マガジンのカバー画像

共感note

55
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

私が「直感」を信じられるようになった夜

私が「直感」を信じられるようになった夜

「娘さんですか?」

五反田のとある居酒屋。赤提灯がぶら下がっている、いかにもサラリーマンが好きそうなお店で、私は出張に来ていた父とカウンター席で飲んでいた。

「あ、はい。そうです」

ほんのりと顔が赤くなった父が答える。

父の隣に座っていたサラリーマン風の男性が声をかけてきた。父よりだいぶ若く40代前半くらいに見えるその人は、一人飲みのようだ。

「そうですか。娘さんとこうやって一緒に飲める

もっとみる
情熱の真っ赤な薔薇を。

情熱の真っ赤な薔薇を。

綺麗な涙だったなぁ…

先日、エリア伊都U-11の新人戦があり
自分はBチームのアシスタントコーチとして帯同。

グループリーグ2試合を戦い
0-2、0-5で敗れ、残念ながら予選敗退でした。

でも、とてもとても価値のある2試合に。

「自分にはこれができる!」というものを
まだ持てていないメンバーがほとんどなので
試合でも受け身になってしまうことが多いのですが
この2試合では相手に対して思いっき

もっとみる

すべての人から学べるものがある

大学時代、ぼくが経験した唯一のアルバイトが、個別指導の塾講師だった。

そこにひとり、明らかに他の生徒とは様子の異なる、ヤンキーのような高校1年生がいた。「親に言われて仕方なく塾に来ている」というダルそうな表情を全面に出しながら、いつも少し遅れて教室にやってくる。

サッカー部だがほとんど部活には出てなくて、もうすぐ辞めるつもりだという。よくバイクを乗り回して、パトカーに追いかけられても仲間と協力

もっとみる

「女性はこうあるべき」という押し付けについて、ある台湾映画から考える #観て、学ぶ。映画の中にあるSDGs from安田菜津紀

文=安田菜津紀 @NatsukiYasuda

今回取り上げるのは、台北郊外の幸福路という町を舞台に、主人公チーと、そこに生きる人々の半生を描いた『幸福路のチー』('17)です。

登場人物たちの歩みからは、激動の台湾の歴史が見えてきます。その中でもジェンダーに焦点を当て、「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」について考えていきたいと思います。

(SDGsが掲げる17の目標の中からピックアップ)

もっとみる
日常 vs 非日常。

日常 vs 非日常。

身体中で感じてる衝動に
頭がまったく追いつかなく言葉が出てこない。

ちょっと前に訪れた佐賀県の武雄温泉で
そのめちゃくちゃ深い喜びと悔しさを感じのでした。

国登録記念物の名勝地
御船山楽園で開催されていた
「チームラボ」による展覧会

『 かみさまがすまう森 』

御船山楽園の庭園内にある
樹齢3000年以上の神木をはじめ
洞窟、巨石、池、谷などの自然を生かした
アートプロジェクトです。

もっとみる
「◯◯するな」という指示は精神的に追い込まれる

「◯◯するな」という指示は精神的に追い込まれる

最近、監督に怒られる回数が増えてきた気がする。なんていうか褒められなくなったというか。ボールを絶対に奪われるな、失うなと何度も言われて、自分でもわかってるのに言われるから余計に空回りして熱くなってイライラして…。もうやめてしまいたいような精神状態だった⤵︎

2007年9月28日のノートに、こう書かれていました。

基本的に2007年に書かれていることは、怒られないためにがモチベーションになってい

もっとみる