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15年前に書いた書評『ウェルカム・ホーム!』(鷺沢萠)
思い出したようにやっているmixiからのサルベージ企画。今回は2007年7月に書いた本のレビューを紹介したいと思います。
読み直して、今の自分には書けない文章だなと。失われた文体というか、心の奥の奥に仕舞い込んでしまった文体というか。当時はギリギリ20代。最後の一文はいまだ独身である自分の胸に突き刺さります(笑)
題材にしたのは鷺沢 萠さんの『ウェルカム・ホーム!』です。
鷺沢さんの本とは
“ワイドショーのコメンテーター気取り病”の行く末
昨今のコロナ禍もそうですし、以前の東日本大震災の時もそうですけど、世の中が揺らぐ状況になると、同業者から騒動や関連する事件を斬りまくる人が出てきます。有名無名問わず。
同業者というのは、ライターや編集者。もっと広げると、学者や研究者、ブロガーやインフルエンサーあたりも含みます。タレントや文化人にもよくあることです。どう表現すれば伝わるかなあ。「ワイドショーのコメンテーター気取り病」とでも言えばい
11年前の三沢さん追悼コラム
プロレスラーの三沢光晴さんが試合中の事故により急逝されたのは2009年6月13日のことでした。翌週の18日、Gスピリッツの携帯サイトに連載していたコラムに書いたのがこの文章です。Gスピリッツは過去の出来事中心のため、当時はプロレス会場に行く回数は少なく、仕事の中心はアイドル雑誌の編集だったんです。今読み返すと、ちょっと青臭い感じがして、小っ恥ずかしさを覚えますが、自分的には思い出深いコラムです。
もっとみる結局のところ、人は直接会ってみないとわからない。
(2018年5月6日にFacebookにアップした文章です)
記者・ライターと呼ばれる仕事をしていて良かったなと思うのは、「結局のところ、人は直接会ってみないとわからない」という実感を持てたことです。
テレビやラジオ、ネットニュース、新聞などを通じて、いろんな芸能人、著名人、政治家などの情報を知り、「この人、考え方が合わないなあ」、「好きじゃないなあ」と感じることって結構あるじゃないですか。で
プロフィール/最近の主な仕事(2024年月現在)
村上謙三久(むらかみ・けんさく)
編集者・ライター。1978年9月20日生まれ、東京都練馬区出身。東京都立大泉高校卒。後楽園ホールの係員・リング設営スタッフから、プロレス・格闘技団体のオフィシャルモバイルサイト『格闘魂』の記者として業界入り。プロレス専門誌モバイルサイト『モバイルゴング』記者、プロレス専門誌『Gスピリッツ』&アイドル雑誌『スコラ』編集者を経て、2013年9月からフリーに。専門はラジ