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僕にもできることがあるなら、日本の伝統芸能(文化)を守るための力になりたい。

人間には、存在している以上なにか「果たすべき役割」みたいなモノが潜在的にあって、それぞれに生きている「意味」があると僕は思っている。

その「果たすべき役割」ってのは義務じゃなくて潜在的なモノだから、どちらかと言うと「やらなきゃいけないコト」じゃなくて「やりたいコト」を意識した方が幸福を感じられるはず。

だけど、みんな一度は考えるだろう。

“自分が生きている理由はなんなのか?”

僕もよく考えるよ。そのために、過去を振り返ってみたり、タイムマシーンなんて無いのに未来を先読みしようとしたりね。

良い機会だから、僕も自分の頭のなかを言語化してみようと思う。

夢や目標や理想なんてのは口で言うのは簡単だが、実現するのは難しい。簡単にカタチにできちゃう夢なんて、その程度のモノだろう。だが「語っちゃいけない」なんてルール(法律)は、無い。

最近ぼくのことを知ってくれたり、仲良くなってくれた人たちは「自己紹介」だと思って付き合って頂きたい。

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【和楽器】
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小学生の頃に、地元(愛知県豊明市)のお祭りに母親と行って、そこで地域のアマチュア和太鼓チーム『桶狭間太鼓』の演奏があった。

そこで、母親が和太鼓に興味を持ったらしい。この時点で僕はまだ何とも思っていない。

後日、母親が同窓会で再会した友人が属している和太鼓チーム『氣楽』の練習に見学へ行くことに。
帰りにコンビニでアイスクリームを買って貰うために付き添った僕も、母親と一緒にこのチームに入ることになる。

名古屋周辺のお祭りのステージとか、成人式とか、色んな所で演奏した。

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【全国大会】
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中学の頃、母親の勧めで17年連続(現在は28年連続)で全国大会に出場している和太鼓部があると言う日本福祉大学付属高校のオープンキャンパスへ行くことに。

全国大会で演奏する和太鼓組曲『海嶺』を披露してくれた。大太鼓を始めとする締太鼓、桶桐太鼓、長桐太鼓…色んな種類の太鼓がズラリと並んでいて、迫力があって、まるでプロの演奏を観ているようで、よく分かんないけど一気に惹き付けられた。

とにかく、あの部活に入って、自分も「あの曲の一部になる!全国大会の舞台に立つ!」と言う思いで、必死に受験勉強をした。

そんな思いで、やっと入部した和太鼓部『楽鼓』。

漸く出場できた『全国高等学校総合文化祭』(郷土芸能部門)。仲間と力を合わせて、努力が実って「優良賞」(全国3位)を獲れた。

間違いなく、僕の人生の分岐点だった。

ま、これ以上語ると「いつまで過去の栄光にしがみついてんだ!」ってまた言われるからこの辺にしとくよ。

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【伝統芸能】
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少子化が進み日本の人口は減ってる。当然、僕らを育ててくれた「和太鼓部」も「全国大会」も数年後には(すぐにでは無いだろうけど)無くなっちゃうリスクがある。

そもそも(野球部やサッカー部と比べたら)只でさえ競技人口が少ないのに、更に減ってしまうのだから。

和太鼓だけでなく、歌舞伎や日本舞踊や落語や沖縄のエイサーにも言えることだろう。

未来、日本列島は地殻変動でユーラシア大陸から仲間外れにされちゃっただけの、人も文化も無い“タダの島”となってしまわないように、
おこがましいかもしれないが、これらの先人たちが築き上げた『伝統芸能』を経験し、沢山のモノを貰い、育てられてきた僕らには、その文化を、魅力を後世に伝えていく権利があるのではないか?

と、最近おもうようになった。

勿論、僕ひとりに大した力は無い。

だけど、できることがある。そう今は確信している。

日本の文化を守る力になりたい。

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