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20240320_フランス革命前のフランスの状況について学び考えたこと_ゲームチェンジの世界史_紹介と感想38

はじめに

こんにちは、Keiです。

 今まで私にとって"元気が出た"と思ったコンテンツや"役に立つかもな"と思ったコンテンツや考え方を紹介してきました。今回も良い人生にするために"役に立つかもな"と思った考え方を紹介していきます。

参考書

この度、参考にした本は
『ゲームチェンジの世界史』神野正史
です。

内容と感想

 前回の記事では"現代社会の礎を創ったフランス革命"までの部分を読んで感じた事を書きました。

 今回の記事では"均衡を失ていたブルボン朝"までの部分を読んで感じた事を書いていきます。

内容

 新しい波は制度的に遅れている所から発生しやすい。
 フランス革命の前では、当たり前のように身分が分かれていた。特権身分(聖職者や貴族)は"その家柄に生まれた"という理由だけで、自らは税金も払わず、平民から血税を湯水のように使い贅沢な暮らしをしていた。平民には何の権利も与えられず、朝から晩まで働き続ける日々を送っていた。
 時代や場所を問わず、組織には均衡が大切であり、これを失った組織はどんな大国でもたちまち崩壊していく。

感想

 新しい波が制度的に遅れている所から発生するという点は覚えておくべきだと思いました。遅れているということは進む余地があると捉えることもできると思います。他で上手くいっている事例があれば、それらを見た上で問題点に対しては改善まで行うことで一挙に進めることも可能となると思います。第一次産業革命の後進国であったドイツとアメリカから第二次産業革命が興った理由とも被る部分があると思います。リープ・フロッグ(蛙飛び)現象という言葉があると思いますが、本質的には同じことだと思います。このような現象が起こるという点を考慮した上で、自身が進んでいる場合は慢心せず、遅れている場合は活路を見い出しながら、日々を過ごしていけると良いと思いました。
 フランス革命前のフランスの状況を知ることで、均衡を失った組織が崩壊するという点も分かりやすいと思いました。"身分"というものが異なっていたとしても同じ人間であることには変わりないと思います。自分が嫌に感じることは相手も嫌に感じるものだと思います。相手がたとえ表に出さなくても、自分が"やられて嫌なこと"はやるべきではないと思います。当時の特権階級の人たちが少しでも平民の気もちを考えることが出来ていれば、フランス革命のような極端なものにもならなかったように思います。相手の気もちを考えることは自分がどんな立場になっても忘れずに生きていけると良いと思いました。

最後に

 自分と相手がどのような関係だとしても、相手の気もちを考え配慮することは必要だと思います。相手も自分と同じ人間であるという点は忘れずに生きていけると良いと思いました。
 どのような人に対しても相手の気もちを考え配慮することを忘れず、良好な人間関係を構築できる人を目指していきましょう!

 どなたかの参考になれば幸いです。

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