一般的には、何らかの代償を支払って、初めて問題解決がなされるはずです。

女性・ランナー・マラソン・ジョギング・夕闇・走る・河川敷

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自らの弱点を補うのが他者の存在でいいのか?

現在の社会において「ソリューションをアウトソーシングする」という考えは未だに主流ではないでしょうか?

これは「ソリューション=問題解決」「アウトソーシング=外部委託」…つまり、餅は餅屋と言うように、自分の得意ではない分野を、その道のプロに任せてしまおうという考え方です。

この考え方によって、コンサルティング会社というのは、一気にその市場を拡大していったように私は感じます。

この「自分の弱点を誰かに委託する」という考え方は、一見、理にかなっているようですが、結局のところ、その泥の部分(問題解決)を請け負った人間が、最終的な勝者となる…そんな構図ではないでしょうか?

問題解決を外部委託によって解決した企業は、また別の問題に直面した際、解決方法が自社に存在していないので、また同じように、当該問題のプロに委託をするという形になると思います。

問題がすでに顕在化しているということは、利益を損ねている状況であり、損失が発生している状況で、なおかつ費用を捻出するというのは、言葉だけ見れば得策ではないように感じます。

事実、現在のソリューションには、アウトソーシングの考えの一つで「コ・ソーシング」というものが生まれてきています。

女性・二人・友情・パートナーシップ・フレンドシップ・ハート

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未来につながる伴走。

コ‐ソーシング【co-sourcing】
社外に業務の一部を請け負わせる際、委託側と受託側の企業がそれぞれ対等な立場で利益を配分する経営手法。社外に全面的に委託するアウトソーシングと異なり、委託側も業務を同時に進める。(デジタル大辞泉より)

いわゆる伴走型のコンサルティングで、自社とコンサルティング会社の両方が対等な立場として問題解決にあたり、得た利益をそれぞれに配分するという考え方のもと行われている委託業務です。

自らの弱点を、その道のプロに依頼する。

今までの完全委託の解決法なら、このコ・ソーシングという考え方は今、存在しなかったかもしれません。

つまりどんな形であれ、泥にまみれる(←言い方)覚悟をする。

そして、その「泥にまみれた」という経験が、自社の強みになるということではないでしょうか?

これは企業だけでなく、一人の人間にも当てはまる考え方だと思います。

女性・チーム・祭り・カラフル・汚れる・手を繋ぐ

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続ける勇気。

何度も言いますが、私たちはキレイで完璧なゴールというのを求めてしまいがちです。

ですが、本当のゴールというのは、にまみれ、失敗や挫折だと感じるような出来事も全て受け止め、それでも最後まで走り抜いた先にあるものではないでしょうか?

だとするならば、様々な出来事で必要なのは、完璧主義な考え方ではなく、リスクを覚悟し、その上で走りきるということではないでしょうか?

この「走りきる」というのも一つの大事な考え方で、挫折や失敗を経験したというだけなら、誰でも人生で何度かは経験するでしょう。

そこから這い上がる、または、走りきるという行為は、ある程度の覚悟がなければできません。

これが「泥にまみれる」という表現につながり、ノウハウを培う過程で大事な要素となるのだと、私は考えています。

今は情報が飽和した社会で、ある程度のことは、検索してしまえば「答えのようなもの」にたどり着いてしまいます。

しかし、それは本当の意味での答えではないと私は思ってきます。

本当の意味での答え」とは、自分で主体的に始め、挫折や失敗をしても進み続け、そこで得た「何か」。

それが本当の意味での答えではないでしょうか?

女性・傘・雨・狐の嫁入り・光・後ろ姿・木々

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人間は楽を好む動物です。

ですが、その本能に対抗するための「理性」も持ち合わせているはずです。

人間の、このアンバランスさが「ストレスのトリガー」となるかもしれませんが、人間としての良い意味での特性も、このアンバランスさゆえに存在するものだと思います。

それを受け止め、自らの一部として取り込んだ後、一歩一歩踏みしめる過程で得たモノ全てが、あなたの人生の大切な糧なのではないでしょうか?

そしてそれこそが、ノウハウだと思うのです。

即物的ではないかもしれませんが、未来のあなたに必ず届く大切なギフト

是非、泥にまみれた生き方を楽しんでみてはどうでしょうか?

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ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

今回の投稿は以上です

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