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kovačroom2振り返り

kovačroom at LIVE HAUS
-Gorges: Finally to accept what is, a life, a sound, a concept…-
Fri 23th Feb 2024
11:59pm-5:00am
Door ¥2,500- inc.1drink
U22 ¥2,000- inc.1drink

Pepelick
CORE
Kazuki Koga -Live-
KΣITO(TYO GQOM/USI KUVO) -Live&DJ-
ろはに -Live-
Yengo -Live-

Flyer:@uema01 IG

RA: https://ja.ra.co/events/1862744

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今回はGorge=生活と仮定をし、いわゆるゴルい音で遊ぶだけでなくプレイヤーの背景にある生活部分の中や感覚的な部分にも共通項を見出しながらのラインナップでした。
この日は出演者のほとんどが九州出身者や九州に縁のある方々で、今回の背景を裏付けるには欠かせない土地だと言うことを再実感。
また遊び来てくれた友達も不思議な引き寄せがあってフロアもまた面白い組み合わせがありました。
(個人的にはアシッドアラブと被るのも引き寄せかと勘繰った😂)

テーマを打ち出したタイミングで絶対に必要な要素としてGorgeが内包すると仮定したソフトな面での表現を何に落とし込んでもらうかだったのですが、ただのアンビエントではなくしっかり地続きの派生で捉えられる表現として今回はYengoさんのLive setからのスタート。
以前hamakyoくんのパーティーで見たscrabさんとのセットで感じた空間の雰囲気、流れ、音感を頼りにオファーさせて頂いたのですが、実験的でありつつも生活の中のマテリアルサウンドから自身の中にあるサウンドの根源的な部分までを60分に落とし込んで頂けたとてもいい時間でした、、、

抜粋されてリリースも出てるのでぜひ聴いてみて!

ここからCOREへの接続はとても自然だったし、この2人は決まった時点で並べるのは確定してました。
COREことケンシンはしっかり自分のプレイをやってくれたし2番手という順目でさらにのびのびやってもらえた感じもしてとても嬉しかった。
RecがSoundcloudに載っているのでぜひ。

ケンシンのDJを早く野外で見たいな、、、

ど真ん中にはろはにさん、九州から持って出てきた表現、感受性、そしてフロアでの遊び方というか音での遊び方をぜひ空間に落として欲しいと思ってたのですが、Creamで主催のパーティーもあってちょーヘロヘロの状態でちょっと申し訳なかったな、、、と思いつつライブはがちっとやってくれつつ、音に溺れてるタイミングとかはまさにろはにさんの音とのコミュニケーションをステージ上で見せてくれてとってもよかったです!
いつも月曜深夜に一緒に遊んでくれるつかさくんやioさん、初めましてのツキナミさんとのLiveはみんなが自由に、けど一直線に音で混ざり合ってる感じ最高だった。
としむらさんのパーティーで見た時の直観通り、やっぱりすごい。

そこからさらにKΣITOさんのLive&DJ setというわがままオファー。
Gqomアプローチもしっかりありつつ、ちょっと変わったGqomやいつもと違うフィンガーアプローチと言いますか、、、
普段だとLiveはしっかり見せる聞かせるをちゃんと意識したショーケースの印象もありつつだったので、前半の流れるようなハイブリッドなセットはとても新鮮なのに自然というか、なんか言葉では表現しづらいのですが、、、
とにかく本当にあっという間に60分が過ぎていった印象でした。
跳ねるような不思議なGqomに合わさるパッドアプローチはいつもGqomzzilaを見た時に感じる圧倒さよりも、もっとAfrobeat的な自然さもあって本当に不思議だった。
後半グッとBPM上がってからの流れはマジでよりダンスに持ってかれる流れで最高すぎた!
これはマジでもっとみんなで見たかったな、、、
のと同時にダンスをテーマにしてない分いつもよりもさらに自由なアプローチが見れたのかなという気持ちもありました。
めちゃ贅沢な時間だったな、、、

そしてついにお呼びできたというKazuki Kogaさん。
Kogaさんを呼ぶにあたっては絶対にKΣITOさんと並んで欲しいと思ってたのでここの流れはかなりグッときました。
自作がっきにVJ、COREとPepelickはこれを見て育ったのかと思うと2人がいつも言っているリスペクトと憧れをやっと目の当たりにして実感できた嬉しさもありました。
下北沢LIVEHAUSの音響で存分に鳴らしてもらえるのも楽しみだったので本当に嬉しかった!
ノイズ的アプローチに確かに宿るダンスの意識はかなり新鮮でVJも相まってかなり入り込んでました。
ふと振り返ると音の質感はまるで岩!というよりかは岩肌を上るために突き刺す鉄具の音のような、果たして登っているのか砕いているのか、それでも力強く進んでいく展開はロッククライミングのあの感じを彷彿とさせていたのも納得でした。
俺も自作楽器ちょっと触りたかったな、、、笑

Kogaさん終わりのPepelickはマテリアル感ばっちりはめながらも優しいアプローチでスタート。
最後は押してしまって少し時間が短くなってしまったけど、しっかり内なるグルーヴを押し出して最後を飾ってくれました。
東京でもまだ早い時間ばっかだけど、やっぱり中盤以降でこそ映えるな〜と改めて思った。
今後は140,160帯でのパーティーにも呼びたい!
選曲感とかdagrassと本当に相性いいんじゃないのかなとも改めて思った、わからんけど、、、


振り返り全体としては、音の象徴、音を象る、意味付けるものとしての生活を全員が見事に自分の音、アプローチで空間に落とし込んでくれた回だったので、イベントが終わった瞬間についにテーマが裏付けられた気もして嬉しかったな、、、
集客はともわなかったけれど、このテーマを見ていてくれた人も多かったし、Gorgeに限らず音楽との距離感や生活との結びつきなんかも再認識していけるような空間としてまた続けたいと思った。
改めてだけどこのテーマは音楽があるだけじゃ成り立たない、生活があってのテーマ。
パンデミックも収束し、日々がとても早い速度で過ぎていく中でフロアのハイエネルギーにあっという間に持ってかれがちだったりするけど、自分と誰かと、身近な人でも隣の人でもそうじゃなくても、生活の中にある音楽、遊び、クラブやライブハウス、お酒も全部そう。
今一度実感していろんなことに気を向けれる準備をしていきたいですね。

そんな次回は内なるグルーヴを自然体のまま落とし込む日に。
3/27平日深夜ですがぜひお待ちしております。

下北沢LIVEHAUS コバチ

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