見出し画像

低気圧 頭痛・不調、だるい…それ「天気」が原因かもしれません!【タイプ診断】

天気痛は、天気にまつわる<気圧・気温・湿度>いずれかの変化に影響を受け、体に症状が現れる、さまざまな不調のことを指します。天気の変化は私たちの体に大きく影響を与えるのです。
天気痛の名づけ親で第一人者の佐藤純先生に教えてもらいます。

長年、自律神経と痛みの関係性について研究を続け、原因不明の慢性疼痛(とうつう)に悩む患者さんを1万人以上、診察してきました。

患者さんに症状を聞いていくと「天気によって調子が悪くなる」と多くの人が話すのです。さらに研究を重ねてみると、頭痛・めまいなどの不調に「天気(気圧・気温・湿度)」の変化が大きく影響していることがわかりました。

あなたはどのタイプ?
まずは、天気痛セルフチェック!

Check【A】

□ 2、3日前から天気が崩れるのがわかる
□「 もうすぐ雨が降る」など天気の変化がわかる
□ 乗り物酔いをしやすい
□ 飛行機や新幹線が苦手
□ 高いところが苦手
□ 耳抜きが苦手


Check【B】

□ 寝つきが悪く、眠りが浅い
□ やる気はあるのに体がついていかない
□ 手や足が冷える(冷え症である)
□ 疲れやすく、倦けん怠たい感がある
□ 季節の変わり目は食欲が落ちる
□ 漠然と不安を感じることが多い
□ ストレスに弱いと思っている
□ 夏の暑さも、冬の寒さも苦手


Check【C】

□ むくみが出やすい
□ 蒸し蒸ししたのが嫌い
□ 湿気が嫌い
□ 汗をかきにくい
□ 寝汗をかきやすい


結果を確認!

セルフチェックの結果、
Aだけに多く当てはまる人は・・・
天気の崩れに弱い「気圧タイプ」

Bだけに多く当てはまる人は・・・
寒暖差に弱い「気温タイプ」

A&Bともに当てはまる人は・・・
天気の崩れと寒暖差に弱い「気圧・気温タイプ」

Cだけに多く当てはまる人は・・・
梅雨になると体調を崩す「湿度タイプ」

あなたはどうでしたか?
天気の変化は要素が連動しているので、上記の診断はあくまで目安。厳密な線引きは必要ありません。

「健康」2024夏号より

【監修】

天気痛ドクター・医学博士
佐藤 純先生

東海大学医学部卒業後、名古屋大学大学院で疼痛生理学、環境生理学の研究を開始。2005年より愛知医科大学病院 いたみセンターにて日本初の「気象病外来・天気痛外来®」を開設。現在は、東京竹橋クリニックにても気象病・天気痛外来医として診察にあたる。2020年には株式会社ウェザーニューズと共同開発した「天気痛予報」をリリース。天気痛研究・診療の第一人者としてメディア出演も多数。
天気痛治療推進協会HPhttps://www.tenkitsu-dr.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?