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20240321_政治理念の変化から考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想39

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"均衡を失ていたブルボン朝"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"国民主権がゲームチェンジを引き起こす"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 権利を手に入れると、必ずそれに相応した義務を負うことになる。フランス革命後、貴族が担っていた義務(政務と軍務)は国民が追うことになった。国民の登場により、政治・経済・社会体制・軍政やそれらの根本となる考え方が変わっていった。
 政治理念が君主主権から国民主権に移行したことにより、国民が選挙で選んだ議員によって構成される国民議会が政権を担当することとなった。国民議会によって、思想・信条・信仰・発言の自由が保障され、貧富の差・男女の別に関係なく平等に法を施行する社会が実現していった。

感想

 権利を手に入れると義務を負うことになるという点は忘れずに生きていくべきだと思います。権利は義務を負うことで得られるもののような気がします。義務を負わず、権利だけを求める気もちは分かりますが、自分に都合の良いことばかりではないような気がします。義務を負いながら権利を手に入れるという考え方は大事にすべきだと思いました。
 政治理念が君主主権から国民主権に移行したことによる社会の変化を学ぶことができる良い機会となりました。"心が変われば行動が変わる"という言葉があると思いますが、国のように大きなものであるほど、心(理念)が変わったことの影響が大きくなるのだと思います。国民議会が政権を担当したことによる変化は非常に大きかったと思います。現代にまで続く政治理念や様々なことに対する"自由の保障"、法の下の"平等"などを生み出したフランス革命は純粋にすごいと感じました。"生まれ"だけを理由にして、一部の人が利益を享受し続ける社会よりは良くなっているように感じます。人類にとって大きな変化だった点を実感できました。このような社会制度を生み出してくれた人々への感謝も忘れずに今の時代を大切に生きていけると良いと思いました。

最後に

 "心が変われば行動が変わる"という考えは組織にも個人にも当てはまると思います。自分や自分が所属する組織の心を良くしていけると、人生をより良くしていけると思いました。
 自分が関わるものの"心"を良い方向に変えていき、より充実した人生にしていきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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