村上謙三久

ライター・編集者。専門分野はプロレス、ラジオ。基本的にカレーばかり食べてます。ラジオ関…

村上謙三久

ライター・編集者。専門分野はプロレス、ラジオ。基本的にカレーばかり食べてます。ラジオ関連限定ブログ:http://blog.livedoor.jp/radio_no_jikan/

記事一覧

なぜ全日本プロレスで「京平」コールが始まったのか?

 『真夜中のハーリー&レイス』(ラジオ日本)にゲスト出演したエルフ・荒川さんがポッドキャスト配信の延長戦で、「京平コールはいつから始まったのか?」という質問を清…

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自分の初期衝動

2018年1月20日、初めての著書(『深夜のラジオっ子』)の原稿がもうすぐ完成するというタイミングでFacebookに書いた文章です。これからもこの気持ちを忘れずにいたいです…

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15年前に書いた書評『ウェルカム・ホーム!』(鷺沢萠)

思い出したようにやっているmixiからのサルベージ企画。今回は2007年7月に書いた本のレビューを紹介したいと思います。 読み直して、今の自分には書けない文章だなと。失…

ライバルは弱い自分

古のmixi日記からのサルベージ企画。今回は2007年9月に書いた文章を発掘しました。当時はプロレス専門誌『Gスピリッツ』の創刊に関わり、初号が発売された直後。それまでの…

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29歳、30歳、31歳の誕生日日記

頻繁にやろうと思っていたのに、まったくやっていなかったmixi日記からのサルベージ企画。久々に紐解いてみたら、29歳、30歳、31歳の誕生日近辺に書いた日記を発見したので…

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“ワイドショーのコメンテーター気取り病”の行く末

昨今のコロナ禍もそうですし、以前の東日本大震災の時もそうですけど、世の中が揺らぐ状況になると、同業者から騒動や関連する事件を斬りまくる人が出てきます。有名無名問…

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11年前の三沢さん追悼コラム

 プロレスラーの三沢光晴さんが試合中の事故により急逝されたのは2009年6月13日のことでした。翌週の18日、Gスピリッツの携帯サイトに連載していたコラムに書いたのがこ…

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結局のところ、人は直接会ってみないとわからない。

(2018年5月6日にFacebookにアップした文章です) 記者・ライターと呼ばれる仕事をしていて良かったなと思うのは、「結局のところ、人は直接会ってみないとわからない」…

24年前に書いた初めてのプロレスコラム

今回、紹介するのは高校3年生の時に書いた文章です。高校時代、私は文芸部に所属していて、年に2回というスローペースながら部誌に寄稿していました。 1996年秋の文化祭…

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プロフィール/最近の主な仕事(2024年月現在)

村上謙三久(むらかみ・けんさく) 編集者・ライター。1978年9月20日生まれ、東京都練馬区出身。東京都立大泉高校卒。後楽園ホールの係員・リング設営スタッフから、プロ…

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note始めました

前から考えていたのですが、noteを始めることにしました。理由は2つあります。 (1)自分の考えていることを書く力を鍛えるためここ数年、自分が考えていることを文章に…

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なぜ全日本プロレスで「京平」コールが始まったのか?

 『真夜中のハーリー&レイス』(ラジオ日本)にゲスト出演したエルフ・荒川さんがポッドキャスト配信の延長戦で、「京平コールはいつから始まったのか?」という質問を清野茂樹アナウンサーにしていました。

 清野さんは時代的な背景を語っていましたが、それを聴きながら、元四天王プロレスマニアとしての血が騒ぎ、「そう言えば、昔、そんなコラムを書いたなあ」と思い出してデータを探してみると、その文章を発見。そこで

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自分の初期衝動

2018年1月20日、初めての著書(『深夜のラジオっ子』)の原稿がもうすぐ完成するというタイミングでFacebookに書いた文章です。これからもこの気持ちを忘れずにいたいですね。

もうすぐ完成するんですが、自分の著書を作ってみて改めて感じたのは、「他人のフンドシで相撲を取っていることを忘れちゃいけない」ということです。ライターや編集者はもちろん、メディアに関わっている人間全員に当てはまることじゃ

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15年前に書いた書評『ウェルカム・ホーム!』(鷺沢萠)

思い出したようにやっているmixiからのサルベージ企画。今回は2007年7月に書いた本のレビューを紹介したいと思います。

読み直して、今の自分には書けない文章だなと。失われた文体というか、心の奥の奥に仕舞い込んでしまった文体というか。当時はギリギリ20代。最後の一文はいまだ独身である自分の胸に突き刺さります(笑)

題材にしたのは鷺沢 萠さんの『ウェルカム・ホーム!』です。

 鷺沢さんの本とは

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ライバルは弱い自分

古のmixi日記からのサルベージ企画。今回は2007年9月に書いた文章を発掘しました。当時はプロレス専門誌『Gスピリッツ』の創刊に関わり、初号が発売された直後。それまでのWEBライター業から脱皮し、ようやく編集者としての一歩目を踏み出した、そんな29歳になる直前に書いた文章です。

「自分で自分に感動したことがない」という話から始まるんですけど、13年半の年月が過ぎ、こういう文章を書いていた昔の自

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29歳、30歳、31歳の誕生日日記

頻繁にやろうと思っていたのに、まったくやっていなかったmixi日記からのサルベージ企画。久々に紐解いてみたら、29歳、30歳、31歳の誕生日近辺に書いた日記を発見したので、未来の自分のためにもnoteに掲載します。

健康面で40代の苦労を見抜いていたり、頭痛が高血圧の影響だとまだ気づいていなかったり、中身が青かったり(アラサーで青いも何もあったもんじゃないんですけど)、恥ずかしい部分ばかりなので

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“ワイドショーのコメンテーター気取り病”の行く末

昨今のコロナ禍もそうですし、以前の東日本大震災の時もそうですけど、世の中が揺らぐ状況になると、同業者から騒動や関連する事件を斬りまくる人が出てきます。有名無名問わず。

同業者というのは、ライターや編集者。もっと広げると、学者や研究者、ブロガーやインフルエンサーあたりも含みます。タレントや文化人にもよくあることです。どう表現すれば伝わるかなあ。「ワイドショーのコメンテーター気取り病」とでも言えばい

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11年前の三沢さん追悼コラム

 プロレスラーの三沢光晴さんが試合中の事故により急逝されたのは2009年6月13日のことでした。翌週の18日、Gスピリッツの携帯サイトに連載していたコラムに書いたのがこの文章です。Gスピリッツは過去の出来事中心のため、当時はプロレス会場に行く回数は少なく、仕事の中心はアイドル雑誌の編集だったんです。今読み返すと、ちょっと青臭い感じがして、小っ恥ずかしさを覚えますが、自分的には思い出深いコラムです。

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結局のところ、人は直接会ってみないとわからない。

(2018年5月6日にFacebookにアップした文章です)

記者・ライターと呼ばれる仕事をしていて良かったなと思うのは、「結局のところ、人は直接会ってみないとわからない」という実感を持てたことです。

テレビやラジオ、ネットニュース、新聞などを通じて、いろんな芸能人、著名人、政治家などの情報を知り、「この人、考え方が合わないなあ」、「好きじゃないなあ」と感じることって結構あるじゃないですか。で

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24年前に書いた初めてのプロレスコラム

24年前に書いた初めてのプロレスコラム

今回、紹介するのは高校3年生の時に書いた文章です。高校時代、私は文芸部に所属していて、年に2回というスローペースながら部誌に寄稿していました。

1996年秋の文化祭に合わせて綴ったのは、プロレスに関する文章。小橋健太(現・建太)と長州力について書きました。これが「初めて書いたプロレスコラム」にあたります。1ヵ月ぐらいかかって書いた記憶がうっすらと残っています。

すでにスポーツライターを志してい

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プロフィール/最近の主な仕事(2024年月現在)

村上謙三久(むらかみ・けんさく)
編集者・ライター。1978年9月20日生まれ、東京都練馬区出身。東京都立大泉高校卒。後楽園ホールの係員・リング設営スタッフから、プロレス・格闘技団体のオフィシャルモバイルサイト『格闘魂』の記者として業界入り。プロレス専門誌モバイルサイト『モバイルゴング』記者、プロレス専門誌『Gスピリッツ』&アイドル雑誌『スコラ』編集者を経て、2013年9月からフリーに。専門はラジ

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note始めました

前から考えていたのですが、noteを始めることにしました。理由は2つあります。

(1)自分の考えていることを書く力を鍛えるためここ数年、自分が考えていることを文章にまとめる機会が減っていました。久々にラジオを題材にしたコラムを書いたところ、脳内でイメージした中身よりも実際に書いた文章のほうがつまらなく感じて、仕上げるのに苦労したんです。

インタビュー記事や機械的な原稿ばかり書いていたため、自分

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