見出し画像

耳マッサージで簡単ケア【気圧の影響を受けやすいアナタへ】

天気痛は、天気にまつわる<気圧・気温・湿度>いずれかの変化に影響を受け、体に症状が現れる、さまざまな不調のことを指します。天気の変化は私たちの体に大きく影響を与えるのです。
天気痛の名づけ親で第一人者の佐藤純先生に教えてもらいます。

>>【タイプ診断】その不調「天気」が原因かもしれません!

気圧の影響を受けやすい「天気痛」に効くセルフケア

天気痛と自律神経は密接な関係があります。なかでも内耳のセンサーが敏感だと気圧の変化に影響されやすく、そのストレスが自律神経の乱れにもつながります。

原因としては、内耳の血行不良が考えられています。内耳の血行をよくするケアで予防することができるので、不調が出やすそうなタイミングを予測して行うのはもちろん、習慣化するのもおすすめです。

くるくる耳マッサージ

①両耳の上部を軽くつまみ、5秒間、上に引っ張る

イラスト/蛯原あきら

②両耳の真ん中を軽くつまみ、5秒間、横に引っ張る

③両耳の下部を軽くつまみ、5秒間、下に引っ張る

④両耳の真ん中をつまんで横に引っ張り、前から後ろにゆっくり5回、まわす

⑤両耳を包むように曲げて、そのまま5秒間キープする

⑥両耳を手のひらで覆い、前から後ろにゆっくり5回、まわす

★マッサージ注意点
・耳を引っ張り過ぎず、痛みや違和感を覚えたら中止してください
・痛みが引かないときは、耳に異常がある可能性があります。医療機関を受診しましょう

こちらもオススメ「天気痛耳栓®」
佐藤先生監修の“天気の変化に伴う小さな気圧のゆれ”に対応するように作られた耳栓。
耳に装着することで、外気圧の変化を鼓膜内側へゆるやかに伝え、気圧の変化による不快感をコントロールしてくれます。

ふつうサイズ、小さめサイズ 各2,398円(税込)

「健康」2024夏号より

【監修】

天気痛ドクター・医学博士
佐藤 純先生

東海大学医学部卒業後、名古屋大学大学院で疼痛生理学、環境生理学の研究を開始。2005年より愛知医科大学病院 いたみセンターにて日本初の「気象病外来・天気痛外来®」を開設。現在は、東京竹橋クリニックにても気象病・天気痛外来医として診察にあたる。2020年には株式会社ウェザーニューズと共同開発した「天気痛予報」をリリース。天気痛研究・診療の第一人者としてメディア出演も多数。
天気痛治療推進協会HPhttps://www.tenkitsu-dr.com/

この記事が参加している募集

#習慣にしていること

131,260件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?