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2023年4月の記事一覧

出張でパソコンを忘れ呆然としたが、実は豊かな時間だった

出張でパソコンを忘れ呆然としたが、実は豊かな時間だった

福島に取材の仕事で出張した。
音楽機器の使用例のインタビューで、ライブ前のインタビューと撮影、ライブ中の撮影、という仕事だった。ライブが終わるのが遅いので泊まりの予定で、パソコンなどの仕事道具も持ち歩く予定だった。

実は移動の新幹線とかホテルで仕事するのが好きなので出張は大好物だ。
今回も東京駅から新幹線に乗って、わざわざデスクトレインみたいな、仕事するモードの指定席にして、鞄を開けたら、PCを

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レコードというものがなくなったとき、レコード会社はどうなるのだろうか。

レコードというものがなくなったとき、レコード会社はどうなるのだろうか。

取材で久々にレコード会社に行ってきた。
ここは最大手だったはずだが、ずいぶんこじんまりしたオフィスになっていた。まぁ本社の市ヶ谷ではなく六本木だから、かもしれないが。

それにしても、レコードというものがなくなったとき、レコード会社はどうなるのだろうか。

かつてレコード会社は才能を発掘し、プロデュースし、世界にその音楽を流布させる役割を果たしていた。

僕は1980年代にワーナーパイオニアからバ

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ブルージャイアントでジャズっていいなと思った若者たちよ、ぜひピットイン昼の部(昼ピ)に来て!

ブルージャイアントでジャズっていいなと思った若者たちよ、ぜひピットイン昼の部(昼ピ)に来て!

ブルージャイアントでジャズっていいなと思った若者たちよ、ぜひピットイン昼の部(昼ピ)に来て! 心からお願いします。ジャズを愛する若者たちよ、ぜったい来て。

今、ジャズクラブやライブハウスで昼から生演奏を聴かせているのはピットインぐらいじゃないだろうか。ジャズに限らないか。
それがピットイン昼の部(昼ピ)だ。
俺が大学生の頃のピットインには朝の部もあったと記憶している。

で、昼ピだが、若者たちよ

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1日一編の詩を読む「一次情報を死守せよ」安宅和人著 イシューからはじめよ、より

1日一編の詩を読む「一次情報を死守せよ」安宅和人著 イシューからはじめよ、より

1日一編の詩を読む
「一次情報を死守せよ」
安宅和人著 イシューからはじめよ、より

デジタル時代になったからこそ、リモート時代になったからこそ、これで差がつくとおもう。

詩ではなく、箴言でありキャッチコピーでもある一言だが大事にしたい。

「始まりと、終わりがあることは、幸いである」

「始まりと、終わりがあることは、幸いである」

自作。

「始まりと、終わりがあることは、幸いである」と思った。
まじで、それこそが神の恩寵かもしれない。

1日一編は詩を読む。「世界が終わってもきにすんな俺の店はいつでもあいている」三代目魚武

1日一編は詩を読む。「世界が終わってもきにすんな俺の店はいつでもあいている」三代目魚武

詩人三代目魚武濱田成夫の詩がなぜか好きだ。
詩と言うよりコピーとして呼んでいるのかもしれないが。
でもハートはわしづかみされる。

特に、よく日常生活の中で思い出すのが、この一行。
こんな男におれはなる。

前原利行さん追悼セッションを昨夜執り行いました

前原利行さん追悼セッションを昨夜執り行いました

友人であり、仕事仲間であり、そしてバンマスでもあった前原さんの追悼セッションを、前原さんと出会ったヘブンズドアで2023/04/09に執り行いました。

僕は前原さんと長い付き合いでもなく、特別深い付き合いでもありませんでしたが、追悼セッション的な企画が持ち上がっていなかったようなので、僭越ながら前原さんとともにセッションホストをやっていた縁もあり、いつもセッションを開催していたヘブンズドアのマス

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仕事の記録 ヤマハサウンドシステム トップ退団「幕あい 第二幕 Act4 公益財団法人 富士市文化振興財団富士市文化会館 ロゼシアター 長谷川 圭一 様」

仕事の記録 ヤマハサウンドシステム トップ退団「幕あい 第二幕 Act4 公益財団法人 富士市文化振興財団富士市文化会館 ロゼシアター 長谷川 圭一 様」

新富士はいままで何度となく東京浜松間を行き来して通過していたが初めて降りたのだった。
新富士からほど近い富士市文化会館ロゼシアターはいわゆる市民会館だが素晴らしくきれいに整備されていて感動的だった。
市民の文化を担う市民会館の存在の重要性は大きく、僕自身「浜松市民会館」で高校時代に第1回の吹奏楽部の演奏会を開催したし、高校までは浜松市民会館で、たくさんのライブを見た。
スペクトラム、Hi-Fiセッ

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ネイト・スミスが素晴らしかった

ネイト・スミスが素晴らしかった

ブルーノートのネイト・スミスの公演に行ったことも書いておく。

1週間に2回もブルーノートトーキョーに行ったのは初めてだった。
最初に行ったのがモノネオン、そして週末に行ったのがネイト・スミス。
どちらもファンク・ジャズシーンの最先端を行く旗手でだが、アプローチが全然違って印象的であった。

モノネオンの感想はこちら。

ラウドでうねる、ロック的なモノネオンのアプローチとは対照的に、ネイト・スミス

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